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新呑川湯リニューアル (大田区大森南) [東京都大田区の銭湯]

 土曜日、諸事片付けてでもこれから急激に気温が下がるだの雨が降るだの雪が降るだの言うので遠方の風呂屋には行かず大田区大森南の新呑川湯に行こうか。梅屋敷に行くとなると先ずは地元の名店藤森商店に寄って海苔のデリシャス缶を買わねば、今年は歴史的な不漁とか言うので値上がりする前に買いだめしないとね。その梅屋敷商店街から産業道路に出て川の手前で左折すると正面、新呑川湯の対面にも海苔屋さんがありましたが私は藤森商店が好きと言う事で。

 2019年10月にリニューアルオープンしたとかで前回は改装直前に訪問しているから改装後初ですね。真裏の前回2019年6月当時は営業していた町中華は3階建ての住宅になっていたのがとても残念です。外見は入り口周りが昨今のプロデュース系銭湯風に変わったくらい、その入口はタイルも張り替えて以前は靴を脱いで上がってから下足ロッカーだったのがスノコに上がって金属製下足ロッカーに入れる形式に変わっている。
下足入れが金属ロッカーに
 自動ドアで入場、正面の券売機で200円のサウナ券だけ買う。4年前に来た時には100円だったので値上げしていますが昨今のサウナ500円だ千円だ言うブームに乗った値段を思えばやや弱気な設定。広いロビーは奥にある富士山の絵は変わらずかな?公道側に小上がりの座敷があり座卓が二つ並んでいて富士山前にはマッサージチェアが2脚、フロント前にはピンクの公衆電話が健在です。


券売機
 フロントにサウナ券と組合回数券に下足のカギを渡すとサウナキーを貸してくれる。右手の男湯へ、以前より照明が明るくなりロッカーが3段重ねになったかな?トイレは同じ洋式ですが節水タイプのシャワートイレ付き洋式便器に交換してあった、以前は壁際に消臭剤3つ並んでいたのが無くなっていましたが逆に以前ほどの臭気も無いです。

 浴室へ、島カラン2列は前回とレイアウト変わっていない。カランの島部分が赤いタイルに変更されていたかな。島カランの脱衣場側だけアクリル板で仕切りが追加されていましたがちょっと窮屈過ぎると思う。外壁側にお風呂セットの放置スペースがあるのでそちらに置いて島カランで全身をざっと流す、前回使ったカランは日の丸扇でしたが和栗なのは交換したと言うより元々混在していたのかな?

 全身を流したらサウナへ直行、2段式でゆったり7名定員。昨今のサウナブームで都心部や中央線沿線のサウナは行列が出来ているので、この私鉄の駅から徒歩10分以上の銭湯サウナは穴場かな?と若干期待をしていましたがサウナハットを被った若いお兄ちゃんがいて満席でした、以前は近隣の中高年ばっかりだったと言うのに。何とか上段に陣取る、12分計は無く壁面に5分の砂時計が4つ。有線放送のBGMは邦楽と洋楽が順に流れるんで昭和末期の流行歌とでも言うのか。
入口付近
 若いサウナーは粘る人が多いので釣られて1回目は12~3分頑張ってから出る。以前は遠浅のビーチみたいだった外壁側の水風呂は仕切られて脱衣場寄りが水風呂になって奥側が外気浴の浴室になっている。サウナで良い感じに茹っているので水を浴びて水風呂へ、4~5名サイズで水温は15度。改装前は水道水が貯めてあるだけだったので夏場は30度近く上がり冬は10度近くまで下がった事を思えば優秀だけど冬場のあの冷たさも捨てがたかった。

 外気浴スペースは奥がくすり湯浴槽で手前左右にデッキチェアが各1、風呂屋の上階が賃貸マンションなので露天風呂とか出来るはずも無いし天井部分がスノコ状に抜けているだけです。デッキチェアで伸びているとつい2時間ほど前の水泳で乳酸がたまった上腕の倦怠感が心地よい。そのまま2往復目に突入、10分粘るのがかなり苦しい。水風呂も15度で1分以上頑張るのは結構しんどい、先ほどまでの水泳もかなり負荷をかけて泳いでいたので何故こんなに苦しい思いを好き好んでしているのか?と言う自分がバカみたいです。

 デッキチェアに座っていると疲労感が良い感じでついにととのい経験出来るか?と言うのは結局今回も無かった。壁面のデジタル湯温計が41度から45度までランダムに変わり続ける大きな外気浴槽へ、実際は41度位かな?内湯は以前の通りですが仕切り側のカプセル風呂にでんき風呂が追加されていた、押す・揉む・叩くと変化するタイプで壁の効能書きには4パターンとありますね。たまたまか?出入口の扉が解放されていたのでラドン蒸気の堪能はかなわず。

 上がって体を洗う、シャンプー類の備え置きは組合謹製のフォームタイプでしたので持参した物を使う。17時前から18時過ぎの70分滞在して相客は常時20名程度でサウナーは増えましたがやはり近隣老人がメイン。外壁側の白湯浴槽奥がミクロバブルのミルク風呂になっていたのでそちらに入ってから立ちシャワーを浴びて上がる。入れ替わりに子供がどっと入ってきたりとやはり夕方前は老人が多いか。ロビーの小上がりを使う若い客がいるのね、帰りは産業道路から環八へ。
全景

新呑川湯
https://www.1010.or.jp/map/item/item-cnt-440



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