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藤ランド (北区東十条) [東京都北区の銭湯]

 台風一過の日曜日、我が家周辺は落ち葉や枝で道路が覆い尽されている。台風15号で罹災した外房在住の友人による示唆で風呂桶に溜めた水で洗濯をして窓を雑巾で拭いてから土曜日から日曜日正午まで臨時休業だった世田谷区の大蔵プールに行ったら凄く混んでいた、その後予定が有ったので普段よりも短めで泳いで出る。用事を済ませてから環八外回り途中から北本通りをぐるっと環七まで、東十条へはどうやって行くのか?と言うと右折ですね、左折したら西新井へ行ってしまう。

 環八を小豆沢で中山道に右折して環七に行くのがベストだったのですがちょっと行かないとすぐに忘れてしまうね、北本通りから環七に右折したら西日が直撃でほとんど見えないのですが何とか怪しい記憶を頼りに東十条駅方向へ。駅を通り過ぎると「保健所通り」と言うすずらん灯がありステンレス製の煙突を発見、煙突の下にコインランドリーがあり超大型のガスメーターと水タンクがあるから風呂屋で間違いないね。裏道は一方通行路なのでぐるっと大回りして正面へ。
すずらん灯
 ビル銭湯でして上2・3階は賃貸マンションかな?右端が自家用車の駐車場で左側が来客用駐車場、入り口左右には何となく駐輪しているので自転車を動かせばもう1台は停まる、そこまでするなら右側並びにコイン駐車場があるのでそちらに停めれば良いのだけれども。駐輪スペースに原付を停めて正面の入り口へ、下足ロッカーに雪駄をしまい左手の自動ドアを抜けて駐車場から見えた細長いロビーへ。テレビでは台風19号の被害をやっていて、今朝から全然ニュースを観ていなかったので改めて被害の大きさに愕然とする。

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軍国昭和 東京庶民の楽しみ [読書感想文]

 台風19号のお陰で自宅軟禁状態、お陰で読みかけの本の消化が捗ります。

軍国昭和 東京庶民の楽しみ

軍国昭和 東京庶民の楽しみ

  • 作者: 青木 宏一郎
  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • 発売日: 2008/05/01
  • メディア: 単行本

 巻末の「戦時下とはいえ庶民の花見や花火まで禁止したのは誰だったのだろうか。」と言う問題提起は本書の体裁がそのまま答えになっています、古書店で見つけて買い求めた1冊ですが、実は江戸時代・明治時代・大正時代の庶民の娯楽研究本の続きだった。昭和なので新聞の縮小版が今でも閲覧できるから昭和元年から昭和20年8月14日までの新聞から市民のレジャーに関するものを抜き出して、それに永井荷風や古川ロッパ等の日記から当時の東京市内の様子に迫ろうとする力作。

 とは言っても昭和元年は12月25日より31日まで、昭和64年も元旦から7日までだったか。新聞の初詣や花見・海水浴・スキーなどの娯楽記事と新聞広告から東京市民の娯楽消費を紐解いていこうとしています。と言うのは、新聞記事の方は新聞社サイドの世論誘導や政府サイドからの規制が入るので額面通りに受け取る事は問題があるとなるほどその通りだなと。催し物広告も新聞社主催だと流行っているかのように書くのが当然なので割り引いて、一般興業の満員御礼広告はそれ自体は鵜呑みに出来ませんがその後ロングラン上演していれば当りだろうし。

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