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紅梅湯 (千葉県船橋市南本町) [千葉県の銭湯]

 日曜日、山の日と言う祝日だそうです。先週末は旅行で寝だめが出来なかった分今日はヨレヨレで14時過ぎまで自宅で過ごしてやっと原付を起動、357号線で一気に浦安へ。ところが空が暗いなと思ったら浦安に入った途端に雨ですよ、目的地の浦安市役所に到着したら本降りになって郷土博物館の駐輪場へ急いで原付を乗り捨てて17時まで施設を見学。スマホの雨雲レーダーを見るとピンポイントで浦安周辺だけ雨が降った模様、お陰で外に出ると湿気が酷いですが気温は下がっています。

 357号線更に下って船橋へ、市街地と言う感じが全然しないのですが地図アプリで見ると近くに風呂屋がある。関係無いがアプリの地図の向きを自分でスワイプして変えればちゃんと使える事を発見、わかりやすいランドマークのある場所でその設定をすれば良いだけか。これ国道14号?と言うバス通りみたいな通りに出ると煙突を発見してそこが目的地。宮造りではない切妻屋根で正面に砂利敷きの駐車場が4台分あり、左端は駐輪スペースですが敢えてそこを外して脇の公道路肩に原付を寄せて停める。
P1010922_bb.jpg

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浦安市郷土博物館 (千葉県浦安市猫実) [郷土博物館]

 日曜日、前回浦安に行った際に公開時間終了後だったから前を通っただけの郷土博物館に行かなければ。例によって357号線を東へ飛ばす、浦安市に入ると空が真っ黒になってポツポツ来てすぐに土砂降り。市役所裏手の郷土博物館駐輪場に原付を突っ込んで入り口脇レストランの「すてんぱれ」に逃げ込む、盛夏なのでズブ濡れでもどうと言う事も無い恰好なのでそのままランチを済ませて小止みになったところで10メートル隣の郷土博物館入り口へ。郷土博物館は無料だったり有料だったりしますが浦安は無料。

 右手に総合受付がありお姉さんがパンフレットをくれたのでお勧めの見学順路を聞くと先ずは地下1階に降りて屋外展示から見ろと、エレベータがありますが階段で降りて外へ出ると折角冷房の効いた涼しい屋内で一息入れていたのがまた屋外でして湿気でメガネが曇る。と言うよりも雨がまだ降っているし、実は番傘を貸してくれたのですが気付かず進んでしまった。施設のコンセプトは東西線開通と埋め立て以前の漁村だった時代の浦安なのでそれを再現している、橋を渡ると砂利敷きの地面に民家が並ぶ。

 入って正面がたばこ屋でして中を覗くとたばこ屋と言うよりも雑貨屋、となりの船宿は中にリアルにスタッフなのか人がいて覗くと「何見ているのよ?」と言う反応が却ってリアル。とにかく雨が止まないので軒下を辿る様に進んで見学、豆腐屋は中で子供が昔の遊びを体験出来る施設らしい。一番奥に風呂屋が有るのですがこちらは復元家屋ではなくビル壁面に風呂屋の正面が貼り付けてあるだけ、宮造りではなく町屋造りの本体に千鳥破風の入り口を付けてある銭湯の態ですが入り口左右のタイルがありがちな雰囲気で良い感じ。
復元銭湯

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タグ:浦和
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神明湯 (東大和市新堀) [東京都多摩地区の銭湯]

