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横濱スパヒルズ 竜泉寺の湯 横浜鶴ヶ峰店 (横浜市旭区白根) [神奈川県横浜市の銭湯]

 木曜日に新年号にふさわしい写真を調達せよと言うお題を頂戴しまして、年末に撮影可能な正月らしい写真と言うと干支の動物しか思い浮かびませんね。ならば動物園に行って虎の写真を撮ってくるしかない。都内だと上野か多摩ですが事前予約制と言うのが面倒だから横浜の野毛山かズーラシア、野毛山動物園は檻が小さいイメージなのでズーラシアにしよう。

 県道45号をひたすら下ると入り口があるので右折して正面向かい駐輪場に原付を停める。虎は年賀状用にガラス窓の向こうでおとなしく座ってくれていましたがその位置だと暗い、一眼に望遠ズームを付けていたので屋内では明るい写真が撮れません。それでも連射モードで虎だけでも200枚以上撮影、初めて来たので園内を一通り見学したらサバンナの動物は明るい広場にいるのにね。
虎
 閉園前までいてから45号線に戻ると「竜泉寺の湯」の看板、スーパー銭湯の開祖にして安い値段なので一度行きたいと思っていましたが、南関東はここと八王子と茅ヶ崎に草加と言う原付で行くには少し遠い場所ばかりなので今回帰りに寄るのはチャンスと言えばチャンス。そう思いつつ右折すべき長坂交差点を通り過ぎてしまった、引き返して左折すると横浜四季の森と言うショッピングモールがあるのでその中か!と思ったらそこを通り過ぎてバス通りをひたすら進む。


千丸台商店会
 要所に案内の看板が出ているので言われるままに進むと千丸台団地と言う古い団地に到着、その手前から丘陵地の上に如何にもな施設がそびえ立っているのが見えたのでそちらだろうなと思いつつ進むと、果たして千丸台商店会を途中で右折した坂の上に大きな施設があってそちらが目的地です。誘導されるまま入場してバイクの駐輪場は上階と言うので上の駐輪場へ、ちょっとここまで駐車場が広い施設に来たのは初めてだよ。

 駐車場の奥にエレベータがあり脇に階段もあるので階段で上がる、エレベータ右手の石は何でしょうね?階段から上がると丘陵地にならぶ団地や斜面に階段状の分譲マンションが建てられている様子が良く見えるのを横目に正面ホールへ。写真を撮ろうとしたら入り口左手でお菓子を売っている人がいたので断念。右手のメガな下足入れに雪駄を仕舞い左手のフロントに行くと券売機で入場券を買えとな。
丘の上の巨大施設
 週末料金は800円、これで岩盤浴以外の全ての施設が利用できます。その岩盤浴は混んで入場制限しているそうなのでパス、公衆浴場でもサウナ別料金ならば800円と言うのはありがちな値段ですので確かに高くもない。フロントを抜けると体育館位ある座敷があり、これは90年代にふるさと創生のバラマキ1億円で地方自治体が作った健康ランドでよく見るレイアウトです。それをスーパー銭湯の始祖もやると言う事は、そもそも竜泉寺の湯が作り上げたフォーマットなのかもしれない。

 奥に飲食スペースがあり右手に脱衣場の出入口、左手の男湯へ。先日廃業したお台場にあった大江戸温泉物語以来の超大箱な脱衣場です、並んでいるロッカーの数と入浴客の人数で自分が特別な存在でもない有象無象なその他大勢であると言う諦観と安心感に包まれると言うかね。大型ロッカーに荷物を入れて浴室へ、トイレは浴室手前左手にあり節水型洋式便器の個室と小便器が2つずつ。

 浴室へ、何故スーパー銭湯と言えばオルゴールのBGMが流れているのでしょうね?正面にある内湯の大浴槽はなんと炭酸泉。普通炭酸泉は目玉なので順番待ちになるのですがそれを内湯のメイン浴槽に据えるとは流石竜泉寺の湯、右手のテレビがあるぬる湯はちびっこ湯なので関係ないか。ちびっこ湯の前にある棚にお風呂セットを放置して右手に並ぶ立ちシャワーへ、一番脱衣場寄りに別料金で5分動く妙なシャワーがありましたがスルー。その奥にサウナあり、左手が塩サウナなのでそちらは無視して右手のドライサウナへ。

