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かしこ 一葉―『通俗書簡文』を読む [読書感想文]

 読了まで苦節半年くらい。

かしこ 一葉―『通俗書簡文』を読む

かしこ 一葉―『通俗書簡文』を読む

  • 作者: 森 まゆみ
  • 出版社/メーカー: 筑摩書房
  • 発売日: 2020/04/25
  • メディア: 単行本

 一葉記念館に行ったら生前に唯一刊行されたのが「通俗書簡文」とありその複製本を展示してあったのです、一葉記念館は展示物が複製品ばかりなのですが区立なのでそんなに予算はかけられないだろうね。それをいかで見ばやと検索したら本書がヒットしたので注文した次第、しかし全体の五分の三だけ収録しましたとあり少々ガッカリ。

 それは巻末に説明がしてありました。通俗書簡文は単行本ではなく博文館の日用百科全書と言うシリーズの内手紙の書き方が通俗書簡文だったとか、本当の実用書なので一冊丸々一葉が書いたのではなく男性著者の筆になる部分もあるとか。更に本書の筆者である森まゆみ氏が現代人には理解し辛い状況設定は省いたともあります、旦那が人力車で移動中に暴漢に狙撃されて負傷したなんてのは恐らく一生無縁な気がしますがシチュエーションは理解できるか。

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富士見湯 (品川区東中延) [東京都品川区の銭湯]

 土曜日、コロナ鎮静化の為にも外出は自粛せねばと思っているのに自動車屋が法定点検に持って来いと。このご時世法定なる物は何でも期限延長されるのですが外出の言い訳にはなるかなと、ナビデータ更新までしたので2時間ほどショウルームで待機してその間に溜まっていた業界紙などを読んでいました。今時の車は工場に持ち込むとソフトウェアがアップデートされるので帰りに調子が良くなっていると言う。

 外に出たので帰り道にどっか風呂に寄ろう、今時銭湯訪問なんて非国民ですが車移動ですから良いよね。しかしディーラーから自宅の間に昔なら銭湯が何軒も有ったのが廃業して全然無いな、今は感染予防のためにサウナ営業していない所が多いので風呂だけの施設でと考えるとちょっと寄り道して富士見湯に行こうかなと。第二京浜から26号線に入ってすぐ左折するとあるビル銭湯、来客用駐車場はあるのですがバックで奥まで突っ込む気力が無く向かいのコイン駐車場に停めてしまった。
奥が駐車場
 板戸が閉ざされて営業しているの?と言う佇まいなのは暖簾が出ていないから、入り口から中がうかがい知ることが出来ないので閉まっていると何か封鎖されている風で入り辛いです。裏手に廻るとステンレス製煙突があって前回2013年訪問と特に変わった様子もない、賃貸部分にオートロックが追加されたか。正面に戻り自動ドアの木戸を開けるとロビー、右手のクマノミ水槽奥にベンチがあり左手下足入れに雪駄を仕舞い奥のフロントへ。券売機がありますがビニールカーテンで飛沫を防ぎゴム手袋と完全武装な女将さんに回数券を渡して右手の男湯へ。

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ふれあいの湯 (港区芝) [東京都港区の銭湯]

 日曜日、引き続き外出の自粛要請が出ておりますが散歩する人や商店街の賑わいっぷりはそうでもない。完全に外出自粛すると日本の小売業や飲食店が壊滅してしまうけど。私も午前中に食料品の買い出しにアクアラインを渡って君津へ、千葉の人はマスクをしておらず東京や横浜から来た人ばかりが使用しているという。この場合は感染すると言うより感染させるリスクを軽減させる為のマスク着用か、いや自分がウイルスばら撒くリスクも有るからの外出自粛なんだけどね。

 帰宅後は昼寝か読書をしようと思っていたのに窓やコンロ周りの掃除で終わってしまった、では風呂に出掛けてまた引き籠ろう。風呂屋もこんなご時世で開けても客が来ないらしく休業している店も多いのでこの寒空に出掛けて臨時休業ならばダメージも大きいと言う事で確実に営業している公営の風呂屋に行こうと言う事で港区のふれあいの湯へ、前回が2007年の夏でしたのでほぼ13年ぶりだわ。
ビル銭湯
 濃厚接触を避けるべく、と言うより普段通りに原付で出掛けて第一京浜を北上して浜松町手前の首都高々架手前で左折して少し進むとJAFのビル左隣に目的地。5階建ての小さいビルでして、入浴施設として建設したと言うよりもバブル崩壊で借金のカタに区が手に入れた雑居ビルを風呂屋に改造して活用している風。裏手は高層道下の川で渋谷川?将監橋のたもとにあります。

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タグ:浜松町
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