SSブログ

松の湯 (墨田区緑) [東京都墨田区の銭湯]

 3連休初日、国旗を掲揚するも風が強いのですぐに引っ込めてしまった。午前中に買い物をして午後に傷んだ実家にペンキ補修をしてから青山一丁目のホンダショールームに出かけたらコロナウィルス騒ぎで閉館、広尾の激安寝具店で買い物をしてもまだ17時前ですよ。流石は春分の日、ならばもっと遠方に行ってしまえと墨田区緑まで行って松の湯、8年ぶり訪問です。

 8年前はこの界隈結構な銭湯密集地帯だったのがもう松の湯と川向こうの高砂湯しか残っていない。しかし松の湯は何も変わった様子はなく油井型の煙突とトタン屋根ながらも懸魚のある唐破風、煙突の真裏はスレート壁の倉庫だか工場なので自宅は別にあるのだろうか?周囲を中層のマンションに囲まれているので前庭は左右とも潰してコインランドリーになっている、女湯側の隣は2階建ての自走式駐車場なのも以前のまま。
懸魚
 フロント改造なのですが入り口は番台時代のまま左右に下足入れがあり何となく男女別に使っている様な?男湯側に雪駄を仕舞い中央の引き戸を開けてロビーへ、脱衣場を3等分した中央部分です。高天井は折り上げ格天井で正面の壁画は白地にシンプルな富士山、左手フロント脇に女将さんが立って接客しているので回数券を渡すと下足の札と交換にロッカーキーを貸してくれる。奥のテレビで相撲をやっていましたが混雑していたのでさっと右手の男湯へ。


トイレ奥は燃料置き場
 すると更に混雑していた、ロッカーは外壁側だけで中央には畳敷きの竣工記念に貰ったらしい腰掛の台。奥の大型体重計は周辺に相撲部屋のあるこの界隈ならではなのか?17時半ですが都心部の老人は宵っ張りですね。トイレは公道側で広いタイル張りの個室の中央に洋式便器一つ、先ほど駐輪の際に女湯側トイレから結構な臭いがしていましたが男湯側は綺麗。

 浴室へ、島カラン1列でカランは仕切り側から5-5-5-4と仕切り側手前に立ちシャワー1。仕切り側カランは新調した風でしたがシャワーは無しで外壁側カランの一番手前だけシャワーがハンドシャワータイプ、脱衣場同様に混雑しているので空いてるカランにケロリン桶と腰掛を持って陣取る、カランは日の丸扇刻印のボタン式。全身を流してでは浴槽へと思いきやこちらもほぼ埋まっている、仕切り側からくすり湯・2名分の寝風呂・でんき風呂と昔はうたせ湯か何かがあった浴槽と細かく仕切り過ぎで浴槽が例えば深いのと浅いの2槽でも良かったんじゃ?

 一番外壁側の浴槽になんとか潜り込んで温まる、背中に湯口があるでも無いのですが何となく熱い湯が出てくるね。温まったところで島カランの奥側にある棚から樹脂製のマットを1つ取って手桶で洗ってからスチームサウナへ、扉の把手が吸盤でガラスに貼り付けてある。外壁沿いに4名分の座面が有り湯が流れているでもないからマットを使うのか、こちらのスチームサウナは浴室の奥をサッシで仕切ったカプセル風呂的な簡易な作りなのですが奥の足元から常時蒸気が噴出し続けているので恐らく都内のスチームサウナでは最強の効きですね。

 一番奥に座るとスチームが熱いので胡坐を組んでいるとあっという間に汗だくになる、浴槽で予熱したとは言えスチームサウナでこれだけ効くなら文句無いです。出て外壁沿い隣に1名用の水風呂、水を浴びる桶も無いしすぐ前で体を洗っている人がいるのでそもそも水浴びも迷惑だから先ほどマットを洗うのに使った手桶で浴槽の湯を浴びて外に溢れない様ゆっくりと体を沈める。20度位でほど良く冷える、サウナは2往復で止めて寝風呂へ入ると大柄な私でもすっぽり収まったのでやはりお相撲さんの町なんだなと。

 上がって体を洗う、シャンプー類の備え置きはあり。18時を過ぎても引き続き混んでいて今度は仕切り側のくすり湯へ、くすり湯と言えばぬる湯と思いきや案外と熱い。こちら立派な宮形銭湯ですが外から見ると浴室部分のボリュームが無いのは通常の高天井ではなくカマボコ天井と言う珍しい形態、宮形じゃない木造銭湯では時々ありますがそれでももっと浴室部分の天井は高いだろうに。その飛行機の格納庫みたいな浴室だけに壁画も空に飛行機が飛ぶタイル画、中央にお城があり浴槽の上は白鳥がいる湖とややシュール。
カマボコ型の浴室
 上がる前にでんき風呂が空いたので潜り込むけどマイルド系、電極板の間隔が狭いのでそれなりには効きます。シャワーカーテン付きの立ちシャワーを浴びて上がる、揉み玉が動く旧式マッサージチェアは壊れていてコンセントを刺すと無料で動くと言うので試してみましたが上下せずにずっと肩甲骨の間を押し揉む感じでした。17時半から1時間滞在しましたが終始混雑していて8年前はもっとガラガラだったのにこの違いは何か?と言うと周辺の風呂屋が大体止めちゃったからかね。帰りに第一京浜を通ったら高輪ゲートウェイにアクセスする道路が出来ていてビックリしました。
正面

松の湯
http://matsuno-yu.com/
http://www.1010.or.jp/map/item/item-cnt-143
http://www.kt.rim.or.jp/~tsukasa/sento/Diary/tokyo/sumida/matsuno.htm
http://www5e.biglobe.ne.jp/~wadyfarm/sumida55a.html
http://furoyanoentotsu.com/matsunoyu_kikukawa20130426.html 


nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:地域

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。