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観音湯 (大田区西糀谷) [東京都大田区の銭湯]

 日曜日、昨日は仕事が正念場でプールに行かなかったので今日行くかと思いきや、例の新型コロナウイルスで学校への休校要請で屋内プールは軒並み臨時休業ですよ。話が急過ぎてアナウンスは特に無かったような、緑ヶ丘と大蔵運動場廻る時間で例えば多摩川土手を走った方が建設的でしたので本当に勿体無い事をした。来週からは営業していない事が明らかなのでランニングするしかない、上半身の筋肉が落ちてしまいそう。

 仕方ないので帰宅後職場に出て19時まで仕事、それから原付で環八を羽田方向へ進んでマックのある角で左折して京急線の踏切を超えると闇夜に浮かぶ油井型の煙突。前回訪問が2009年の5月ですがほぼ変わっていない、宮造りの東京式銭湯ですが道路側にフロント改造したかのような覆いがしてありその上部に千鳥破風が顔を出している。右手の男湯側はコインランドリー化していますが左手の女湯側は木が植えてあるので前庭が残っているのか?向かいにマンションが建っているので外に出る事は出来ないでしょうけど。
煙突
 正面に原付を停めて入場、外の看板には「人間洗濯機」なる物が書いてあり、廃業した大田区沼部にあった花の湯で現物は見たな、稼働する物は見た事無いけど。エントランスのタタキ部分が左右に広がっており下足入れの前まで土足で上がる事が出来る、下足入れに雪駄を仕舞い自動ドアを抜けるとフロア位置の番台。しかしこの形式だと番台ではなくフロントと呼称する風呂屋も多いのでどうなんでしょうね?番台のご主人に回数券を渡して入場、高天井の脱衣場は天井まで壁紙で覆われている。


エントランス
 ロッカーは島と外壁側にあるので外壁側をチョイス、窓越しにスチームサウナの様子が良く見えます。トイレは外壁側で段のある和式でして白い便器がピカピカ、正直客の使い方はそれほど良くないので掃除が良いなと。浴室へ、島カラン2列でカランは5-6-6-6-6-5、仕切り側手前に立ちシャワー2。ケロリン桶と腰掛を持って島カランに陣取る、カランは和栗のボタン式ですがボタン部分がWaguriロゴ入りの直径3センチほどの円盤型なのが珍しい。

 浴槽は外壁側から円形のジャグジー風バイブラ、中央外壁側がバイブラの浅槽で仕切り側が座風呂の深槽に仕切り側が1点ジェットの深槽。高温浴槽だと言う深槽へ、しかし3つとも温度は多分一緒。ガリウム温泉と言う事で人工ラジウムらしい、充分温まってから今日も時短でサウナへと思いきやなんと満席。さっきまで体を洗っていた若者グループが全員収まっているのか、諦めて中央のバイブラへ引き返す、中央浴槽は赤や緑のランプで照らされていてカラフル。しばらくブクブクやっていると若者グループが出て行ったのでさっとサウナへ。

 スチームサウナでして座面に仕切りがあるので明確に4人定員、室温計は50度でチェーンに縛られた5分の砂時計2つと3分の砂時計1つがありスチームサウナで5分は珍しい。スチーム発生器は良くある朝顔型ジョウロから水を噴霧するタイプですが樹脂の板で蓋をして内部が見えず変に守りが固いわ。5分の砂時計をひっくり返しましたが浴槽での予熱のし過ぎか3分程で汗だくになり外へ、水風呂は無いので立ちシャワーに入りカーテンを閉めて冷水を浴びる、天井側に固定した直径10センチほどの朝顔型を浴びてから再びサウナへ。今度は3分の砂時計で良いかなと思ったけど物足りなかったので一旦冷水で〆たら次は5分ですね、座面には水が壁面から常時流れているので桶で洗う必要もなく快適です。
全景
 サウナ2往復後円形浴槽のバイブラでしばらくブクブクやってから上がって体を洗う、シャンプー類の備え置きは無し。真後ろの年配男性が咳込み続けるのでこんな時期だけに気持ち悪くなって移動したらわざわざ寄って来て何かと。再び中央のバイブラへ移動、壁画はチップタイル画で女湯側は巨大な太陽と太陽系ですが男湯側は2つの銀河が衝突すると言う公衆浴場でなんでこんな壮大な画題が?と言う逸品ですよ。銀河のタイル画がまるでゴッホの星月夜なタッチなので見ていて楽しい、島カラン2列だけあって広い浴室です。

 立ちシャワーを浴びて上がる、困った事に例の咳の止まらない男性とほぼ同じタイミングで出てしまった、向こうはすぐ出て行ったが。何やら公衆浴場でも休業する店舗が出てきたので、ほぼ密閉空間で全裸の濃厚接触だからね。銭湯までも入れなくなったら本当に非常事態かもしれないねと思いつつ帰宅、すると普段21時半まで営業しているスーパーのライフも21時閉店とかでコレは本当に大変な事ですよ。
すずらん灯

観音湯
http://www.1010.or.jp/map/item/item-cnt-439
http://ota1010.com/explore/%E8%A6%B3%E9%9F%B3%E6%B9%AF/
http://www.kt.rim.or.jp/~tsukasa/sento/Diary/tokyo/ohta/kannon.htm
http://furoyanoentotsu.com/kannonyu_nishikojiya20190713.html


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