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高砂湯 (立川市柴崎町) [東京都多摩地区の銭湯]

 土曜日、先週に昭島市の三光湯に入る事が出来たので日の入りの遅い6月7月に集中して我が家から遠い立川周辺の風呂屋に廻ってやろうと思い立ち今週もそちらへ。旧甲州街道から武蔵境通りに出てから東八道路へ、先週の帰路で使ったら大層便利だったので今後は積極的に使うつもり。終点?で右折して国立に出てから立川へ、南口駅前を背にしてモノレール立川南駅下付近で右折して公証役場前交差点の先ね。
すずらん灯
 一本裏手の角ですが表通り同様に「日活大通り商店街」のすずらん灯がある、角部分とコインランドリー前に合計5台分の駐車スペースがありますが満車、コインランドリー前に原付が停めてあったのでその隣に駐輪。ビル銭湯なのですが浴場+居住スペースのみ、正面には千鳥破風のあるフロント部分と裏手には切妻屋根の浴室部分があり、脱衣場部分の上階が自宅なのだろうか?油井型の煙突はパイプカットされている様で先端部が開いているからガス用として現役かも。
煙突
 「コミカ風呂」看板と飲酒お断りの貼り紙がある右手の下足入れに雪駄をしまいロビーへ入場、コンパクトながらテレビにソファに飲料の販売と充実。公道に背を向ける形でフロントに陣取るご主人に回数券を渡しつつ「サウナも」と言うと現金なら800円のところ差額360円ですと言う話なので回数券は440円換算か、リストバンドにバスタオルと手拭いを貸してくれる。サウナ関係なく下足の札と交換にロッカーキーをくれるのはターミナル駅の駅前銭湯ならでは。

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松の湯 (世田谷区奥沢) [東京都世田谷区の銭湯]

 世田谷区奥沢の松の湯、休業から営業再開した後も早終いしたり臨時休業して全然行く事が出来ませんでしたが木曜日にやっと入って来ました。過去に何度も入っていた風呂屋がやったりやらなくなるのも何とも不便な話です、正面の道は細いので原付を停めたら迷惑かなと思案していたら松の湯向かいの熱帯魚店ご主人から向かいに停めても構わないと声掛けをしてもらいご厚意に甘えて駐輪。
煙突
 社殿造りではない切妻屋根の銭湯でして入り口正面に福助のタイルがお出迎え、屋根越しに見える油井型の煙突からは煙が上がっているので沸かしている最中か。写真を撮っていると下足ロッカー前に蚊が何匹も飛び回っているのには閉口しつつ素早く雪駄を仕舞い自動ドアを抜けて入場、外は日が暮れて気温が下がっているのに内部は日中の熱気が篭って蒸し暑いわ。
福助
 フロアの高さにある番台のご主人に回数券を渡して入場、外壁側と島のロッカーに鍵が一つも付いておらずそう言えば下足ロッカーと脱衣ロッカーの鍵が同じだと言うココ以外で見た事が無いシステムだったのを思い出すのに時間がかかりました。トイレは前庭に出た外側で濡れ縁の板が幾つか外れていて危ない、休業期間が長いせいかしっかりと掃除がしてある段のある和式便器でスリッパが無いのですがタイルは汚れて無いので裸足で座りション。

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タグ:番台 奥沢
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日本敵討ち異相 [読書感想文]

 初長谷川伸

日本敵討ち異相 (中公文庫 A 27)

日本敵討ち異相 (中公文庫 A 27)

  • 作者: 長谷川 伸
  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • 発売日: 1974/05/10
  • メディア: 文庫

 長谷川伸氏は往年の時代小説の大家だそうですが今では全く馴染みが無かったところ、昨年村上元三氏の「六本木随筆」を読んだ際に長谷川伸リスペクトが凄かったのでどんな作品だろうか?とやや興味を持って、更に西浅草の池波正太郎文庫を見学に行ったらやはり長谷川伸氏が師匠筋であるとかなんとかあったので一丁読んでみようかな?と、思ったのですが大衆小説家と言われるだけあって今となってはあまり流通しておらず出会いが無かったです。それでも月に一度行く吉祥寺の古本屋でやっと本書を発見して購入した次第。

