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永楽湯 (横浜市南区永楽町) [神奈川県横浜市の銭湯]

 日曜日は横浜の日本郵船歴史博物館へ、この界隈コンパクトに資料館が固まっているのでハシゴしようと思ったら展示が濃くてそうはいかず。横浜開港資料館と不審船は見る事が出来ると踏んでいたのですがとてもじゃないけど無理、対岸に不審な双胴船を見かけたので近付いて写真を撮りましたがテクノスーパーライナーって奴?

 それよりも風呂、横浜の浴場組合作成の銭湯マップは何度も言うけど本当に壊滅的に使い辛いので当て推量で現地と思しい場所に移動してからスマホ地図で場所を詰めるけど、日ノ出町から伊勢佐木長者町に出て大通り公園を抜けて永楽町に入ってから右に進むのか左に進むのかがスマホ地図だと逆に行っちゃうのよね。何とか正面へ、中央分離帯にグリーンベルトのある通り沿いで油井型の煙突は突端に丸い手すりがあるとても珍しい形でマリンタワーみたいだ。
見た事の無い煙突
 隣の工事現場前に原付を停める、トタン葺き切妻屋根の木造銭湯で正面はタイル壁、入り口上にタイルで永楽湯と言う店名のタイル表示もあり。広い玄関部分は傘ロッカーが左右に有り下足入れは左右と中央にも有り、後付けゴムマット式の自動ドアを抜けて入場、低い位置の番台にいる女将さんに470円と100円のサウナ代を支払う。低いので女湯側はパーティションしか見えない、こう言う案板に配慮してくれた方が男も楽だわ。

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日本郵船歴史博物館 (神奈川県横浜市中区海岸通) [郷土博物館]

 さて日曜日は日本郵船歴史博物館へ、神奈川県警の並びの洒落たビル。入ると中央に受付があり入館料400円を払い入場、その際に氷川丸とセット入場券500円を勧められましたが恐らく朝一番にでも来ないととてもじゃないが双方廻るのは不可能なので博物館オンリーで。展示は9つのエリアに別れていて最初はいきなり岩崎彌太郎の写真が有ったりスリーダイヤモンドのマーク(初期のは正直三ツ矢サイダーぽい)入りの鋳鉄製天水桶が飾ってあったりする。

 何かと思えば蓋の部分に後年内田百閒が寄せた「賛」が刻んであり何故内田百閒?と言うのは「東京焼盡」にあった通り戦前から戦中にかけて日本郵船の社員だったそうで、東京焼盡を読んでも会社で何の仕事をしていたのかサッパリ分らなかったのですがコチラの展示によると会社の文書校正をしていたそうで。在職中は文章を書く事は基本無かったのにこの賛の文だけはやったとか何とか、ジックリと読みましたが特段凄い事が書いてあるでもない。天水桶の向かいには岩崎彌太郎が記した宴会心得なんぞもあり、私は三菱と少々の縁もあり内田百閒も読んだばかりだったので楽しめました。

 展示2には三菱会社のライバルである半官半民の共同運輸会社の誕生秘話が、飛鳥山の渋沢史料館も行ったし澁澤栄一の本も何冊か読んでいるのでこれまた興味深い。三菱と共同運輸が合併して日本郵船会社が誕生、国内航路は鉄道網の発展により先が無くなりましたと言うのは利根川系の関宿城大利根分館で東京から利根川水系を廻る高速船通運丸の隆盛で見たばっかりだわ。
正面

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