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永楽湯 (横浜市南区永楽町) [神奈川県横浜市の銭湯]

 日曜日は横浜の日本郵船歴史博物館へ、この界隈コンパクトに資料館が固まっているのでハシゴしようと思ったら展示が濃くてそうはいかず。横浜開港資料館と不審船は見る事が出来ると踏んでいたのですがとてもじゃないけど無理、対岸に不審な双胴船を見かけたので近付いて写真を撮りましたがテクノスーパーライナーって奴?

 それよりも風呂、横浜の浴場組合作成の銭湯マップは何度も言うけど本当に壊滅的に使い辛いので当て推量で現地と思しい場所に移動してからスマホ地図で場所を詰めるけど、日ノ出町から伊勢佐木長者町に出て大通り公園を抜けて永楽町に入ってから右に進むのか左に進むのかがスマホ地図だと逆に行っちゃうのよね。何とか正面へ、中央分離帯にグリーンベルトのある通り沿いで油井型の煙突は突端に丸い手すりがあるとても珍しい形でマリンタワーみたいだ。
見た事の無い煙突
 隣の工事現場前に原付を停める、トタン葺き切妻屋根の木造銭湯で正面はタイル壁、入り口上にタイルで永楽湯と言う店名のタイル表示もあり。広い玄関部分は傘ロッカーが左右に有り下足入れは左右と中央にも有り、後付けゴムマット式の自動ドアを抜けて入場、低い位置の番台にいる女将さんに470円と100円のサウナ代を支払う。低いので女湯側はパーティションしか見えない、こう言う案板に配慮してくれた方が男も楽だわ。


 広大な脱衣場は折り上げ格天井で5つの梅紋型に電球を配置した照明器具がオシャレ、ロッカーは島と道路側と外壁側にあり道路側に荷物を入れると前の客が下足ロッカーの鍵を入れっぱなしにしていたりで何だかな。トイレは道路側ロッカーの間に扉があり何と入ると2段ある和式、藍色のタイルと水色の便器が結構汚れていましたが最近は座りションがクセになってきたのでしゃがんで用を足す。
格天井が見える
 浴室へ、島カラン2列でカランは外壁側から6-6-6-5-5で外壁側カランにはシャワー無し、外壁側手前に1と仕切り側手前に2つ立ちシャワー。脱衣場のサウナ前にお風呂セットを放置してサウナへ、2段式で詰めれば8名入るかな?室温85度で脱衣場外壁側窓の外側に普通の時計と番台側にも窓、窓越しに脱衣場テレビのちびまる子ちゃんを見る感じで座面にはサウナマットが敷いてありませんが常連が水を撒いたりはしない。

 それほど熱くも無いので上段に陣取ると18時過ぎはピークタイムなのか相客が5名ほど、10分粘って出て仕切り側手前の水風呂に置いてあるケロリン桶で水を汲んで浴びて水風呂に入るとまあ冷たい事!横浜なら戸部駅前の記念湯で水風呂が冷た過ぎてビックリした事がありますがその時以来の水温計14度は本当にそうじゃないかな?正方形で浅い浴槽は10秒ほどで全身が痺れて痛くなってくるので飛び出る。その後も8分6分と3往復、水風呂が途轍もなく冷たいので代謝が上がると言うか心臓に悪いと言うか。

 水風呂の奥仕切り沿い浴槽が良く見たら黒湯だった、人気が無いので熱いのかと思いきや適温で脱衣場寄り水風呂の隣が広い浅槽で奥側が気持ち熱い深槽。深い方は中に段が有るのでそこに寄りかかって堪能、透明度は5センチチョイはあるので真っ黒でもないですがやっぱり黒湯は良いねえ。

 上がって島カランに陣取る、腰掛と桶を放置して上がる客もいればそれを片付ける常連もいるか。カランは日の丸扇刻印のボタン式で古い施設だけに鏡が曇っているね、シャンプー類の備え置きは無いので持参した物を使う。奥側浴槽は白湯で外壁側が広大なバイブラの浅槽、ステンレス製の枠とバイブラ発生装置の位置がずれているのが居心地悪い。仕切り側が浅い円形浴槽で4点のジェットでお湯がグルグル廻る、でも黒湯銭湯に来たのだからやっぱり黒湯だよ。壁面はコミカ風呂の様な白いテラコッタタイルで湯気抜き窓のある高天井はV字型で仕切り部分に湯気を落とすようになっている、黒湯を堪能して立ちシャワーを浴びて上がる。

 テレビはサザエさんになっていたのでそう言う時間ですが相変わらず10名前後のお客がいる状態で老人ばかりでもなくそこそこ若い人もいる、テレビ裏の浴室との仕切りが鏡なので脱衣場から浴室の様子があまり分らない。帰りは16号線の道路案内に従い関内方向に進んだけど往路同様に日ノ出町廻りの方が早かったです、伊勢佐木町モールからすぐの場所にこんなに良い黒湯銭湯が有るのは知りませんでした。
正面全景

永楽湯
http://www.tubokawa.co.jp/
https://k-o-i.jp/koten/eirakuyu/
http://furoyanoentotsu.com/eirakuyusumidayu.html


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コメント 4

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3回目の訪問で足が痺れるほどキンキンに冷えていているここの水風呂に気持ちよく入る方法を発見しました。
キーワードは「頭寒足熱」で、上半身から足にかけて普通に水浴びした後、浴槽には足だけ外に出して浸かると頭は冷えて来て足は痺れず、意外と気持ちよく入れました。
by お名前(必須) (2022-01-09 15:14) 

furitann

昨年夏のリニューアル後に行かれたのですね。確かに足がしびれますよね。昨今のサウナブームで水風呂の水温が10度前後の施設が増えてしまい、都内より冷たい横浜銭湯なんて言えなくなってしまいました。
by furitann (2022-01-20 09:01) 

お名前(必須)

昨日横浜のイベント帰りに立ち寄ったのですが、ポンプの故障とかで黒湯ではなく薬湯になっていました。祝日なのに客は少なく、しかもサウナ客ばかり。このままだと閉店するのではないかと少し心配になりました。
by お名前(必須) (2022-05-04 16:03) 

furitann

あの真っ黒な黒湯に入れないのは残念ですね。サウナはブームなのでそれで儲かっているとは思います
by furitann (2022-05-05 09:11) 

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