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堤柳泉 (台東区千束) [東京都台東区の銭湯]

 3連休の最終日、実は連休中一葉祭と称して台東区立一葉記念館の入場が無料、しかも日曜日は三の酉と呼応して普段16時半に閉館するところを19時まで公開しています。15時前まで自宅で締切りのある作業をしなければなりませんでしたがその後からでも余裕で間に合う、訪問は2度目ですが今回は時間を気にする事なくじっくりと堪能。外に出るとすぐ近くの鳳神社から熊手を持って帰る人がゾロゾロ、「たけくらべ」の世界そのままじゃないの。と言う事で道路封鎖されている鳳神社方面を迂回する意味もあり吉原大門方面へ、見返り柳の向こう側へ行けば5階建てビル銭湯の堤柳泉があります。
一葉祭
 5年前に来た時には正面に堤柳泉ホールと言う看板があったのですがそこは空欄になっていて、地下にダンススタジオが出来ていたのでホールの営業を止めて貸し出す事にしたのだろうね。どうにも飲食スペースやカラオケ店を併設した家族経営の銭湯は高齢化により営業休止になるケースが多いと思う、鶯谷の萩の湯の様に最初から外部の人を雇って飲食店を営む方向をもっとまじめに検討すべきじゃないかなと。行燈にわざわざ「普通公衆浴場」と書いてあるのはすぐ裏手が特殊公衆浴場の並んでいるエリアだからなのだな。
普通公衆浴場
 のれんを潜り履物を下足入れにしまってから階段を上がり2階の広いロビーへ、テレビで相撲の千秋楽をやっているのを横目で見つつ入って正面の券売機でサウナ140円の券を買い持参した回数券と共にフロントの女将さんに渡すと下足の札と交換に手首に付ける札を貸してくれる。因みにシャンプー類の備え置きはフロント前に並んでいて一声かければ貸してくれたのですが気が付きませなんだ。

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台東区立一葉記念館 (台東区竜泉) [郷土博物館]

 六龍鉱泉に行った際に同じ台東区内の一葉祭のポスターが貼ってあり、11月23日から25日の3日間は入場無料とな。23日は一葉の命日なのでわかりますが、25日は日曜日にして三の酉と言う事で通常は16時半に閉まる一葉記念館が19時まで開放されているとは。三の酉と言えば「たけくらべ」ラストに美登利が髪を嶋田に結って花魁の様なスタイルで登場する場面なので思い馳せたり、たけくらべは3回は読み返したのですが先日鏑木清方の「こしかたの記」を読んでいたらその画家ならではの感性を感じさせる読み込具合に全く敵わないと凹まされています。

こしかたの記 (中公文庫 M 40)

こしかたの記 (中公文庫 M 40)

  • 作者: 鏑木 清方
  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • 発売日: 1977/01/10
  • メディア: 文庫

 一葉の文体で場面が目に浮かぶ画家の感性には遠く及びませんが好きなのは好きなので良いじゃないの、一葉記念館は昨年の夏に行ったら時間が全然足りなかったのでリベンジを誓っていたから19時だなんて願ったり叶ったりですよ。その割に26日締め切りの原稿が有ったので15時前まで自宅でワープロ打ち、終了後に慌てて飛んでいく。三の酉だけに国際通りより鳳神社方向へ進めず迂回して記念館へ、周辺には一葉煎餅に一葉堂、昔は隣の番地に一葉泉なんて言う風呂屋も有りましたがこちらは残念ながら廃業してしまった。

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タグ:三ノ輪
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