あづま浴泉 （江戸川区中央）

　日曜日、昼過ぎまで雨。お陰で出掛けようという気はすっかりと萎えて１６時前まで読書、それから原付を起動。昨日オイルとエアクリーナエレメントを交換したので調子が良くなったか？アイドルは安定したかな。３５７号線で一気に葛西まで行って環七を北上、京葉道路を超えてバイクの２りんかんのある角で左折して少し進んだ右手に目的地のあづま浴泉。

　前回の２０１２年に来た時には正面右手は空き地でそこに車を停めたのですが今回はアパートが建っている、その時は雨降りの夜だったので周囲の見聞もしませんでしたが今回はじっくりと。江戸川区に何軒かある大型のビル銭湯でして裏に廻るとアパート越しにステンレスの煙突が見える、そのまま元駐車場のアパート側に進むと暗渠化した遊歩道がありブドウ棚もあってオシャレ。正面に戻ると対面にコインランドリーがあり大型銭湯なのに施設内にコインランドリーは無いのか。

　入り口右手の駐輪場に原付を停めて入場、入り口付近で蚊に襲われて先ほどの遊歩道よりも蚊が多いとは。階段で上がるエントランス内部に下足ロッカーが並ぶので雪駄を仕舞う、広いロビー入り口は引き戸が開けっ放し。内部は外壁のアーチ型窓と逆向きの逆アーチ天井で元々にせよ番台を３分割したにせよ広大です、フロントの女将さんに回数券を渡してサウナもと言うと無料だとか。奥にテレビがある位で贅沢な空間の使い方をしています。

　左手の男湯へ、１７時前の老人ピークタイムだけに常連客が多く島ロッカー周辺は密なので公道側ロッカーを利用。トイレは外壁側濡れ縁に一旦出た先なのが古いビル銭湯で良いなあ、便器は水色の床タイルに合わせて同色の節水タイプの洋式便器に交換してあります。外壁側の窓はヒンジ部分が下に落ちて恐らくもう閉まらないんだろうなと言う態、濡れ縁に棚があり常連さんの入浴セットが並んでいるのは貸しロッカーを使わず皆この露天スペースに預けているのか。

　引き戸を開けて浴室へ、脱衣場と浴室の仕切り上部は熱帯魚が泳ぐガラスレリーフ入りの窓になっている。大型のビル銭湯だけに島カラン２列でカランは仕切り側から８－６－６－３－３、外壁側に立ちシャワー２。島カラン上にお風呂セットを放置して立ちシャワーを浴びて外壁側脱衣場寄りのドライサウナへ、入り口外の貼り紙には感染防止の為５名以上での使用は禁止とありますが入ってみたら上下３人ずつの定員６名なので５名だとほぼ満席なのでは？

　下段に先客２名いたので上段中央に陣取る。入り口側壁面に１２分計とサウナ機器の柵の上に５分の砂時計、壁面にヴィーナスのレリーフがあったようですが気付かず。テレビは無く有線放送のマイナー演歌が流れている、しかし「しかむらひろし」氏の「甲府しぐれ」と言う曲がかかると常連の誰それがこの曲気に入ってＣＤ屋で取り寄せて買ったとか。話しかけられた常連も「そう言えばこの曲よく聞くね」って私は今日初めて聞きましたよ。

　有線放送のマイナー演歌もあなどれないなといたく感心。さて、あっという間に５人ギッシリになってしまい以前の様に何往復も出来ないなと思い時計１周の１２分間我慢。室温９２度なのでそれ位は我慢できます。浴槽の一番外壁側が水風呂で広さは大人２名でゆったり、水温は２０度そこそこだから井戸水そのままかな？果てしなくいられる温度なのでしばらく冷やしてサウナに戻ると今度は２名のみになったので８分粘ってから水風呂へ、無料のサウナでしたが堪能しました。

　浴槽は奥の壁沿い仕切り側からくすり湯のぬる湯・白湯の座風呂と白湯のバイブラ、バイブラに顎まで浸かって熱めのお湯でしっかりと温まってから出て腰掛とスーパー銭湯タイプの桶を持って島カランに陣取る。カランは日の丸扇刻印の太いレバー式でメッキが新しい、シャンプー類の備え置きは有りなのでりんご香料のボディソープ。

　全身をしっかりと洗ってからくすり湯浴槽へ、ぬる湯。壁画は虹色の背景に舞い泳ぐ人魚で人魚の胴体も虹色、仕切り側には天井や窓の形に似たウロコ模様のタイル。お湯の熱い座風呂に移動してブクブクやってから立ちシャワーを浴びて上がる、外壁側濡れ縁に出るとすぐ蚊に襲われて曇天とは言え住宅街なのに蚊が多いわ。外に出るとすぐ環七で３５７号線に出ればあっという間に大井埠頭なので復路は４０分位で帰ってきました。


あづま浴泉
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https://www.oyunofuji1010.com/gallery/2067/

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