潮田湯 （横浜市鶴見区本町通）

　日曜日、日中は潮来まで買い物へ。帰宅したら１６時でアシに使ったバイクを３０分ほど掃除して１７時前から行ける風呂屋に行こうかな？と言う事で２０１２年に行ったきりな鶴見区の潮田湯に行くか。第一京浜を下って潮見橋を渡り本町通り商店街に入るのが簡単なのですが、川崎区浅田方面から潮田商店街を通っていた方が面白いのでそちらのルートで向かう。

　側道から本町通り商店街へ、９年前に来た時には祭の日でしたので神輿は練り歩くわ屋台は並ぶわで賑わっていたので単純比較は出来ませんが寂れたなと。日曜と言うのもありますが国道側は大体シャッターが閉まっている、奥の方に行けば飲食店に加えて物販の店も営業してはいました。２月に行った澤の湯にほど近いですがあちらは鶴見線寄りでスーパーライフの近くであるのに対して潮田湯は商店街にある川崎信用金庫のすぐ裏手、裏手が見えるほど商店街に空き地が点在するのも良くないですね。

　前回訪問時は商店街側から見えなかったのに、空き地が増えているのかも。一本裏手にあるビル銭湯ですが施設としては銭湯だけ。裏手の駐車場側に古パレットが積んであるのでまだ薪で沸かしているのだろうか？入り口上にはコミカ風呂風のタイルがありこれはエントランスに入っても正面にやはり同じタイルが有ります。下足入れは左右男女別に分かれていて、雪駄を仕舞い引き戸を開けて入場すると正面にフロント。番台に近いフロントかな？

　４９０円払うともう脱衣場なので番台式に近いフロント式と言うか。脱衣場には階段が有り上階にも脱衣ロッカーあり、基本は１階の脱衣ロッカーですが。下足入れ側にパウダールームがありドライヤーはただコンセントに挿してあるだけなので無料で使えるのかもしれない。公道側のトイレは段のある和式便器で白い便器の清掃は良いです。

　フロント脇の引き戸を抜けて浴室へ、島カランは何と５列でカランは脱衣場側から３－３－４－４－３－３－３－３－３－３、フロントの真裏に立ちシャワー２。外壁側には屋内ながら庭園があります、自然採光が良いので植え込みの植物にも日光が当たっている。入り繰り脇のケロリン桶と腰掛を持って島カランに陣取る、カランは和栗のボタン式でボタン部分が本当にボタン型をしているのが珍しいかも。

　全身をしっかりと拭ってから仕切り側の浴槽へ、大きな施設ですが奥側が深槽で脱衣場側に浅槽と実にシンプル。深槽側は壁面に１点ジェットがあり浅槽は浴槽中央奥寄りに巨大な柱がありその両端に２点ジェットと脱衣場寄りにバイブラ、先に深槽へ入りますが湯温が適温ややぬるめでジェットも貧弱で汗が出ないので浅槽へ移動。２点ジェットで肩にお湯を叩き込んで温まってから上がって体を洗う、シャンプー類の備え置きは無いので持参した物を使う。

　１７時半より４０分ほど滞在しましたが相客は常時１０名弱、とにかく広いので閑散としている様に感じる。壁画の類は仕切り壁面に黄色からこげ茶までのグラデーションにタイルが貼ってある位でこれもコミカ風呂なのかもしれない、外壁側庭園があるので絵は不要な気もしますし天井にも採光窓があり明るい浴室です。

　壁面から妙に伸びた先に朝顔が付いている立ちシャワーを浴びて上がる。２階に上がってみると常連客も階段が面倒で上がらない風ですがランが飾ってあったりと上階の方がおもてなし度が高いです、浴室から気になったステンドグラスが目の前で良く見えるし。帰りは中央通り商店街を外れまで進んでから川崎方面へ、沖縄料理屋やブラジル料理屋が点在するのはこの界隈ならですが公共機関を使ったアクセスが良くないエリアなので地元の常連相手な店なんだろうか。


潮田湯
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