天然温泉 東京健康ランド まねきの湯 （江戸川区船堀）

　さて山の日、地下鉄博物館を見学して南葛西の味仙館でランチすると言うプラン。味仙館は回鍋肉丼が絶対にお得なのですがボリューム有り過ぎるのでソース焼きそばにしたらこちらも多かった。環七から船堀タワーを目指し新大橋通りを進むと左手に目的地、しかし通り沿いは廃墟めいた雰囲気で入れず団地側入口に廻る。入って左手にバイク置き場があるのでそちらに原付を停める、車の場合はかなり狭い立体駐車場ね。

　こちらの施設は９月３日に廃業してしまうそうで。昭和６１年開業ですから４０年弱の営業で元は取れていそうではある。自動ドアを抜けて左手の下足入れに雪駄をしまい中央ゲートへ、料金は出口精算なのでＩＣチップ付きリングと館内着を渡されますがフリーサイズなのか。中央廊下の左手に食堂、前回来た時には焼肉を食べましたが本格的で美味しかった。右手に浴室の入り口、広いロッカー室が昭和の施設かな？今なら恐らく１／４位だろう。

　ロッカーキーと２つリングを付けるのも面倒なのでＩＣチップのリングはロッカーにしまう。トイレは浴室入り口右手にあり小便器が２つあるのは良いです。広大な浴室へ、左手に乳児用の風呂桶が何個かあり実際に使用しているお客もいた。入って正面にサウナ室がありその対面に人魚の像がある水風呂と日替わり湯、奥側にバイブラ系の大きな浴槽があり脱衣場寄りにはでんき風呂とジェット系。奥に進むと畳敷きな檜風呂がありそこから露天風呂に出る事が出来ます、この空間にとても余裕があるのが昭和らしい。

　かけ湯をして右手前の立ちシャワーへ、シャワーブースと奥の掃除用具置き場が雑然と混じって公営のプールみたい。樹脂マットを持ってサウナ室へ、壁面沿いに２段式で中央にも腰掛がある広いサウナ室。奥のテレビは台風情報をやっておりその上に１２分計、両サイド奥にサウナストーブはありますがオートロウリュなどは無いです。外の暑さで既に全身が煮えているからすぐに汗が出ますが上段で６分粘ってから水風呂へ。水温１８度以上で広いですが浅いです、１往復で止めるかと檜風呂炭酸泉へ。濡れても平気な畳も結構傷んでるな、結局もう１往復サウナに入る。

　そこで一旦出て館内着に着替えて浴室裏手のマンガコーナーへ、猛暑で建物が焼けているのか冷房があまり効いていない。「妖怪ウォッチ」の単行本が酷い事になっていましたが乳幼児が触るから仕方ないか。マンガが古いのしか無いなと言う事で階段で２階へ移動、壁面に歌謡ショーの案内があるのが東名厚木健康センターみたいですがあちらは演歌系なのにこちらはアイドル系の若い子中心。

　２階に上がるとカラオケのまねきねこがあるんでそちらの系列施設だったのね。一番奥にゲームセンターがありその手前の休憩室にもマンガが並んでいる上に新しい物はこちらに有ったので２冊チョイス、それと持参した本も読もうと思ったら睡魔に襲われて寝落ちしてしまった。バスタオルを持ってきていたのでタオルケット代わりに使って寝冷え対策も万全。

　目が覚めたら１７時を過ぎていたので風呂に入ってから帰るか。再度ドライサウナを２往復、隣のスチームサウナはドライサウナのストーブをそのままにして低温にして改造した風。こちらもテレビと１２分計があるので長居出来ますが汗が出ないので５分ほどで出て三度ドライサウナへ、水風呂でぐったり。古代ローマ風の柱が立っているのでバブルに向かって景気が良くなっていく時代の施設だからテルマエをモデルにしたのかもしれない。

　一番奥の露天風呂へ、団地が思い切り見えるから向こうからも覗かれているのかもしれません。男湯なのでどうでも良いですけど。奥に浅くて小さい正方形の浴槽があり手前に岩風呂風露天風呂、今時施設なら露天に注力するのですがこちらは簡単でお客にもそんなに人気は無いです。内湯の洗い場へ、ココはアカスリタオルの備えがあるのはとても良いです、シャンプー類に加えてシェービングフォームもありますが休み期間は髭を剃らないので使わない。

　水風呂の反対側にある浴槽でノビてからあがる。１４時過ぎから４時間半滞在して料金は２４７０円に１５０円の入湯税が付くと言う。早い時間から夕方まで混雑と言うほどでもないですがお客は入っていたのでやはり老巧化でやめるのかね。帰りは新大橋通りではなく環七から３５７号線に出て戻る、やはり歩行者いない方が安全です。


天然温泉 東京健康ランドまねきの湯
https://www.manekinoyu.jp/tokyokenkoland/

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