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小松湯 (豊島区池袋本町) [東京都豊島区の銭湯]

 日曜日、夕方前に風呂へ行くかと前日に続き豊島区へ。都道を進むと北池袋駅と言う看板が出ていたのでそちらへ。東武東上線と埼京線が通る踏切を渡るのでしばらく待たされますが私の前にいた軽バンを運転するお姉さんが車内で聞いているであろう曲に合わせて踊りだすのがミラー越しに見えたのが面白くて退屈はしなかった。

 踏切を渡ると左手に北池袋駅、先の交差点を右折すると以前は新月湯と言う風呂屋がありましたが廃業してマンションになっているとか。池袋の北と言う駅名なのですが木密な住宅密集地で埼京線のこの先にある駅は板橋駅なのですよね。地図で確認すると巣鴨駅も近くにあり正直城北エリアの地理が自分はわかっていないなと感じる。交差点を直進して中央通り商店会を進み突き当りを右折するとコンクリート煙突が見えてきて6年前に来た小松湯です。
池袋本町中央通り商店会
 正面に廻ると2階建ての店舗長屋ですが裏手に廻ると3階建ての賃貸物件、但し現在上階は貸していない風。店舗部分は中央に風呂屋の入り口があり左右にそれぞれ2軒ずつ貸店舗、風呂屋の右隣に2階へ上がる内階段があります。6年前の写真を見ると右隣は中華料理店でしたが現在は和食の店とテナントが変わっている。そして対面部分は用地買収されて更地に。周囲をぐるりと廻ると小松湯の釜場扉向かいも更地。豊島区の計画を見るに補助73号線と言うのが通し方によっては立ち退かなければならないのだろうか?


せまる道路予定地
 立ち退き前提なら古びたままで仕方ないのかもしれない。正面に原付を停め下足入れに雪駄を仕舞い入場。引き戸を抜けると正面にフロントがあるので若いご主人に回数券を渡す。正面右手のガラスタイル内側部分が細長いロビーになっていてテレビとソファあり。右手の男湯へ、ビル銭湯ですから天井低いのですがテナントの裏手に建物の幅一杯脱衣場になっているから広い。浴室寄りにテーブルがありプラ製のベンチがセット、中央に腰掛の台がありその脇に誰も使っていませんが脱衣籠あり。ロッカーは公道側壁面にあり上に扇風機とテレビが置いてある、今時は双方無線で操作するからリモコンが置いてあります。
煙突
 脱衣場の自販機でジュースを買って一息入れてから荷物をロッカーへ。トイレは公道側にありとても広い個室に洋式便器。浴室へ、島カラン3列でカランは6-6-6-6-6-6-6-6と先日廃業した吉祥寺にあった弁天湯か同じく豊島区内にある前田湯並のカランの数を誇ると言う。開業当時はそのカランが埋まるほど大盛況だったのだろうな。立ちシャワーは仕切り側と外壁側手前に各1あり、仕切り側はパーティションがなく外壁側はホース付きのハンドシャワーが2つあるからお湯と水かな。

 ケロリン桶と腰掛を持って島カランに陣取る、カランは日の丸扇のボタン式ね。全身をしっかりと拭ってから浴槽へ、仕切り側からぬるゆのバイブラと2点ジェットが3つの座風呂に高温浴槽、くすり湯があり外壁側に水風呂と大型銭湯だけに浴槽が5つ並んでいます。高温浴槽は本当に熱かったので先ずはくすり湯へ、体が慣れたら高温浴槽へ移動。しばらく頑張っていると水風呂が空いたのでさっと入る、こちらは温度管理をしているので水温が20度弱と快適でぐったりしながら全身を冷却。調子に乗ってその後は高温浴槽と座風呂から水風呂へ3往復。

 冷熱交互浴で汗が出てきたので上がって体を洗う。シャンプー類の備え置きは無いと思っていたら2か所ある出入口脇のラックのそれぞれ置いてありました。常連さんが使ったらちゃんと戻すマナーの良い方ばかりなので却って気が付かなかった。体を洗ったら再度高温浴槽と水風呂を往復、ぬる湯は結局入らず。壁画類は仕切り側に湖畔と赤い屋根のありがちなモザイク画。奥の壁面には男湯側は西伊豆かな?ペンキ絵ですが女湯側は大きな赤富士。男湯側にも富士はあるので連続していない壁画。

 仕切り側のパーティションが無い立ちシャワーを浴びて上がる。17時半過ぎから50分ほど滞在したのは水風呂と高温浴槽の冷熱交互浴をしたから。相客は常時10名ほどいましたがカランが50近くあるので少し寂しいね。帰りは山手通りに出て要町通りから環七へ、ガラガラでさっと帰宅出来ました。
正面

小松湯
https://www.1010.or.jp/map/item/item-cnt-537
https://toshima-1010.com/public_bath/komatsuyu/


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