 土曜日、連日の猛暑でプールも水がぬるい。早く風呂に入ってさっぱりしたいな思いつつも目指すは東大和市です、そんな遠方なんてと思っていましたが先日行った小平市にある栄湯の西側1キロくらいなので栄湯+5分位かな迷う時間入れても。なので栄湯往復のルートを参考に東八道路小金井街道青梅街道から府中街道へ、栄湯の近くに拘って西武国分寺線の小川駅近くを通過しましたが帰りの感じでは八坂駅近く緑風荘病院前の江戸街道から行った方がわかりやすかったかなと。団地の向かいに光商店街と言う買い物商店街ではなく飲み屋街がありその一番奥に目的地の神明湯。
光商店街
 油井型の煙突にサウナ露天風呂とあるね、幅員の狭い商店街奥なので全体が解りづらいのですが木造銭湯をフロント改造したのかね?正面に並んだ自転車の隙間に原付を停めて左手の入り口へ、ポスターを見るに日替わりで入替制だとか。下足入れに雪駄をしまい自動ドアを抜けて入場、右手フロントの女将さんに回数券と下足の札に追金200円を払いつつサウナもと言うとバスタオルとサウナキーを貸してくれる。

 左手と言うか手前渚の湯が本日の男湯で奥茜の湯は女湯、脱衣場は高天井の東京式ですが格天井ではないね。先客が冷やしシャンプーが気持ち良いと連呼しているので備え置きはそのタイプか、外壁側のロッカーに荷物を入れてロッカー左手のトイレへ入ると奥行きのある個室に洋式便器一つ。

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田沼意次―「商業革命」と江戸城政治家 [読書感想文]

 何この副読本。

田沼意次―「商業革命」と江戸城政治家 (日本史リブレット人)

田沼意次―「商業革命」と江戸城政治家 (日本史リブレット人)

  • 作者: 深谷 克己
  • 出版社/メーカー: 山川出版社
  • 発売日: 2010/12/01
  • メディア: 単行本

 ここしばらく田沼意次がマイブームでして、広瀬仁紀の「田沼意次」だの山本周五郎の「栄華物語」を読んだり。栄華物語は何処が田沼意次やねん!?と言う内容でラストの心中前で挫折してしまったけれども。フィクションではなくちゃんとした研究本を読もうかなと思いネットで注文したら高校の歴史教科書でお馴染みな山川出版社の参考書的な本が来て、本当に内容は正統派田沼意次研究本を読んでいるという前提の副読本だった。ですので例えばこの辺りを先に読んでおいた方が良いのだろうけれども、決して安くもない単行本なので図書館で借りた方が良いのだろうかね?

田沼意次:御不審を蒙ること、身に覚えなし (ミネルヴァ日本評伝選)

田沼意次:御不審を蒙ること、身に覚えなし (ミネルヴァ日本評伝選)

  • 作者: 藤田 覚
  • 出版社/メーカー: ミネルヴァ書房
  • 発売日: 2007/07/10
  • メディア: 単行本
 そうは言っても買った本書は読むしかない、冒頭に所謂「田沼時代」から想起されるイメージの変遷に触れた後に失脚後に田沼意次が何をしたか?を祈祷の上奏文や大名としての家訓制作、それと領地の遠州相良城築城と言う田沼意次研究本ではあまり触れない部分に注力して最後に田沼時代の産業について触れている流れ。小説と古典的な賄賂政治家と言う評判に昨今の開明的政治家と言う知識だけでも話にはついていけるのですがちゃんと知識がある方が良いに決まっているので藤田覚氏の本を先に読むべきかなと。

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いやさか湯 (横浜市鶴見区馬場) [神奈川県横浜市の銭湯]

