新田浴場 右側編 （大田区矢口）

　日曜日の日中は伊香保温泉に行って一旦帰宅、折角温泉に入って来たのですが復路でまた全身汗だくになったので改めて風呂に行かねば。原付を引っ張り出して大田区は武蔵新田商店街の新田浴場へ、夕方は正面に自転車がぎっしりと停めてあるので原付を停める余地も無く側道の釜場前に停める。何度も来ている風呂屋ですが明るい時間に来るのは滅多に無いので色々と観察、フロント改造した銭湯でして今は正面に立っても白いタイルの壁しか見えないけれどもその後ろには社殿造りの躯体があり切妻屋根の下には家紋が入っている。

　失明しているらしい猫が路地でご飯待ちをしているのを見つつ左手の入り口へ、下足入れに雪駄を仕舞い広いロビーに入ると子供が大勢。１９時前と遅い時間ですが日曜日なので夕食前に汗を流しに来ているのだろうか？道路を背にして座っているご主人に回数券を渡して奥側の男湯へ、フロント側と仕切り側にロッカーがあり仕切り側は大型なので昔サウナが有料の時代に専用ロッカーにでもしていたのかね？ロビー側ロッカー上にテレビが有るのを皆が見入っているので動き辛い。トイレは外壁側ドライサウナ裏なので熱い、奥行きの長い個室の洋式便器。

　浴室へ、カランは仕切り沿いに９、奥の壁面に７とその向かいに４。仕切り側手前に立ちシャワー１、中央部に日本風の東屋がありその下に浴槽が固まっている。昔は入って左手の現女湯側が男湯でして、向こう側には古代ギリシア風のピンクの柱が並ぶ東屋があったんだよな。外があまりに熱かったので先ずは立ちシャワーで全身の汗を洗い流してから外壁側浴槽の脱衣場寄りにある水風呂へ、カランから水が出しっ放しなのですがひざ下程度の水深しかなく、それでも２０度と気持ちの良い温度で全身の粗熱を先ずは取る。

　あまりに熱かったので入る気が無かった無料のドライサウナへそれで入る気になりました、上下２段で１０名ほど入る事が出来る広さで夕方の混雑を物語るようにマットはビショビショ。脱衣場側壁面にブラウン管式テレビと大きなデジタル時計があるのでそれを見つつ６分間で２往復、浅い水風呂は大人２名がゆったりと入る事が出来る広さですが子供が多いのでどうしても遊び場になっていたりでタイミングが難しい。

　それでも体に溜まった熱も汗も抜けてすっきりさっぱり、外壁側は水風呂から奥側に黒湯の温泉と薬湯が並んでいるので当然黒湯で温まるよ。仕切り側のカランに移動して何故か奥側に積んである水色の桶と腰掛を持って陣取る、シャンプー類の備え置きは無し。体を洗ってから仕切り側の球体から湯が溢れている白湯の浴槽へ、奥のでんき風呂はほど良く強烈なので両腕と腰に電気を当ててから手前に移動したら座風呂ではなく寝風呂だったので再び黒湯に移動。立ちシャワーを浴びて上がる。

　５０分ほど滞在してもう２０時前だと言うのにロビーに出たら小学生の女の子が大勢でトイプードルを囲んでかまっていた、下丸子武蔵新田界隈も多摩川沿いに分譲マンションが何棟も建ち並んで住民が増えたからね。外の商店街はそれほど人通りが有るでも無いのに、随分と人気の銭湯になっているのだなと感心してしまいました。


新田浴場
左側編はコチラ
http://www.1010.or.jp/map/item/item-cnt-459
http://ota1010.com/explore/%E6%96%B0%E7%94%B0%E6%B5%B4%E5%A0%B4/
http://www.kt.rim.or.jp/~tsukasa/sento/Diary/tokyo/ohta/nitta.htm
http://furoyanoentotsu.com/nittayokujyomusashinitta20060922.html

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