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朝日湯源泉ゆいる (川崎市 川崎区鋼管通) [神奈川県川崎市の銭湯]

 土曜日、諸事片付けてと言うかプールから一旦帰宅後家の用事をあれこれしていたら16時を過ぎてしまい今から遠方の風呂屋は無理かな?そう思ったので近くな川崎の風呂屋に行く事に。と言ってもすっかり数が減ってしまい紹介していない銭湯は残っていたっけ?それでは10年前に行った後大改装をして組合加入の公衆浴場ではなくなった旧朝日湯に行ってみるかな?鋼管通沿いですのでそちらを目指すと真正面にコンビナート群が見えてくるのが何とも鋼管通。

 白基調だった正面が黒と茶色に変わっていました、角の「アサヒコインランドリー」は変わっていませんね。正面右手に駐輪場がありますが裏手にも駐輪場あり、と言うよりも裏手の駐車場がとんでもなく広い。駅が遠い施設なので車での利用を考えているのか、朝日湯時代も裏手の駐車場が広かったのですがもっと囲われていたと記憶。裏手に廻ると立派な煙突もあります。
裏手から煙突
 正面に原付を停めて入り口前の看板を見る、先ずは1階での飲食のみ利用も出来るとか。そして値段を見てビックリ、週末は2090円ですと。よく見ると5時間コースで3時間コースなら1760円、しかしプラス入湯税なので公衆浴場時代の倍はしますね。自動ドアを抜けてロビーの下足入れに雪駄を仕舞い奥のフロントへ、下足のカギと交換にロッカーキーに大小のタオルの入ったバッグを預かりつつ希望のコースを伝える。館内着のレンタルもあるそうですがそんなに長時間いないのでパス。


看板
 エレベータで3階まで移動できますが階段を使う事に、1階のカフェレストランはオシャレ調。フロントに若いスタッフが2名いてレストランでも数名働いている、飲食スペースやカラオケを充実させた公衆浴場が最終的に家族従業員の高齢化に伴いそう言った施設を閉めてしまった例を何軒も見ているので、いっそスーパー銭湯化して若いスタッフを雇う方が正解に見える。

 2フロア分階段を上る途中でもスタッフとすれ違うね、廊下奥を右に進むと男湯です。フロントで借りたロッカーキーに荷物を入れる、脱衣場奥にパウダールームとトイレがあり、トイレは節水タイプの洋式便器が2つ。浴室へ、通路中央寄りにアカスリコーナーがあり外壁側にサウナ。その奥中央側にカランがあって島カランは1列、カランは脱衣場寄りから2-3-3-3と通路脇に直径25センチくらいの朝顔形立ちシャワーあり。

 脱衣場側の棚にバッグを放置してサウナへ、と思ったら入り口に行列ができていて何かと。サウナハット率が高いので今時のサウナーに人気の施設だったか、ガッカリしつつ並んで待つとスタッフが招き入れてくれるのでタオル製のマットを1枚敷いて中央下段に陣取る。上下2段で定員15人は入らないかな?入り口の扉が開けっ放しなのはぎゅうぎゅうに詰め込んでいるから換気をしているのだとしてもこれでは流石に汗が出ないんじゃないかな。

 そう思っていたら何やら廊下でタオルを振り回す練習をしていたスタッフ氏が扉を閉めてフロアに立ち挨拶、客が全員拍手で答えて何かイベントが始まるらしい。アウフグースをするそうですが実に初体験です、ロウリュと何が違うのだろうか?と興味津々で見ていると先ずは入り口正面奥のサウナストーブにアロマ水(ペパーミントだそうです)をかけてから床に置いたAIスピーカで音楽を流してその曲に合わせて踊るように闘牛士のようにバスタオルを振ってあおぐ。天井にミラーボールがあるとグルーブ感あるかも?

 水かけてはあおぐを繰り返すと段々と熱風の温度が上がって来てまだ体が冷えていたのに汗だくになってきました。1回目が終了した所で上段に陣取っていた人が大量に出ていく、確かに上は熱風どころか空気も熱そう。私も2回目の途中で脱出、鶴見のおふろの国での「サウナ熱波」イベントには参加した事がありますがアウフグースはもっとオシャレで同じくらいキツいんだなと感動、ちょっとトランス状態とかニューエイジ言いそうな演出にも驚いた。

 サウナ室の奥に水風呂がありその壁面に冷水とお湯のかけ湯があるので冷水を浴びて妙に入り口の高い水風呂へ、入るととんでもなく冷たくて深い。もぐり水風呂と言うそうで鉱泉の源泉を13度まで下げて水深150センチの浴槽に溜めてあります、もぐりと言うのだから堂々と潜っても構わないよねと奥まで入ってから潜ったりしましたがもう足先が冷たくて30秒といられずすぐに出ました。通路上にデッキチェアが並んでいるのでぐったりとのびる、ココで体を拭くと「ととのう」んだっけ?と水滴を拭ってのびているとアウフグースをしていた人がタオルであおいでくれてサービス良いぞ。

 なんだかお腹いっぱいですが再度サウナへ、今度は上段に陣取って12分計で6分粘ってから先ほどの水風呂に入るとホカホカ感が霧散してしまう。もう1回と上段のストーブ前に入ると4分目にオートロウリュ作動、もう「加減しろよ!」と言いたくなる位大量の水が石を積み上げたサウナストーブに降り注いで上段が物凄い熱気に包まれます。リアルで火傷しそうに熱いですが下段に人がいるので思い切り伏せて何とか熱から逃れようとしますが頭と背中が熱風に炙られ続けてたまらず飛び出す、そこでまた13度に入ると体が冷えすぎてまあ、今時のサウナーは古典的なサウナ好きよりも過激にサウナを追及していると感心しました。

 体のホカホカ感は無いのにサウナはもうお腹いっぱいなので浴槽へ、外壁側水風呂の奥は柑橘が浮いた高濃度人工炭酸泉で一番奥にぬるめの温泉と中央寄りに熱い温泉、仕切り部分に外気浴室。先ずはぬるい方の温泉へ、最近ボーリングして掘り当てた鉱泉でありがちな黄土色の湯でして浅くて大きめの浴槽でしばらくのびてから高温浴槽へ移動するとこちらは公衆浴場の熱めの湯くらいの温度で温まってから上がって体を洗う。カランは左右に仕切りがありシャンプー類の備え置きはあり、何故か全部ダージリンティーフレーバー。
外観
 今度は人工炭酸泉へ、水温30度ほどですが炭酸の気泡でホカホカしてくるのは正しく炭酸泉。しかしこれが上がり湯では絶対的な熱量が足りないので熱湯に入ってから巨大朝顔の立ちシャワーを浴びて上がる、パウダールームの乳液は乾燥したこの時期必須だよね。3階への階段を上がってみるとよもぎ蒸しの受付と漫画のある休憩室だったので漫画を30分ばかり読んで出る、特に追加は無いので1760円に入湯税150円の合計1910円でした。公衆浴場と比べると高いは高いのですが、大勢のスタッフによるサービスとアウフグースとオートリョウリュのレベルの高さからすると料金分の元は充分取れていると言うかむしろ安いレベルじゃないだろうか?
改装前

朝日湯源泉ゆいる
http://asahiyu1010.com/
https://sauna-ikitai.com/saunas/10781


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