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入船山記念館 (呉市幸町) [郷土博物館]

 呉2日目、14時過ぎに一旦ホテルに戻る。シャワーを浴びたり洗濯をしてから今からなら観光が出来るじゃないの、と言う事で駅周辺の観光スポットの残りである入船山記念館に行こう。両腕と首と顔に日焼け止めを塗ってから駅を越えて大和ミュージアム方向へ進み自衛隊の呉教育隊脇の通路を抜けて進んだけど遠回りだった、駅前から線路沿いに進んで国道を海側に進めば良かった。坂道を汗だくになりつつ上ると奈良の「せんと君」の人の彫刻と言うか人形が展示されている、敷地に入ると先ずは市立美術館があり「この世界の片隅にマンガ原画展」をやっているので後で来よう。

 番兵塔前を通過して門をくぐると右手に火薬庫があり中は何かと思えばプロジェクターで動画の上映をしていた。その先に大砲が2門転がっており向かいの郷土館1階でチケットを入手、クイズラリーの用紙も貰ったので真面目に回答しようか。郷土館の2階は入船山と呉市の歴史に関する展示が有るのは良いのですが、正直大和ミュージアムとてつのくじら館にもほぼ同じ内容の展示が有ったのでちょっと内容を突き合わせて整理しても良いんじゃないだろうか?
郷土館


 歴代鎮守府長官の衣類などが展示してあるのがちょっと記念艦三笠の展示にも似ているなとか思ったり、ブロック型の軍艦用練炭の展示を見てドラマの「坂の上の雲」に登場した石炭は違うのか?それとも練炭ではなく石炭だから良いのか?とか考えたり。郷土館の展示は入船山のメインとも言うべき長官官舎の復元工事に関する物でして、見学前にどういった工事がなされたかを学ぶ場になっている。と言うのは敗戦後に進駐軍が官舎を接収した際に白ペンキで塗り潰すと言う無粋な事をやらかしたけれども実は金唐紙と言うとても凝った壁紙で壁や天井が装飾された上にペンキを塗ったので、それをどう復元したか?と言う説明がしてあるのでココの見学を飛ばす事は出来ません。

 郷土館で予習をしてから呉鎮守府司令長官官舎へ、手前が洋館で奥が日本家屋。日本家屋側から入って洋館内部へ、先ほど予習した金唐紙には図案化された昆虫がいると言うのですが正直良くわからない。洋館は掃除の関係か窓が閉めてあるのですがそこまで暑くないのはただただ日陰と言うだけですね、和室の方は引き戸全開になっていてささっと見学。風呂場をよく見たかったのですが見えず、トイレは1か所だけ本当の見学者用だった。
司令長官官舎
 官舎の向かいに歴史民俗資料館、しかし、大和ミュージアム・てつのくじら館・郷土館で呉市の歴史と発展については既に三度学んでいるので今更何を?と思ったら先ほどの金唐紙の起こりやら復元方法だった。丸太で型を作って転がしてエンボス加工する過程を丁寧に説明しており、東京の旧岩崎庭園でも使っているとか。なので次に行く時にはよくよく見なければ、入り口側小部屋ではジョサイア・コンドル展をやっていたりする。
歴史民俗資料館
 そして呉市立美術館へ、こちらは入船山記念館とは別料金でした。入り口脇の売店では「20円」と書かれて逆さになったすずさんがプリントされている黒Tシャツを販売、ゆめタウン催事売り場で売っていた呉氏とリンさんのTシャツと2バージョンを見つけましたが双方買うには勇気がいるのでね。マンガ原画展は文字通りマンガの原画がほとんど全頁並んでいて、16時に入場したものだから1階の展示を見るのがやっとで2階は半分も見ない内に閉館時刻になって追い出されてしまった。悔しいので入船山の上にあった海軍病院前の階段・下士官兵集会所跡の前を通って小春橋と言う劇中に登場する場所を廻る、すると都合よく小春橋のすぐ脇に赤ビル温泉があったので汗を流しに入りましたよ。
呉市立美術館

入船山記念館
http://irifuneyama.com/
呉市立美術館
http://www.kure-bi.jp/


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