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小松湯 (川崎市川崎区大島) [神奈川県川崎市の銭湯]

 日曜日、今日も午後は仕事をして18時過ぎに退出。第一京浜で多摩川を超えて富士見通りに入り中盛会商店街に右折、中島湯前を通過して大島公園の向こう側にガラスタイル壁面と煙突が特徴的な小松湯。本当は左折してかまぶろ温泉に行く予定でしたがこっちで良いや、前回は2011年でしたので9年ぶり。向かいの公園前に原付を停める、昼頃に写真を撮りに来たら13時から営業していて驚きましたが上記のかまぶろ温泉と中島湯が早朝から営業しているので早くやらざるを得ないのだろうか。
煙突
 左隣が取り壊しで空き地だったので側面からも観察、大きなビル銭湯ですが1棟丸ごと風呂屋だけと言う造りが今となっては珍しくて格好良い、正面上半分がガラスタイルなのも良いね。左手の看板下芝居のポスターは9年前にも貼ってあり入り口には何故か小便小僧がお出迎え、奥の下足入れに防寒靴をしまい自動ドアを抜けてロビーへ。広いロビー奥のテレビで大河ドラマ放映していてビックリしましたがBSか、テレビ前のソファに数名座っていますがテレビを見ているでもない。

 左手のフロントでご主人にサウナも入りますと言うと下足の札と交換にバスタオルと手拭いに雲形サウナキーを貸してくれる、サウナは200円なのでトータル670円。左手の男湯へ、ビル躯体がほぼ脱衣場部分と浴室部分しかないので高天井も凄いわ。男湯側壁面にはハワイか何処かのヤシ林が、女湯側外壁には夕暮れ時のヤシ林のプリントが貼ってある。脱衣場との境上面のガラスにも魚のレリーフ画と海モチーフだらけ。天井には樹脂のシートみたいなのが貼られているのは断熱狙い?脱衣場のBGMはサウナ室のテレビから漏れる音声でテーブル上にリモコンが有るので脱衣場側からチャンネルを変える事が出来るのかも。何故かマッサージチェアはレザー部分が全てガムテープで覆われていた。


小便小僧
 出入口右手の棚にお風呂セットを放置して浴室へ、と思いましたがまたお湯で予熱をするので思い直して持って行く、棚の脇に冷水器があり水を飲む常連さんも気になったし。脱衣場同様の広大な浴室は60年代近代建築風味でもある、壁面はサイディングで天井はしずくが落ちない様にV字型になっている。正面壁面も一面熱帯魚が泳ぐサンゴの海を描いたチップタイル画で本当にどれだけ海モチーフなんだか。島カランは2列でカランは外壁側から4-2-2-4-4-5、仕切り側に脱衣場へ飛び出した立ちシャワー2と外壁側のカランは全てハンドシャワー付き。

 スーパー銭湯タイプの桶と数種類ある腰掛からコの字型を選んで島カランに陣取る、カランは和栗のボタン式。全身をしっかりと拭ってから浴槽へ、ガリウム鉱石でろ過した人工ラジウム温泉のバイブラは気泡が激し過ぎて体が流されるレベル。予熱したら脱衣場に増設したらしいサウナへ、上下2段の定員6名で室温は天井付近が100度、壁面に脱衣場側へ音が思い切り漏れていたテレビ箱がありそこに5分の砂時計2つ。予熱したとは言え5分ではじんわり汗が出る程度ですが一旦外へ。
効能書き
 水風呂は出入口とサウナの間にあり桶が無いので立ちシャワーで水を浴びて入るとまあ冷たい事、水温は17度位かな?すぐに出てまたサウナへ戻ると冷水で〆た体が熱くなるのが気持ち良くて3往復、汗が大量に出て気持ち良かったのはピークタイムが過ぎて人の出入りが減ったサウナ室の室温が120度まで上昇したからだった。そこまで熱いと水風呂でも我慢できる時間が長いのが良いです、話題の「ととのう」感覚はいまだにピンときませんが。因みに相客の常連さんはサウナ出入口脇の掃除用蛇口で水を浴びていました。

 浴槽は外壁側からくすり湯・ガリウム鉱石の人工ラジウムバイブラ・でんき風呂・座風呂・寝風呂と豊富、座風呂へ入るとこちらの深槽は本気で深い。ジェットでブクブクやってから上がって体を洗う、シャンプー類の備え置きは無しですがカラン上の棚があるのでお風呂セットやバスタオルを置きやすいね。今度はでんき風呂に入ると電極板の距離がある割に超強力で悶絶状態になる、手を浴槽へ入れる事が出来ずバンザイ状態。逃げ出して外壁側の白いくすり湯でノビてから寝風呂に入って立ちシャワーを浴びて上がる。

 19時半を過ぎると流石に空いてきました、それでも相客が数名おり無料のドライヤーを使っていたりもする。タオルを返却して外に出ると向かいの公園で20時前の真っ暗なのに子供が大騒ぎしながら遊んでいてもう帰ったら?と思った。そして中盛会商店街に戻るべく角を曲がると三島商店と言う酒屋の左半分が角打ちになっていて凄いなと、9年前明るい時間に来た時には昼間から缶チューハイ飲んでる初老男性に睨み付けられた記憶が。
全景

小松湯
http://www.kawasaki1010.com/now/koten/cyubu/komatsuyu.htm
https://k-o-i.jp/koten/komatsuyu/
http://www.kt.rim.or.jp/~tsukasa/sento/Diary/East/komatsu.htm


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