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安善湯 (横浜市鶴見区寛政町) [神奈川県横浜市の銭湯]

 土曜日、宣言解除でボツボツ通常運転にと思いますがプールはまだ何処も再開されない。気温が高いからか蚊が本格的に飛び出した中で家事を済ませて土曜出勤してから帰宅して1時間ほど勉強、鶴見線沿線の安善湯がコロナ自粛で客が来なくなったと言うので行かねば。先日の浅田湯のちょっと先、産業道路を横断して突き当りを右折した酒屋の裏手に煙突が見えてきます。前回は苦労して行ったのですが簡単過ぎて拍子抜け。

 折角なので安善駅に行ってみる、前回来た時は武蔵白石駅前を覗いたのですがあちらは駅前に何も無かった。安善駅は改札正面に角打ちのある酒屋があったり飲食店も何軒かあって若干栄えている、と言うより上下線とも電車が来ましたが乗降客が案外と多い。線路沿いの道で安善湯に戻る、正面の道で向かおうとしたら猫が道路で寛いでいたので裏道へ。短めの煙突と自宅の勝手口、コインランドリーの角を曲がると正面に出て先ほどの猫たちは耳を見るに去勢済みの地域猫なのか。
安善駅付近
 脱衣場部分に玄関が増設されているのかな?向かって左手が男湯で右手が女湯、下足入れに雪駄を仕舞い引き戸を開けてはいると番台は無人。それは予想通りではあるところ、男湯側脱衣場にある4人掛けテーブルで新聞を読んでいた男性がご主人で470円払う。女湯側は無人ですが何故かテレビは女湯側だけ点けてあり男湯側は付いていない、ロッカーは脱衣場側だけでまる見えの女湯側は外壁沿いにありロッカー扉にはトヨタレンタカーの鶴見営業所開業告知のシールが貼ってあります。車のイラストがコロナマーク2なのでもう半世紀前、常連客には脱衣籠ユーザーも。


裏手
 外壁側の公道側は前庭と言うよりもトタン板で囲った外気浴スペース、その奥は薪を積み上げた作業スペースなので見えても仕方ないか、浴室側はトイレで広い個室に段のある和式便器。浴室へ、こちらは八角形のコンクリート製浴室でして中央に直径2メートル半ほどの円形浴槽。カランは外壁側の3面に各4つと仕切り側に4、シャワーが有るのは外壁側奥よりの8つだけ。仕切り側カラン列中央には謎の丸い水道管跡、仕切り側の脱衣場寄りには一段高くなった場所がありそこには何故か樹脂製の浴槽に蓋をした物が置いてあります。
入り口
 一段高くなった出入口脇に積まれたケロリン桶とコの字型腰掛を持って外壁側カランに陣取る、カランは日の丸扇刻印のボタン式。床タイルは白の正方形で壁面タイルには緑の紋様入りが帯の様に入っている。全身をしっかりと拭ってから浴槽へ、9年前に来た時には煮え湯で入れなかったのですが今回は適温。外に書いてあった通り本日は森林浴の入浴剤なので緑色、円形浴槽は中央で仕切ってあり外壁側が浅槽で仕切り側は深槽。最初は深槽へ、顎まで浸かって足を伸ばすと1名サイズだわ。上を見ると八角形の中央部分に円形の湯気抜きがある。

 上がって体を洗う、シャンプー類の備え置きは無し。相客は3名いましたが全員出て行って独占状態、カラン前の鏡も床タイルも年季が入っています。今度は浅槽へ、ペンキ絵は奥側に山梨早川と書かれた遠景に富士山と手前に枯れた一本杉のある画と仕切り側に近江と書かれた島と岩くぐりのある風景画。近江は島が見附島に見えたので最初は北陸かと思っていました。カランのシャワーを浴びて上がる、ご主人は女湯側に移動していて戻って来たら一生懸命冷蔵ショウケースとゴミ箱を見ているので勝手に飲まれていないか心配している様子。入れ替わりに常連が1名来てボチボチお客はいる様子、帰りは産業道路まですぐなのでそこから川崎新町方面に抜けました。
正面全景

安善湯
https://k-o-i.jp/koten/anzenyu/
http://furoyanoentotsu.com/anzenyu.html 


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