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汪泉閣 (群馬県利根郡みなかみ町藤原) [群馬県の銭湯]

 年に1度のみなかみへの一泊旅行。お世話になる古民家オーナーよりバイクで来いとの事、高齢なので来年は降りてるかもしれないなと思いその予定に。しかし土曜日の朝雨雲レーダーを見ると関越道上空に雷雲が2つばかりあります。昨晩の内に他のメンバーと打ち合わせして4輪に変更すれば良かったと思いつつ手遅れですので革パンを止めてナイロン製防水オーバーパンツに変更してその他雨具を着こむ。

 家を出た頃には雨雲が南下していて、環八の荻窪で雨に捕まりましたが練馬料金所付近まで進むとほぼ止んだ。そのまま関越道を月夜野まで北上しましたが予想以上に寒いです。オーナーと合流して全員バイクで道の駅たくみの里に行きランチ、当初の予定ではそば打ち体験をするつもりでしたが宝川温泉の日帰り入浴が16時半までだから間に合わずキャンセル。しかも雨雲レーダーを見ると今現在周囲を雨雲に囲まれているのでさっと古民家へ逃げかえる。
渓流の両岸にある施設
 ここでアシを乗用車2台に変更して分乗。水上駅前を抜けて走る事45分、17年前にも来た事があるのですがこんなに山奥だったか?対向車が来ればすれ違いが出来ない幅員の道を進むと突如山奥に巨大施設が出現してそこが目的地。何年か前より湯あみ着なるものを着用する事になった理由はマナーの悪い客が増えたからとか。前回は全裸で入ったし、女性客も半数は白いバスタオル巻いていたけど残りは全裸で入浴していたから乳首やヘアがモロ見えでした。


日帰り入浴入り口
 基本は宿泊施設なので駐車場は日帰り客と宿泊客とは別なのです。しかし日帰り用が満車だったので宿泊客用の立体駐車場に停める。道中断続的に雨でしたので運悪く駐車場から入口までの道中も本降りの雨。正面入り口では熊のはく製がお出迎え、17年前には檻に入った熊が2頭ばかりいたので或いはそのなれの果てかもしれない。

 入って左手に百円式金属ロッカーが並んでいますがコイン返却式では無いので皆でまとめて使うよ。入り口正面に券売機があり日帰りは1500円、隣の部屋にあるフロントでJAF割引はありますか?と聞いたら本人だけ100円引きになると言われたので私はフロントで1400円を払う。そのフロントで湯あみ着を貸してくれる。フロント対面の廊下を奥に進むと浴場で右手には座敷の休憩室があり左手はドリンクやスナックの自販機コーナー。
券売機
 突き当りまで進むと別棟の内湯があり日帰り入浴で体を洗うならここしかない。右手から外に出て階段を下りて行くと渓流の反対側に宿泊棟があり先に露天風呂が見えてきた。魔訶の湯と般若の湯の間に脱衣場があります、女性専用摩耶の湯側に女性専用の脱衣場もあり。下足入れに雪駄を脱いで男性用脱衣場へ、籠に服を入れて湯あみ着を着用。男性用は正直タオルに紐を2組付けただけなので腰に巻いて2か所結ぶだけだと言う。

 その格好で魔訶の湯へ、お湯に浸かる際に男の湯あみ着は捲れ上がるので凝視されたら陰部が丸見えですねコレ。女性客もグラマーな方は湯あみ着越しに体のラインが思い切り見えます。湯あみ着の有無に関係なくそれが嫌な人はそもそも来ないから良いのか、相客は30代が一番多く年配客はほぼいません、我々が一番年配だったか。広い浴槽の底には大量の落ち葉がありますが落葉の季節を迎えた露天だからしかたない、前回は夏に来たのでそんなのは無かった。しかしヤマモミジが大量に植えてあるので秋に来ないと勿体ないともいう。

 大きな露天風呂浴槽の中に板が仕切りの様に据えてあり何かなと思ったら板の奥側の方が熱くて温度調節しているのか、見た目は正直悪いのですがとても良いです。一番奥の滝みたいな場所まで行くと44~5度はありそう、底に温泉成分が溜まってヌルヌルしますがそこで温まる。汗が出てきたので脱衣場の裏側にある般若の湯へ、浅槽でして水着着た子供が遊んでいる。子供用の湯あみ着別料金なので水着着用は頭良いなと。

 吊り橋を渡り渓流の対岸にある子宝の湯へ、ここは前回も先端の方がぬるかったんだよな。入ってみるとやはりぬるいと言うか水温低めの温水プール位、今日は土曜日だけどプールに行けなかったなと思いつつ気持ちが良いのでしばらく浸かる。小屋の下部分はまた板で仕切られているので30度台半ば位の体温に近い温度だから果てしなく入っていられる。子宝の湯奥は宿泊客用の露天風呂出入口があり、泊りの人は外国人が多いです。

 などとのんびりしているとタイムリミットな16時半が近づいてきたので一旦上がり服を着て内湯へ。17年前に体を洗った時と特に変わっていない、もっとオープンな施設だった気もしますけど。奥に浴槽があり出入口のフロント側に3つと奥側に1つのカランがあります。それぞれ壁面に這う1本の水道管から給水されているので水圧は当然奥側の方が高い。内湯の浴槽でもざっと温まってから備え置きのシャンプー類で体を洗って上がる。同行者は内湯が面倒と言う人ばかりでしたので2名だけ使ってスッキリ。

 ヤマモミジを考えるに今時分がシーズンなんですが夕暮れが早いので日帰り入浴では落ち着きませんね、宿泊で楽しむのがやはり良いのかなと。帰りは10月末ですのでまだ17時過ぎまで真っ暗にもならず何とかみなかみ駅前までたどり着きました。スーパーで食材を買い出しして夜は古民家で鍋パーティー、風呂に行く前に近隣農家の土手に生えた謎キノコを大量に収穫して白菜の大玉を2つ貰っていたので充実した鍋になりました。
温度の案内表示

汪泉閣
https://www.takaragawa.com


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