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寿湯 (横浜市鶴見区市場下町) [神奈川県横浜市の銭湯]

 日曜日、午前中は断捨離に出掛けて帰宅後には予報では雨が降ると言うので自宅でゴロゴロ。実際に少し雨は降りましたが大した事は無かったと言う。17時前に家を出て川崎駅前から旧東海道へ、そのまま下れば寿湯に到着する筈ですが八丁畷駅前で混乱して東海道を見失う。しかし鶴見市場駅寄りで再び旧東海道に復活して下ると壁面に酒屋時代の清酒の看板を残したコンビニがありそのすぐ先に目的地の寿湯。

 何だか以前来た時よりも木々が鬱蒼としている、10年前に来た時には向かって左手の木はこんなに背は高くなかったし躯体にツタは絡まっていなかったのに。左手の路地に入ると裏のステンレス煙突は前と同じ、雨が時折パラパラ降るので正面タタキ部分の自販機前に原付を停めてこの位置ならば小雨程度ならば濡れない筈。
煙突
 右手の入り口へ、外には共産党から幸福実現党まで左右満遍なく政党のポスターが貼ってありまして暖簾を潜ってタタキ脇にも自衛官募集からピースボートの世界一周まで何でもありですね。アイボリーからオレンジへとグラデーションのかかった下足入れに雪駄を仕舞い自動ドアを抜けてロビーへ、応接セットの奥に小さ目のテレビ。ご主人に490円払って右手の男湯へ。


入り口
 高天井ですが天井近くの壁紙が剥がれているし痛みも目立つ脱衣場、ロッカーは脱衣場に増設されたサウナ室壁面や外壁側にもありますが公道側をつかう、サウナ壁面ロッカー上は物置台になっているね。フロントに用のある人はこの窓を、と言うのがロッカー奥のえらい高い場所にあるので実際役に立つのだろうか?トイレは外壁側公道寄りでパールのタイルに青い和式便器が置かれた段のあるタイプ。

 浴室へ、島カラン1列でカランは5-6-6-5と仕切り側脱衣場寄りに立ちシャワー2。島カランの両端はシャワーが無いから実質4かな?ケロリン桶と腰掛を持って仕切り側カランに陣取る、カランは日の丸扇刻印のボタン式で見た目のくたびれさ具合の割にカランのシャワーは目詰まりも無く出が良いです。

 全身の汗をしっかり拭ったらサウナに入りたいところですが前回の記憶は怪しいものの見るからに温度が低そうなスチームサウナなので浴槽で予熱する事に。そう思ったら浴槽もぬるめ、仕切り側から外壁側を向いて入る座風呂2名分と気泡に外壁側がカプセル風呂なんだけれども扉が開けっ放しで意味の無いバイブラ浴槽。座風呂で頑張りますが正直全然温まりません。

 見切り発車的にスチームサウナへ、奥に1名と外壁側に3名分の腰掛があり壁面の室温計は75度になっていますが恐らく40度そこそこ位。ひたすら我慢してジワリと汗が出た所でギブアップして立ちシャワーで水浴び、水道水らしく気温30度の陽気だと冷た過ぎずで良いです。ならば今度はカプセル風呂でしっかり温まってから再度スチームサウナへ、流石に汗が出てきたのでしばらく発汗後またもや水シャワーを浴びる。

 赤外線ライトの浅槽気泡でブクブクやってから上がって体を洗う、シャンプー類の備え置きは無いので持参した物を使う。体を洗ったらカプセル風呂も赤外線共々一杯になっていたのでまたもや横を向いて入る座風呂へ、足を伸ばす事が出来るのは良いね。奥の壁面にはタイル画でノイシュバンシュタイン城がこのくたびれた施設で何とも言えない気品を放っています。相客は常時5名ほどでサウナ目当てのお客も数名、楽スパも近いのですが値段が全然違うので流石に客層は被らないか。いや、おふろの国目の前にあった松吉浴場は楽スパ出来てすぐ営業やめたものね。

 立ちシャワーを浴びて上がる、体重計はアナログしか無いのか。帰りも旧東海道を上るとやはり八丁畷駅で真っ直ぐ進む事が出来なくなるのは何だかね。普通に京急線と徒歩で行けば良いのでしょうけれども。
全景

寿湯
https://k-o-i.jp/koten/kotobukiyu-yoko/ 
http://furoyanoentotsu.com/kotobukiyutsurumiichiba20060820.html


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