小島湯 （江戸川区西葛西）

　日曜日、３連休中日ですが午後から草ぼうぼうな実家の庭を草むしり。２時間で６０リットルの袋一杯に雑草を集めてから更に屋内に掃除機もかける、空き家みたいだったのが少しはマシになったかな。３５度近い炎天下で作業して全身が煮えたので水風呂で冷却したい、それ以前に全身汗グッショリでビショビショな肌着を何とかしないとな。

　そんな発想で例によって原付に跨り３５７号線へ、走行風で汗が飛んで気持ちが良い。このまま葛西のスーパー銭湯に行くつもりでしたが汗が飛んだ上に涼んだので普通の銭湯でも良いかな？環七方向へ側道に入りそのまま葛西と言うか船堀方面へ、昨年末干支であるうさぎの写真を撮りに行った江戸川区自然動物園脇を抜けて船堀街道を越え中川手前で左手に煙突発見。６年前には船堀から下ってきて苦労して辿り着いたのに今回はあっさり到着、性能の良いスマホに機種変したのが勝因ですね。

　前回のまま正面の１００円自販機も健在です、しかし６年前は本当に１００円の飲み物が並んでいたのに今回は１００円が１つもないのが諸物価値上がりの昨今。切妻屋根の木造銭湯でして右隣賃貸マンション裏手の駐車場に入ると煙突基部が良く見える。風呂屋から出てきてベビーカーを組み立てて何処に行くかとおもいきやその隣のマンションへ入っていった若い夫婦はなんだろうね。

　自販機横に原付を停めて右手の入り口へ、下足入れに雪駄を仕舞い自動ドアを抜けて細長いロビーへ入り中央部フロントご主人に回数券を渡し右手の男湯へ。フロント改造銭湯ですが脱衣場は四角形をしている、冷房が良く効いていて快適。ロッカーは公道側で浴室側中央の柱時計がよくある職工一同ではなく近所の釣り堀から贈られているのが珍しい。外壁側引き戸を開けるとニスを塗った濡れ縁に出ます、ブロック塀と波板に囲われていますが外なので暑い。トイレは濡れ縁から入って奥行きがある段付き和式便器に洋式便器カバーを被せて床タイル部分にはビニールクッションタイルが貼ってある。

　浴室へ、島カラン１列でカランは５－５－５－５と外壁側脱衣場寄りに立ちシャワー１、ケロリン桶と腰掛を持って島カランに陣取る。カランの銘柄は失念、全身をしっかりと拭って浴槽へ。外壁側が浅槽のバイブラで中央が座風呂と仕切り側はジェット、浴槽タイルの色が違うだけで実は全部白湯の浴槽だった。バイブラでブクブク、暑いのでお湯もぬるめだから快適です。草むしりは腰が辛いから浴槽にでんき風呂と水風呂があれば嬉しかった。

　上がって体を洗う、シャンプー類の備え置きはあるのですが浴場組合謹製のフォームタイプで使い辛いから持参した物を使う。体を洗ったら座風呂へ、壁画は令和１年６月２９日西伊豆丸山清人と言う署名のある富士山の絵。立ちシャワーを浴びて上がる、１７時４０分頃から３０分強滞在して。相客は常時５名前後、近隣の常連さんばかり。帰りは往路をそのまま引き返しました、往路で感じたほど涼しくはなかった。


小島湯
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