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サン光湯 (戸田市本町) [埼玉県の銭湯]

 土曜日、本日より目覚ましかけて完全に通常生活モード。風呂は何処へ行こうかな?まだ行ってない23区内の銭湯はと言うと足立区葛飾区の松戸市との境の方ばかりなので、そちらまで行くとなると埼玉の中山道沿いの方が近い。なので環八を北上して中山道へ、戸田橋を渡ってすぐ右手に健晃湯と言う風呂屋もあったのですがまだ時刻が16時半と想定よりも早いのでもっと奥へ進んでみる、正月5日でまだ道路が空いていたのが良かったか。とは言っても1キロも北上しない内に左手に油井型の煙突が見えて来て、こちらが本日の目的地。
煙突
 裏手に廻ると一方通行路で仕方ないので原付を押して逆走、中山道の反対側に10台分の駐車場が有りますが、右手奥にはプレハブ小屋が有るので9台分かな。入り口は路地側で左手に駐輪場があるので原付を突っ込む、千鳥破風の上に千鳥破風な入り口で破風の下には懸魚ならぬ鏝絵の家紋入り。中央の玄関で雪駄を仕舞い右手のロビーへ、奥にテレビのある広い空間ですが前庭部分を潰して増設したのだろうか?フロントの女将さんに430円を払い右手の男湯へ。


千鳥破風がダブル
 フロント改造銭湯ですが脱衣場は大体番台時代の広さかな?入って右手、ロビーとの境の壁に色紙が多数あり署名が同一人物なのはご主人なのだろうか?その色紙の脇に本があり、良く見ると昭和60年刊行の埼玉県浴場組合周年記念誌が2冊に前の東京オリンピック記念グラフ誌やら前の大阪万博ガイドブックと言った珍品揃いで湯上りに楽しみました。折り上げ格天井で外壁側に暗い感じの大きな風景画が飾ってある、トイレはロビー側に洋式便器の個室。脱衣場の外壁側窓から水風呂が何故か見える。

 浴室へ、島カラン1列でカランは仕切り側から7-6-6、外壁側は手前から立ちシャワー2とサウナ入り口に露天入り口がありその奥には内湯の浴槽が廻り込んでいるのでカランは有りません。立ちシャワーを浴びてお風呂セットは出入口脇の小さいワゴンに放置して外壁側にあるサウナへ、定員4名程度のスチームサウナで室内に水道栓とケロリン桶があるので腰掛部分に水を撒いて座る。座面の下から熱気が噴き出すのでふくらはぎが熱いわ、壊れた室温計では50度でリアルにそんなもんかな?砂時計が無いので汗だくになったら出る。

 脱衣場から見えた水風呂へ、手前床タイルの風車風に見える並べ方は50年前くらいの流行なのでこの水風呂もそれ位歴史がある施設なのか。桶で水を浴びて入るけれどもとても冷たい、18度以上なら中で寛ぐ事が出来るのですが温度管理していない水道水を溜めただけなのか井戸水が冷えちゃったのか水温16度位ですぐに出る。そんな調子で3往復、汗がしっかりと出る熱いスチームサウナと冷た過ぎる水風呂で急速冷却して大満足です。
男湯の露天風呂この辺り
 隣の露天風呂へ、露天と言っても屋根が有るなあと思いきや北側が解放されていて煙突が良く見える。男湯の露天風呂は中山道沿いの駐車場の裏手辺りか、岩風呂になっていてお湯も熱くて快適でした。露天で良く温まったので浴室に戻り島カランにケロリン桶と腰掛を持って陣取る、カランは日の丸扇刻印のボタン式でシャンプー類の備え置きは有りません。因みに内湯の壁面も仕切りも無地で壁画の類はなし。

 内湯は仕切り側がくすり湯の浅槽で中央が座風呂、外壁側から外壁沿いに広がる白湯の浅槽の3つ。外壁側のミクロバイブラでブクブクやってから角部分の滝の下に移動すると、滝の湯が本当に熱いので装飾で循環させているのではなく本当に湯口なのだなと変に感心した。熱い湯を肩に浴びて温まってややぬるいくすり湯へ移動、温まりつつも体の粗熱を撮ってから立ちシャワーを浴びて上がる。脱衣場で汗を飛ばす為先ほどの組合記念誌をパラパラ読む、昭和60年当時はヒートポンプが燃料代対策のハイテクだったのか。外に出るとはす向かいのカフェが17時半だと言うのにもう閉店していた、帰りは中山道ですぐ環八なので楽ですね、しばらく足立区葛飾区は後廻しにして埼玉に通いそう。
全景

サン光湯
https://www.saiyoku.jp/id-1/212/
http://www.kt.rim.or.jp/~tsukasa/sento/Diary/East/saitama/sanko.htm
http://furoyanoentotsu.com/sankoyu_todakoen20101224.html


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