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千葉市立郷土博物館 (千葉市中央区亥鼻) [郷土博物館]

 日曜日、普段通りアクアライン連絡橋を渡って君津の農産物直売所へ。本日はお祭りなので紅白の餅を貰ったりレシートで野菜をもう1品貰えたりとよそ者でも楽しみが。普段なら来た道を戻って帰るのですが本日は木更津ジャンクションから館山道に入り千葉市を目指す、松が丘ICで降りてカーナビの言う通りに進んで亥鼻公園へ。公園内の天守閣が本日の目的地である郷土博物館ね。

 因みに手前で右折すると県立博物館もあるのですがどうもあちらは自然科学系の展示な様なのでパス。公園内に博物館利用者用の駐車場がありおじさんに断って車を停める、正直腹ペコなので近隣で先ず食事をと思っていましたが監視員もいるしそもそも山の上で店も無いと思いきや「いのはな亭」と言う茶屋があったのでそちらの店内でけんちんうどんをいただく。茶屋だけに野天ではセーラー服姿の真面目そうな女子校生がうどんを食べていましたがオッサンは寒いの嫌なのよ。
千葉常胤
 腹ができたので公園内のコンクリート天守閣へ、これで大多喜城・関宿城・久留里城・亥鼻城と千葉県内の復元城は結構廻りました、残りは館山城位じゃないだろうか?外の騎馬武者像は千葉常胤だとか、誰?と言うのはこの施設の展示の目玉なので内部でしっかり勉強するしかない。入り口は階段を上がった先で何と入館料は無料です。


コンクリート天守閣
 このコロナ禍なので換気に気を使っていて寒い、入り口で検温をと思いきや何処から来たのかを簡単に聞かれるだけだった。4層の展示室と最上階の展望室がある様なので先ずは1階のトイレに寄ってから2階へ、階段上にも千葉常胤の木像。2階は日本の武器・武具展をやっています、火縄銃メインなのが珍しい。大多喜城の展示でもピカピカな火縄銃が展示してあって千葉は特殊なのかもしれない、大体他都県で展示してある古式銃はもっと新しいゲベール銃でもとろけた様なのばかりですから。

 銃身の作り方が展示してあるのもとても珍しい。その先の刀剣や甲冑は近現代の復刻版の展示が多いのも千葉県博物館の特徴で千葉の人は皆武具が好きなのかね?それ以外の2階の展示がぞんざいで、ほぼ解説無しで隅に置いてある神輿やら渾天儀やら挙句の果てには階段裏に展示されている15世紀前半作な常滑焼の大甕とかちょっと展示が無造作過ぎやしないか?その先で渾天儀繋がりなのか?世界の天球儀展をやっていたのも謎と言えば謎。
火縄銃製造法
 3階がメインとも言うべき常設の千葉氏関連です、私は葛西城関連で名前を聞いただけなので戦国武将かと思っていたら桓武平氏から始まって源頼朝とも絡むのでもっと昔の人だった。千葉県の小学生は授業で千葉氏の学習をするのだろうか?館内展示物は撮影禁止と書かれた物以外は撮影出来るようなのですが、3階は複製品の絵画なぞが撮影禁止になっているのが謎。複製品と言えど原寸大ならば伝源頼朝像なんぞもこんなに大きいのか、と感心する事大でしたけど。
3階
 4階は明治から戦後の千葉市の展示、先週までやっていた「軍都千葉と千葉空襲」関連の写真をそのまま使い廻している様に見える。戦時中の海水浴場の写真は以前読んだ「軍国昭和東京庶民の楽しみ」で紹介していた賑わいそのままでなるほどなと。それよりも古代ハスが戦後に千葉市内で発見されたのは知りませんでした。郷土博物館と言えばな昭和の暮らし再現はもう自分が博物館級の化石生活体験者なのだと言う話ですが、キッチンセットは昭和末期の賃貸用セット過ぎるので例えば三丁目の夕日に登場したタイル貼りのなんかで再現して欲しい。

 5階は展望室です、階段に「階段は長い」と注意書きがある通り思った以上、2フロア位登る感じ。亥鼻城から外を見ても千葉市民じゃないと正直何が何だか?海が案外と近いなと思ったくらい。1階に戻ると近隣の子連れ客が増えて来て、日曜日ゆっくり起きて午後に散歩で来た風。亥鼻公園で発掘された陶器などを展示しています。

 出入口脇が売店にもなっているので先週までやっていた「軍都千葉と千葉空襲」のカタログを購入、帰りは往路で見かけたやまやでコーヒーの粉を買ってガソリンを入れてから車両は多いものの渋滞はしていない高速湾岸線でささっと帰宅。千葉氏に興味がある方なら面白そうな展示です。

千葉市立郷土博物館
https://www.city.chiba.jp/kyodo/ 


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