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山陽館 (川崎市川崎区渡田) [神奈川県川崎市の銭湯]

 とても寒い日曜日、しかし日中は大型バイクを動かして帰宅すると16時。着替えたりなんだで家を出たのが16時半、今から30分で行ける風呂屋と言うと川崎かな?昨年に麻生区の松葉浴場に行って川崎市の銭湯は完全制覇済みですが、最初の方は2011年に廻っていたのでもう記憶があやふやだし2回転目するのも悪くない。そうは言っても川崎市の銭湯は当時と比べると半分近く廃業しているのでバッテンマークだらけの地図を見つつ何処へ行くか、第一京浜を海側に越えて南武線沿線の幹線道を進むと平和湯が見えますがあそこは何度か行ってる。

 その少し先で川崎新町駅の反対方向へと左折するといきなり油井型の煙突が見えて来て角に山陽館、2011年の1月に来ている筈ですが記憶が無い、赤いネオン管がとても特徴的なのに。正面はネオンのモダンな造りですが、本体は町屋造りな東京式木造銭湯。右手の煙突基部手前に燃料の廃材が積み上げると言うよりもぶん投げてある、ネオン管下に原付を停めて角の入り口から入る。自動ドアを抜けフロントの女将さんにサウナもと言うと720円、川崎市の入浴料金は470円なのでサウナ代は250円か、下足の札と交換にバスタオルと手拭いにサウナキーを貸してくれます。
煙突
 右手の男湯へ、フロント改造した際にロビーを広く取り過ぎたのか左右に細長い脱衣場。何か臭いなと思いつつトイレへ入ると、段のあるアイボリーの和式便器も床の緑色のタイルもピカピカに磨いてあるのですがどうも下水の方から臭いが上がって来る模様。キレイにしてもそちらは配管工事でもしない限り難しいのだろうね、元が汲み取りか浄化槽だったのを水洗に改造したのでしょうけど。


ネオンが特徴
 浴室へ、島カラン1列でカランは仕切り側から7-6-6と仕切り側手前に立ちシャワー1、外壁側は手前よりサウナ・男湯にしかないらしい露天風呂の出入口と水風呂が有るのでカランは無し。立ちシャワーをざっと浴びてお風呂セットはカランの島の上に放置してサウナへ、ドライサウナでして上下2段で定員8名かな?室温は80度強ですがお客の出入りが止んだら90度近くまで上がったので本来その辺りが設定温度。壁面に5分の砂時計と90年代J-POP・7~80年代歌謡曲に懐メロとランダムにメジャー曲がかかる有線放送。

 上段に陣取って最初は全然汗が出ないので既に廻してあった砂時計を更に2回廻したので13分位かな?汗だくになって立ちシャワーで水を浴びてから外壁側の水風呂へ、1回目はとても冷たく感じるのですが水温計は21度。水風呂は中央に気泡が1列に並んでいて左右に並んで入る事を何となく強要していて、それで前回の記憶がやっと甦った。この気泡が賢いなと感心したんだった。その後も大体7分ずつ2回と3往復、最後には水風呂も快適に感じる様になったのでやはり20度そこそこだけに冷たくなかったなと。

 サウナで発汗、しかし年が改まって6日目にしてサウナ4湯目なんて贅沢し過ぎじゃないのか?少し反省しつつもサウナと水風呂の間にある通路を出た先の露天風呂へ、露天風呂も4湯目ですから本当に贅沢をし過ぎ。周囲に高い建物が無いので屋根は半分だけで煙突基部が良く見える、岩風呂風でお湯は内湯よりもややぬるめかな?誰も来ないので独占状態、プラスチック製のデッキチェアが4脚有るので外気浴も堪能出来そう。
煙突下が男湯露天風呂
 内湯に戻りケロリン桶と何種類かある腰掛の内コの字型腰掛を持って体を洗う、カランは和栗のボタン式でシャンプー類の備え置きは無し。今度は内湯へ、仕切り側にくすり湯の深槽と外壁側に白湯のバイブラ浅槽、それがそのまま外壁側に廻り込んで寝風呂が2つ。くすり湯の方が空いていたのでそちらに入り奥の壁側に背中を付けていたら湯口があって突如熱湯が出てきたので飛び出してしまった、水風呂で冷やさなければならないほど熱かったワケでもないけれども。

 白湯に移動してバイブラから寝湯へ、外にコミカ風呂とあったのですがその特徴と言うべきテラコッタタイルの紋様が壁画代わりと言うのではなく、青と緑のグラデーションな市松模様のタイルの上にどこかの作家が作った様な図案化された陶板製の鳥(鳳凰?)が6羽中央の図案化された日輪を囲む様に飛ぶと言う山陽館以外で見た事の無い壁画ね。立ちシャワーを浴びて上がる、服を着てバスタオル等をフロントへ返却。脱衣場が狭い分ロビーは広くて奥にテレビとソファのあるゆったりした空間、敷地は広いのに古い躯体を活かして改築すると案外と制約が出るものですね。
女湯側

山陽館
http://www.kawasaki1010.com/now/koten/cyubu/sannyoukan.htm
https://k-o-i.jp/koten/sanyoukan/
http://www.kt.rim.or.jp/~tsukasa/sento/Diary/East/kanagawa/kawasaki/sanyo.htm
http://furoyanoentotsu.com/sanyokankawasaki20070615.html


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