 二重扉の奥に4段でとんでもなく広いからコロナを無視してMAXで詰め込めば100人位入るんじゃなかろうか?中央のテレビには「黙浴」と貼り紙があり点いておらずその上に室温計とその下に12分計がありますが真っ暗なので私の視力では見えません、左右にサウナストーブが1基ずつ。中央上段に陣取って汗が出るまで粘ってから出て目の前の水風呂へ、3~4名サイズですが水温16.7度と良く冷える。

 2往復目は心眼で6分計って3往復目でオートロウリュ作動、左手のサウナストーブだけサウナストーブに積み上げた石へ盛大に水が注がれて蒸気が大量発生。しかし広すぎるサウナ室なのでファンで回しても大した事ないかなと思いきや、3回連続で水を注いだので広大な室内に満遍なく熱波が来て発汗もします。昨日行ったゆいると比べると効き目は正直ショボいのですが大箱なのでこんなもんかなと思う。

 サウナ堪能後は内湯の一番奥へ、なんとでんき風呂が7基あります。当然の様に押す・揉む・叩くとパルスが変化するタイプなのでしばし堪能、これが1基しかないと順番待ちが面倒ですがこんなにあると良いね。その隣にはジェットバスがとんでもない数並んでいた、なんと言うか大衆向け施設なのだけれどそれに徹し過ぎていて自分もその他大勢の1人と実感できるのは良いのか悪いのか。

 屋外の露天風呂へ、施設の巨大さからするとコンパクトにまとまっています。囲いで外は見えませんが駐車場から見えた景色からすると丘陵地に広がる団地と分譲マンションばかりだから見えなくても良いか。スーパー銭湯なので仕方ないのでしょうが湯温40度に満たないぬる湯ばかりで辛い、つぼ湯が42度で泡風呂が41度だったのでそれで頑張る。特につぼ湯は通常人気なのに割と空いていたのは一般感覚ではお湯が熱いのかもしれない。

 これ以上温まるのも難しそうなので上がって内湯のカランブースへ、なんと言うか通常のスーパー銭湯よりも明らかに左右の幅が狭くてわざとこうしているのだろうか?そして桶が百円ショップで売っているかのようなとんでもなく安っぽい青い桶だった、この高級感の真逆を狙う方向性は何なのだろうか?本当に自分が有象無象であると謙虚な気持ちになる事が出来るのは良いとは思いますが。カランはTOTOのスーパー銭湯タイプで安い施設と言ってもシャンプー類の備え置きはあります。

 内湯の脱衣場正面にある一番大きな浴槽へ、炭酸泉なのですが湯温が炭酸泉にしては高いので正直ココが一番温まるかもしれない。しばしノビてからやはり絶対的な熱さも欲しくなって露天の泡風呂に入ってから立ちシャワーを浴びて上がる。18時前ですのでまだまだこれから混むぞと言う感じでロッカー前も人が行ったり来たりで大変な状態、脱衣場の外に出ると正面の座敷もかなり混雑している。

 ここでマッサージチェア使ったり飲食する事を期待されているのでしょうけど単独行動なのでさっと帰る、館内の有料施設を使っていなければ精算機の操作は不要と言うのでそのまま出たら本当に出る事が出来た。それよりも問題は真っ暗な中往路のバス通りを辿る事が出来るか?と言う不安でしたが案外右左折ポイントが分かるので無事45号線へ。東京は遠いですがココからららぽーと横浜まで、とIKEAまでと区切って考えればそれほど遠くもないですね。
マーク

横濱スパヒルズ 竜泉寺の湯 横浜鶴ヶ峰店
https://tsurugamine.ryusenjinoyu.com/


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