SSブログ

給田湯 (世田谷区給田) [東京都世田谷区の銭湯]

 土曜日、寒波襲来と言う事で夕暮れ後はとんでもない寒さになりそうなので風呂屋の遠征は止め。6年ぶりに千歳烏山の給田湯でも行こうかな、環八から甲州街道に左折してすぐ旧甲州街道へ。千歳烏山駅入り口を過ぎて左手に団地が見えてきた辺りで左折すると目的地の煙突が、線路挟んで佼成学園のある辺りです。
京王線側から見た煙突
 特に前回から変わった様子もなく、今回は線路沿いに千歳烏山駅まで歩いてみたりもする。京王線はひっきりなしに電車が来るので慌ただしいですね。給田湯に戻っても目の前の踏切が忙しそうで、線路の向こう側に富士山が良い感じで鎮座していて望遠ズームのカメラを持って来れば良かった。元は畑のど真ん中に風呂屋があった風でして、大昔同じく世田谷区の尾山台にあった松力の湯もそんな風だったから畑のど真ん中に風呂屋と言うのはアリだったのだろうか。

 隣のお屋敷入口にある農産物の無人販売所を見つつそんな事を思う、すると煙突から黒煙が上がったので今沸かしている様で期待。改めて本体へ、かなり昔のビル銭湯でして1~2階は風呂なので3~4階は賃貸部分かな?浴室の奥に自宅部分があるようなので。上階へは左右それぞれにある外階段で上がるようですが現状は空き部屋の様に見える。


宝船
 入り口前に原付を停める、そのまま中央の入り口へ。ビル銭湯ですが古いだけに正面番台裏手には木造銭湯ばりに鈴栄堂の九谷焼タイルで宝船、七福神は乗っておらず無人の船上にお宝が積みあがっている風。下足ロッカーに防寒靴を仕舞い引き戸を開けて入場、扉には感染拡大防止のためサウナは休止とあり先日の杉並湯に続きサウナは無理か。仕方ないので番台の女将さんに回数券を渡して入場、暖房が効いていて有難い。高天井で木造銭湯のレイアウトをそのまま大型化した初期のビル銭湯です。
ビル銭湯
 外壁側ロッカーを使う、中央には島ロッカー。木造銭湯そのままのレイアウトですので公道側に水の枯れた池のある前庭あり、トイレも外壁側濡れ縁に出た先。段のある和式でタイルは玉石風の上に水洗タンクは天井付近にある重力式なので流すときは鎖を引っ張ると言うレトロっぷりが良いです。脱衣場仕切り一番奥のテレビはオリンピック中継で番台の女将も島ロッカー使っている先客も見ている。

 浴室へ、もう露天か!?と言う位に寒い。感染防止のため高天井の湯気抜き窓全開なんですけど幾らなんでも寒いよ。島カラン1列でカランは5-5-5-5と外壁側手前に立ちシャワー1。ケロリン桶と腰掛を持って島カランに陣取る、カランは日の丸扇の古いレバー式でして取り付けの際に工具で殴打された跡が痛々しく最初は刻印を見つける事が出来ませんでしたよ。

 全身をざっと流してから浴槽へ、全て白湯でして仕切り側に座風呂が2つと外壁側は広い浅槽で仕切り寄りはバイブラ。脱衣場が寒いのでお湯は熱いと嬉しいのですが全て40度前後でガッカリ、入る前に煙突からの黒煙を見たのでもう少し熱いと思ったのですけどね。文句は言っても浴室内は外並みに寒いしサウナは休止状態だし、そのサウナは仕切り側手前にありまして内部は4名ほど入る事が出来るスチームサウナになっています。

 とにかく適当に温まってから出ると風邪を引きそうなのでしっかりと温まってから上がって体を洗う、シャンプー類の備え置きは無いので持参した物を使う。とにかく寒波の冷風がキツいのでさっと済ませねば。そんな調子で体を洗ってからすぐ浴槽へ潜り込む、初期のビル銭湯だけに高天井が木造銭湯風です。奥の壁には富士山と岩礁地帯のペンキ絵がありつまりは西伊豆かな、立ちシャワーを浴びて上がろうとしたら常連に人気で空くのを待っていたら長湯になって温まりました。

 17時半より45分も滞在したのはお湯にひたすら浸かって暖をとったから。相客は常時数名で皆さん近隣の高齢者だろうか?上がると脱衣場の暖かさで一安心かと思いきやお湯で温まった分寒く感じると言う、その分湯冷めする前に帰宅出来ました。


給田湯
https://www.1010.or.jp/map/item/item-cnt-505
https://www.setagaya1010.tokyo/guide/kyuden-yu/


nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:地域

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。