ふれあいの湯 （港区芝）

　日曜日、引き続き外出の自粛要請が出ておりますが散歩する人や商店街の賑わいっぷりはそうでもない。完全に外出自粛すると日本の小売業や飲食店が壊滅してしまうけど。私も午前中に食料品の買い出しにアクアラインを渡って君津へ、千葉の人はマスクをしておらず東京や横浜から来た人ばかりが使用しているという。この場合は感染すると言うより感染させるリスクを軽減させる為のマスク着用か、いや自分がウイルスばら撒くリスクも有るからの外出自粛なんだけどね。

　帰宅後は昼寝か読書をしようと思っていたのに窓やコンロ周りの掃除で終わってしまった、では風呂に出掛けてまた引き籠ろう。風呂屋もこんなご時世で開けても客が来ないらしく休業している店も多いのでこの寒空に出掛けて臨時休業ならばダメージも大きいと言う事で確実に営業している公営の風呂屋に行こうと言う事で港区のふれあいの湯へ、前回が２００７年の夏でしたのでほぼ１３年ぶりだわ。

　濃厚接触を避けるべく、と言うより普段通りに原付で出掛けて第一京浜を北上して浜松町手前の首都高々架手前で左折して少し進むとＪＡＦのビル左隣に目的地。５階建ての小さいビルでして、入浴施設として建設したと言うよりもバブル崩壊で借金のカタに区が手に入れた雑居ビルを風呂屋に改造して活用している風。裏手は高層道下の川で渋谷川？将監橋のたもとにあります。

　そのビル脇に原付を停めて正面へ、入り口上には瓦を並べて気持ち木造銭湯風に。暖簾が下がっているので風呂屋とわかるレベルだな、右手には「ＭｉｎａｔｏＢｒａｎｃｈ　ＢａｔｈＨｏｕｓｅ」と言うオシャレなＴシャツの柄みたいなイラストが飾ってある。自動ドアを抜けると左手に券売機があり雪駄を脱いで公道側の下足入れに仕舞い対面のフロントに回数券を渡す、奥に入ると公道側にエレベータがありその対面に板張りの階段が有り雰囲気は銀座湯に近いかな。

　折角なので階段で上がってみる、２階はピンクの暖簾が下がった女湯で３階が紺色の暖簾の男湯、４階に上がって見るとやや殺風景な休憩所でテレビとベンチしかない。男湯の脱衣場に戻る、ガラスタイルの目隠しの奥にロッカーが並ぶ。壁面にドライヤーや鏡に体重計があり、トイレは奥側扉の奥でレイアウト上かなり窮屈なのはＴＯＴＯの節水タイプの洋式便器に交換したからだろうか？ウォシュレットまで付いているのですけれども。

　浴室へ、公道側にシャンプー類の備え置きを置いてある場所があるのでそちらへ持参したお風呂セットを置く、カランは脱衣場側に３と外壁側に４、外壁側公道寄りに立ちシャワー１ありますがパーティションは無いので利用者は公道寄りに立って他のお客に迷惑をかけない暗黙の了解がある様子。全身をしっかりと流して奥の浴槽へ、と言っても外壁側に２点ジェットが１つあるだけの浅槽１つだけで駅前ビジネスホテルの大浴場みたい。

　ジェットは奥側に２つ並べた方が良かったんじゃないかな？と思いつつ背中に受ける、と言うのも公道に向けて足を伸ばした方が大勢入れるんじゃないかなと。そう思いつつ浅くてぬるめな浴槽なのでジェットを延々と背中に受けて温まり上がって体を洗う、カランはＴＯＴＯのスーパー銭湯タイプ。カランが７つしかないので譲り合って使えと書いてあったのでお風呂セットは窓際に置いて場所取りはせず使う際に無地のケロリン桶と腰掛を持っていく。またもや２点ジェットへ、壁画と言うか浴槽奥の壁にはちょっとパステル調なレインボーブリッジ。

　お湯がぬるいのでジェットの力で温まってから立ちシャワーを浴びて上がる、相客は途切れる事無く常時数名で近隣の常連さんとランステ利用の人かな。脱衣場の床に陰毛が大量に落ちているしデジタル体重計に乗ってさっと出る。翌々日に緊急事態宣言が出たので当分銭湯訪問なぞ出来ませんよ、あくまでも自粛要請ですが同調圧力を重んじる正義の味方が跋扈しだしたので出歩かないのが社会的に安全です。


ふれあいの湯
https://www.city.minato.tokyo.jp/shisetsu/sonota/koshuyokujo/01.html
http://www.1010.or.jp/map/item/item-cnt-110
http://www.kt.rim.or.jp/~tsukasa/sento/Diary/tokyo/minato/fureai.htm
http://furoyanoentotsu.com/fureainoyu20090204.html　

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