六本木随筆 (中公文庫 A 83-6)

六本木随筆 (中公文庫 A 83-6)

  • 作者: 村上 元三
  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • 発売日: 1980/03/10
  • メディア: 文庫

 因みに村上元三氏は直木賞作家なんですが時代考証家でもあったそうで、六本木随筆も時代考証の話が中心だったなと。古地図や当時の図誌その他大量に文献を収集した上に現地を旅行し取材を重ねてやっと時代小説を書く事が出来ると言う大変な有様なんですが、その村上元三氏の師匠筋の方なので更に資料収集を重ねて敵討ち370件の内13篇が本書に収録されていると言う。何故370件が13篇にしかならなかったか?と言うのは本書巻末の解説で語られているので是非読んでください。

 その370件もの記録と言うのは本書を読んだ印象では、そもそも敵討ちと言うのは殺人なのでただ闇雲に仇討をしてしまうと当時の刑法犯として処罰されてしまうのだなと。なので所轄の役所(現代の様な中央集権国家ではないのでそれぞれの領地を治める藩の代官所など)に所定の書類を提出して、殺害する相手が間違いなく敵であると言う証拠固めまでする必要が有るのだなと。雄山閣の「捕物の歴史」と言うのを読んだ事がありますが、そちらは警察機構の話が中心でしたが本書は裁判の記録風です。

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富士の湯  (葛飾区亀有) [東京都葛飾区の銭湯]

 水元公園の葛飾区菖蒲まつりを見に行った帰りに亀有の富士の湯へ、水戸街道の上り車線から環七交差点を右折してすぐ左折後は地番を辿って進むと公園の真向かいに目的地発見。二階建てのシンプルな躯体で風呂屋とコインランドリーの間には釜めし家のテナントまで入っているのでビル銭湯かなと思いきや裏手に煙突が見える。
煙突
 裏手に廻ると団地があり、先端部を軽量化した煙突発見。その脇に切妻屋根の浴室部分が良く見えたのでコレは恐らくビル銭湯ではなく通常の木造銭湯ですね、廃材がキレイに積み上げてあるので煙突も現役かな。改めて正面に廻ると向かって左隣の蕎麦屋も富士乃家、右隣に焼き鳥屋があり風呂屋を中心としたミニ商店街があるのも風呂屋のお約束。
浴室の屋根が見える
 2階建ての建物はフロント改造時に作ったのだろうか?右手の下足入れに雪駄を仕舞い広いロビーへ、テレビとソファと言う定番レイアウトに何故か大きな水槽が中央に3つ並んで壁際に小さい水槽がありメダカを種類別に飼育中。フロントの女将さんに回数券を渡してサウナもと言うと200円でバスタオルを貸してくれます、下足の札は預からない。

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三光湯 (昭島市東町) [東京都多摩地区の銭湯]

 土曜日、一年で一番日の入りが遅い時分なのでちょっと遠征しようかな?先週に行った府中の桜湯から国分寺街道を北上すると国分寺が近いのが分かったので国分寺駅北口の孫の湯を目指すも何と本日は臨時休業。木曜日の松の湯と同じ変な流れになっているかも、南口に戻って桃の湯でも良かったのですがどうせなら立川方向に行ってみようか。

 連雀通りから国立に出て立川駅南口へ、この界隈は地元でもないのに仕事で良く来るから何となく勝手がわかると言う。多摩モノレールの立川南駅下で右折してひたすら西へ、青梅線沿線は流石に土地勘が無いので道が正しいのか不安になりつつも進むと右手に煙突発見。右折して正面へ、右手に駐車場がありますが自転車は入り口前に停めているので原付は路肩に停める。
煙突
 フロント改造ながらも千鳥破風のある社殿造りの銭湯です、雲形の珍しい懸魚の裏手壁面に見事な鏝絵がありますね。逆巻く水面に低く垂れこめた黒雲から赤い腹の龍が姿を現すと言う格好良い絵でして日の当たる下半分が退色して白くなっていますがまだ充分に迫力があります。

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