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岩の湯 (板橋区常盤台) [東京都板橋区の銭湯]

 日曜日、泊りで水上に出かけていたのから帰宅してプールで泳がないとご馳走責めで太ってしまいます。では風呂へ行こうと言う事で環七外回りを北上して常盤台で住宅地に入る。前回来たのは何時だったか?と思いつつ住宅街を進むと煙突発見。千鳥破風はありますが宮造りと言うほど豪勢でもない木造銭湯、前庭部分の向かって左手はコインランドリーになり右手は来客用の駐車場・駐輪場になっています。駐輪場に原付を停める、タタキを上がったところに三角形の岩の湯ロゴ入り行燈は前回もあった。
煙突が目印
 その他「サウナありません」と言う断り書きがわざわざありますね、自動ドアを抜けて入場。天井は格天井でして縁には明らかに折り上げ部分があった痕跡が残っていましたが何故か撤去されて白く塗り潰してありました。脱衣場を3等分した中央部分のロビーは広く奥には富士山の額が多数かけてある、右手のフロントでご主人に回数券を渡して左手の男湯へ。

 フロント部分に相当削られた割に広い脱衣場です、荷物は上に人形が置かれた外壁側ロッカーへ。トイレは外壁側にある板の引き戸の奥に入るとビニールクロス貼りの廊下がありその奥の個室に公団タイプの洋式便器。浴室へ、島カラン1列でカランは5-5-5-5、仕切り側脱衣場寄りに立ちシャワー1。全て白ケロリン桶なのを1つ取って腰掛はコの字型をチョイスして島カランに陣取る、カランは日の丸扇のレバー式ね。全身をしっかりと拭ってから浴槽へ。


入口の行灯
 浴槽は外壁側が寝風呂スタイルで何故か仕切り側に足を伸ばして入るのがジャマになりそうな浅槽、仕切寄りには2点ジェットが2つあります。それと仕切り側が1点ジェットと座風呂の深槽ね、17時半頃で相客は5名もいなかったので横向きの寝風呂に入ってみる。2点ジェット部分に移動して温まってから上がって体を洗う、シャンプー類の備え置きは無し。体を洗ってから座風呂かジェットに入りたかったのですが先客がいたのでまたもよあ2点ジェットの浅槽へ。

 壁画は中央に富士山を据えたペンキ絵で手前部分には五重塔がある桜山が、天井のペンキも新しい。立ちシャワーを浴びて上がる。スマホアプリのスタンプラリーをやっているので帰る前にフロントのご主人にQRコードを見せて下さいとお願いすると何軒位廻ったの?と聞かれたので都内は全軒行きましたよと答えたらその後は質問責め。どうも過去に遭遇された銭湯マニアが知識だけでドヤったのが気に入らなかったご様子。
千鳥破風
 私はプロ相手に知識マウント取りに行く事はありませんとアピールしつつお話を伺うと経営の秘訣みたいな話で面白かった。曰くウチは塩素を入れなくても開店前にお湯を超高温まで熱くして滅菌しているから安心なんだ、それで塩素ガスが浴室に充満しないからペンキ絵も全然傷まないんだ。ケロリン桶は洗浄液にドブ漬けにしておくから擦らなくても汚れが落ちて古くてもまだまだ綺麗なんだ等々。

 シャワーも営業前に1つずつ熱湯を通すのでレジオネラ菌も発生しないし目詰まりも起こさないんだそう。入浴施設でのレジオネラ菌一番の発生源はシャワーだそう、その対策で塩素投入が一般的。しかしその塩素入りシャワーで歯を磨いたりあるいは出しっぱなしにしているのも体に良くないんじゃ?と言う事で高温殺菌を心掛けているとか。

 毎年の1010の日(10月10日)には歴代記念品タオルをロビー壁面に展示しているけれどももう高齢だし今年で終わりにするわ。と言う話を聞いた時はビビりましたが後で銭湯マニアのフォーラムみたいな場所で聞いたら同じ事を数年前に聞いたと言う話を複数聞いて前から言っているのか、話好きなご主人なのね。と1時間以上フロントで立ち話、蚊に喰われて参った。しかし逆に1時間フロントで定点観測できたと言う、板橋区の高齢者向け入浴補助券持参のお客がほとんどなのですがお客が切れずに来るなあと話しつつ観察できたのは良かった。

 1時間おしゃべりに付き合ったから飲み物1本あげるよと言われてバイクなのでコーラをチョイス、しかし19時過ぎになってしまい帰って大河ドラマも観たいんだけどなと環七をすっ飛んで帰りました。今年の銭湯の日には歴代記念品タオルを見にまた行かねば。
正面

岩の湯
https://www.1010.or.jp/map/item/item-cnt-598
https://1010itabashi.or.jp/facility/%e5%b2%a9%e3%81%ae%e6%b9%af/


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