SSブログ

千代の湯 (江戸川区平井) [東京都江戸川区の銭湯]

 日曜日、アクアラインを渡って君津に買い出しに行ったら千葉は雨。それでも玄米5キロを買ったりしてから久々小櫃駅近くの食堂でランチも済ませて帰宅、読書などして過ごして風呂に行くべく16時に家を出る。江戸川区の風呂屋に行ってみようかと思い以前なら京葉道路を東に向かっていたのですが市街地は色々と危ないので357号線で一気に行こう、明治通りから北上すれば亀戸なので平井あたりに行く分には丁度良いと思っていたら側道ではなく本線に入ってしまった。

 すると次の交差点が環七と言う357号線の剛毅さよ、晴海通り・三つ目通り・明治通り・環七しか交差点が無いなんて。その環七手前の左折ポイントから船堀方向へ北上しましたが江戸川区内は雨が本降りで参った、船堀街道から京葉道路で平井に引き返して吉野湯を目指しましたが現在改装の為休業中だとか。それならば8年前に行った千代の湯へ行こうか。
路地を挟んで煙突
 江戸川北税務署の近くで周囲は町工場が多い、立派なコンクリート煙突が目立つので目標に進むと到着した17時半と言う時刻が丁度ピークタイムなのか自転車がずらり。8年前には夜に来たので印象が今一つでしたのでしっかりと検分、先ず目に付くのは路地を挟んだ反対側で完全に独立した煙突ですね、煙道は地下にあるのだろうけど珍しい。社殿造りの堂々とした躯体に大きな唐破風と手前両端には波を模った鬼瓦が鎮座、浴室部分の切妻屋根にも緑色の瓦が鎮座していて銅製なのか色を塗っただけなのか?


鬼瓦
 自転車の列に原付を並べる、公道沿いの塀にある小窓は前回に来た時には照明だったか。正面から入ると左手が男湯で下足入れに雪駄を仕舞い自動ドアを抜けて入場、8年前は番台だったと記憶しますがフロント式に。若女将は前回と同じ方なのでしょうけど貫禄が出てしまったかな?フロント真上には招き猫ならぬ電子レンジが台に置かれているのは何故?回数券を渡して脱衣場へ、大型の木造銭湯ですが高天井は格子ではないね。ロッカーは島と外壁側にあるので外壁側に荷物を入れる、入場前に外から見て前庭部分に木が生えているのが見えていましたが女湯側の大木はどんな風なのかね。
入り口
 その前庭に出てみると灯籠のある池には金魚、蒸し暑くなったのとコロナで引き戸全開だからか液体蚊取り作動中。トイレは濡れ縁に出た先で古い洋式便器にシャワートイレ設置だけど入浴中に入る客がいるらしく便座も床もビショビショなのが何とも残念、便器は汚れるに任せていたのを今真っ白に磨いている途中らしく八割方白くなっていますね。脱衣場の公道寄り冷蔵ショウケースはフロントから一切見えないのですが大丈夫?アルコール飲料は置いていないけれども。

 浴室へ、島カラン1.5列でカランは仕切り側から9-7-7-8-0-7と数が多い。仕切り側の島カランにはシャワー無しで立ちシャワーは外壁側と仕切り側手前にハンドシャワーが各1、特筆すべきは床のタイルでして時代時代の修理だからか4世代位のタイルがパッチワーク状ではなくある程度整然と貼られてあるのが良いね。多分仕切り側手前の立ちシャワー下の白黒のタイルが竣工時の物じゃないかな?

 ケロリン桶と腰掛を持って外壁側島カランに陣取る、カランは日の丸扇刻印のレバー式ね。全身をしっかりと拭ってから浴槽へ、何だか小分けにし過ぎて何が何だか。仕切り側から入浴剤のじっこう入り広い深槽の気泡、その外壁側からが物凄く細分化されていて先ずは7点ジェットの深槽、その外壁側が1名用の寝風呂。ボタン式1点ジェットの外壁側にでんき風呂があり外壁沿いにバスソルトを入れた白湯のぬる湯。各浴槽に満遍なく常連さんが入っていたので7点ジェットでしばらくブクブクしてから気泡へ移動、ぬる湯なのでしばらく手足を伸ばして独占してからでんき風呂へ。見るからに古そうな設備で電極板は左右では無く前後と言うレイアウトだから期待出来ないなと思ったら、なんと押す・揉む・叩くとパルスが3段階に変化する最新式だったのでフルコースを堪能。

 上がって体を洗う、シャンプー類の備え置きはありと思いきや浴場組合のフォームタイプだったので持参した物を使う、泡タイプ使い辛いのよね。今度は1点式ボディジェットに入ってボタンを押すと超強力、ココとでんき風呂だけは最近施設を新しくしたのではないだろうか?外壁側の白湯バスソフトぬる湯へ、外から見た時に熱湯の看板が見えた通り、平日は熱湯で日曜日だけバスソルトぬる湯なんだとか。塩水湯らしく35度位のぬる湯なのにじんわりと温まってくるので、人工炭酸泉の用意出来ない施設でも真似すれば良いのでは?

 浴室のビジュアルは充実していて奥のペンキ絵は中央に富士山を据えた渓流風景なので富士川かな?その下のタイル画は紅葉の湖畔で仕切り側は特徴的な灯籠からして兼六園風タイル画。立ちシャワーを浴びて上がる、島ロッカー前にある体脂肪計は目盛が無く使い方が分らないので古典的な体重計で計る。外へ出て京葉道路へ、往路同様に357号線で帰ろうかなとも思いましたが14号線で帰る方が近いかなと。交差点が多くて危険が一杯ですがね。オドメーターで見ると海沿いを経由しても距離はほとんど変わらなかったので今後江戸川区や江東区に行く際には湾岸道路を多用しようかなと。
全景

千代の湯
http://www.1010.or.jp/map/item/item-cnt-277
http://www5e.biglobe.ne.jp/~wadyfarm/edogawa5a.html
http://furoyanoentotsu.com/chiyonoyu_hirai20120106.html 


nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:地域

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。