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松美湯 (横浜市南区堀ノ内町) [神奈川県横浜市の銭湯]

 土曜日、地元で雑事を済ませてから先週に引き続き横浜方面へ。野毛付近を通過すると週末とは言えあまりの人手にちょっと震撼する、そりゃ新規陽性者も増えるよな。16号線を掘割川まで行くともう磯子区との境なのですが川の反対側に行くと以前行った桜湯ですね。それを蒔田駅方向へ進むと安い総菜屋が点在する良い感じの商店街へ、モルタル造り町会会館の鏝捌きが見事だなと思っている手前に油井型の煙突発見。
煙突
 しかし一通出口なので商店街側からは近付けず大回りする羽目に。切妻屋根の木造銭湯でして煙突下の道路を挟んだ対面には陶芸工房が、正面は番台式銭湯をフロント改造かと思いきや向かって右端に「斑鳩」と言う止めた喫茶店の屋号がうっすら残るテントがあるので以前かららしい。正面に原付を停めると常連老人が車で来て店の前に乗り捨てるのでこの界隈駐禁の取り締まりはゆるそう。

 左端の入り口で雪駄を脱いで広いロビーへ、外から見た喫茶店跡部分には先ほど向かいにあった陶芸工房の作品を販売しているのかな?組合HPによると陶芸教室もしているそうです。ビニールカーテンで厳重にコロナ対策をしたフロントで490円を払い右手の男湯へ、男女の仕切り部分がパーティションになっているのは営業前にデイケアでもやっているのかね?そんな風にも見えないけれども。


向かいの陶芸工房
 基本ロッカーは外壁側だけですが常連さんは大体脱衣籠を使っているので問題無さそう、ロッカーキーは風呂屋と言えばなガッチリ系ではなく180度回す華奢な物。脱衣場には現在使用禁止のぶら下がり健康器やらマッサージチェアにマッサージベッドまで有るので以前は進取の精神に溢れていたのかな。トイレは外壁側で窓際に並んだ掃除用具にスチールウールがあるだけに古い青色の洋式便器ですが綺麗です。
エントランス
 浴室へ、仕切り側にカラン9つと奥にカラン3つ。外壁側にはカランを撤去した痕跡が残っている、下にリンクを貼った2007年の訪問記事では外壁にカランがあるどころか手前にシャワーの無い島カランが2列あった模様。わざわざカランの島を撤去して減らす例は時々見ますね、その分?外壁側に観葉植物が並んでいる。スーパー銭湯タイプな桶と種類が選べる腰掛から一番小さい物を選び仕切り側カランに陣取る、カランは和栗のボタン式で水圧は低いし湯温も安定しないね。

 チョロチョロとしか出ないカランで何とか全身を拭う、鏡もウロコ汚れがビッシリで使い物にならない。こちら所謂関西式と言われる浴室中央に小判型の浴槽がある風呂屋です、しかし小判と言うよりも大判と呼びたい5~6人ゆったり入る事が出来る広さ。湯温は高めなので体を少しずつ沈める、浅槽ですが昨今のスーパー銭湯よりは深いかな?湯温計44度はリアルな湯温。外壁側奥の角にも4分の1円形な浴槽があり入ってみると更に熱いミクロバイブラ深槽で45~6度はありそう。

 汗が出るまで頑張ってから上がって体を洗う、シャンプー類の備え置きは無し。カランは水圧が低かったりまあ我慢できる圧に戻ったりしたと思えば水が出てきたりと安定しない。それでも体を洗って再び中央の浴槽へ、壁画は奥にオランダの風車?なタイル画がありそれ繋がりなのか浴槽の床タイルも長方形のタイルを風車風に組み合わせた昭和40年前後に流行った物。男女の仕切り部分にはオレンジ色の屋根の家が並ぶ湖畔風景と言う良く見る題材。

 立ちシャワーは無いのでカランのシャワーを浴びて上がる、浴槽の湯は井戸水を沸かして溜めただけ風でカルキはそんなに入っていない風だったのでカランのシャワーで充分だったとも言う。18時前まで40分ほど滞在して相客は常連の近隣老人が常時3~5名と言った感じ。帰りは往路の16号ではなく桜湯脇からバス通りを山越えして地蔵坂から一気に関内へ、往路もコレをやりたかったのですがちょっと道に自信が無かったのよね。
全景

松美湯
https://k-o-i.jp/koten/matsumiyu/
http://furoyanoentotsu.com/matsumiyumaita20070121.html 


タグ:蒔田
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