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富士の湯 (台東区橋場) [東京都台東区の銭湯]

 土曜日、今週は何事も無くの筈が何回か自宅で寝落ちして咽喉をやられるわ口内炎は出来るわで口腔内が最悪です。そのくせ走ったり泳いだりしていよいよ悪化させている。風呂巡りもロンT一枚では寒い季節にやっとなったのでナイロンを一枚羽織って原付起動。昭和通りから明治通りに入り白髭橋手前で右折、しようとしたら一方通行路で進入禁止だった。一本先で右折して観光バス専門の時間貸し駐車場対面に目的地の富士の湯。

 8年ぶり訪問です、原付は前の歩道に駐輪して一方通行路の幅員は広いですが駐車監視員は来ないでしょう。周囲をぐるり、幅員1メートルほどの路地から裏手を見るとコンクリート製の煙突は基部だけ残してパイプカットされていました。路地の先には平賀源内の墓がありこれは観光名所と思いましたが17時でもう門がしまっていて入れず。
平賀源内の墓
 改めて正面へ、木造銭湯ですが前庭部分を潰して右側は鍼灸院になっているのがとても珍しい。男女兼用の下足入れに雪駄をしまい正面の自動ドアを抜けてフロントの女将さんに520円払い入場。左手の男湯へ、出入口の自動ドアがそのまま男湯の脱衣場に入ってくるのを見て驚いた。小さな木造銭湯をフロント化しているので色々無理がある。ロッカーは外壁のみで中央は腰掛の台が2つ、七尾市のポスターが貼ってあるので経営者は北陸出身か。トイレは外壁側旧前庭前で個室の中に節水タイプの洋式便器とシャワートイレ。


煙突基部
 浴室へ、17時はピークタイムらしくカランがほぼ全て埋まっています。島カラン1列でカランは仕切り側から8-4-4-4と脱衣場との境に立ちシャワー1。ケロリン桶と腰掛を持って島カランへ、カランは日の丸扇のボタン式。全身をざっと流してから浴槽へ、仕切り側が2名用の座風呂でバスクリン入りのくすり湯。外壁側が浅湯で壁寄りに気泡。座風呂が空いていたのでしばらく温まる。

 温まったところで無料のスチームサウナへ、座面の木材は新調されていて清潔な感じ。4名定員で座面後ろの壁面穴から常時水が出ているから水を入れた桶の持ち込みは不要ね。浴槽で予熱して大正解ですぐ汗が出てくるのでしばらく発汗してから隣の水風呂へ、1名サイズですが充分広い。カラン部分のタイルだけ円形の物を使用してあるのは元々のタイルかな?サウナと水風呂を2往復してぽかぽかですよ。
施設案内
 今度は外壁側浴槽で温まる、ピークを過ぎてカランがボチボチ空いてきたので上がって体を洗う。備え置きのシャンプー類は盗難防止のために紐でカランに縛り付けてあるのが何とも。それで防犯になるレベルの不心得者がいると言う事なのね。体を洗ったらバスクリンの座風呂に入りたかったのですが埋まっていたので再度浅槽へ。壁画は2019年8月25日早川と記名がある西伊豆、外壁側に2022年7月1日再補修とあるので修繕して使い続けているのか。先日板橋区の岩の湯ご主人から聞いた通りやはりカルキ多めのお湯だと蒸気でペンキがすぐ痛むのかね。

 温まってからサウナ前の立ちシャワーを浴びて上がる。17時の大混雑からすると空いていますが私が出たタイミングは脱衣場にお客が5名ばかりいた。脱衣場中央の柱時計はよくある職工一同の寄贈品で奇麗なのですが動いていません。浴室にも脱衣場にも壁掛け時計はあるのだけれどもね。17時過ぎから18時までの1時間弱滞在して相客は入店時には20名以上で帰りにも10名前後と中々の人気銭湯。帰りは昭和通りをすっ飛んで帰ろうかと思いましたがまだ時間が早かったのでおおむね流れに乗りつつ帰宅しました。
全景

富士の湯
https://www.1010.or.jp/map/item/item-cnt-81


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