 日曜日、泊りがけで出かけていましたが17時に帰宅。滞在先のホテル大浴場にサウナがあったので朝サウナとシャレ込んでいたのですが流石に夕方には全身ベタベタです。近場のサウナでスッキリしたいなと言う事で鶴見の水道道路沿いの喜久の湯はどうだろう?と検索してみると屋号がいやさか湯に変わっている。コレは行って確かめなければと言う事で原付を起動、第二京浜を下って水道道路の陸橋下をくぐった先で左折してその水道道路に入りしばらく進むと右手一本裏の道に赤く「ゆ」の看板があるビルを発見。
ネオンが目印
 「ゆ」の文字を目印に裏手に入ると第一みゆき商店街があり中心にいやさか湯、13台分だと言う駐車場は建物正面と右手側で日曜18時前はほぼ満車。裏手に廻ると駐車場側壁面にステンレス製の煙突と裏手は目隠しのある浴槽、そう言えば水風呂と露天浴槽が裏手にあったか。改めて正面に戻り入り口へ、女湯のサウナは平日無料だそう。深大寺そばが横浜市鶴見区なのにウリで食事だけで来店しても良いらしい、入って左手の下足入れに雪駄をしまい右手階段で2階へ、エレベータもあるので歩きたくない向きにも安心。2階に上がると広いロビーで奥には厨房と食堂もあり、入って右手にある券売機で470円の入浴券と百円のサウナ券を購入して左手対面にあるフロントへ、下足の札と交換に鍵型のサウナキーを貸してくれる。

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種の起源 [読書感想文]

 苦節四か月

種の起源(上) (光文社古典新訳文庫)

種の起源(上) (光文社古典新訳文庫)

  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2009/09/20
  • メディア: Kindle版
種の起源〈下〉 (光文社古典新訳文庫)

種の起源〈下〉 (光文社古典新訳文庫)

  • 作者: チャールズ ダーウィン
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2009/12/20
  • メディア: 文庫

 上下各400ページ以上ある上に古典の翻訳物独特の調子なので1度読んでも内容が頭に入って来ず2回転、すっかり読書は電車の中でするものに成り下がった生活習慣が原因で800ページ2回転には3か月以上かかったという。そこまで難解と言う事は無いのですが、もうすっかり加齢で頭が駄目になってしまったと言う事で。

 かの有名なダーウィンの進化論の本です、の筈なのですが本書には「進化論(evolution)」と言う単語が登場しない。と言うのはダーウィン監修で第六版まで重ねた種の起源の初版本の翻訳だそうな、どうも日本語版の翻訳は判で押したように皆初版本だとか。「進化論」は第六版で改定された際に初めて挿入された言葉でして、同じく有名な「適者生存」と言う言葉も第五版で書き加えられた概念だそうで。すると「ダーウィン・エコノミー」で提起されたアダム・スミスよりもチャールズ・ダーウィンの方が経済学者として優れていると言う話には恐らく初版の本書を読んでもたどり着く事が出来ないのだなとガックリ。

 本書の正しい読み進め方は思うに、先ずは上巻巻末の「本書を読むために」を読んでから上巻の「訳者まえがき」を読んでやっと上巻の本編を読み、下巻は「下巻のための訳者まえがき」を読んでから下巻の本編を読み最後に「解説」を読んで〆に「訳者あとがき」と言う順序が良いかなと。この順序ですとダーウィンの年譜を先ず頭に入れてから本編に入っていく事が出来ます。そして訳者あとがきで翻訳者が学生時代に弱肉強食や優勝劣敗を憎み平和共存を貴ぶ今西進化論と言う思想が当時の文化人間で大流行していた、なんて話を読んで一昔前の日本論壇が創造説が主流だったダーウィンの時代と同じで笑う笑えない。そう言えばソ連崩壊の時に左派の人がダーウィンの進化論だったとやたら言っていたのが今にして思えば今西進化論とやらの負けが明らかになった時だったのだろうか?

 そしてやはり岩波文庫版についてはリスペクトをしつつも読みにくいと切って捨てているのがなるほどなと。これは私の経験でもあるのですが、岩波文庫と言う奴は巻末に「読書子に寄す」なんて一文があるくせに凡そ一般向けと呼べない翻訳物があるのですよね。最初から外国語学習者向けの副読本と言う体裁で翻訳してあり日本語が崩壊していて意味不明なのも中には有ると言う、そりゃ出来たら原書で読んでみたいですがそんな時間もヒマも無いから翻訳本を読むのに殺生なと毎度思います。

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