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赤湯温泉 (呉市中通) [広島県の銭湯]

 呉市観光2日目、17時まで市立美術館で「この世界の片隅に」マンガ原画展を観るけれどもほぼ全ページ展示してあり1時間じゃ到底足りず途中で追い出されてしまった。入船山の坂を下り呉集会所跡前から境川沿いに出て小春橋前を通ればマンガですずさんと周作さんがデートした道を追体験出来ると言う、小春橋上流側を見ると川に船をそのまま居酒屋にした店がありその脇に真っ赤なビル。昨日前を通った際正面に「祝優勝広島東洋カープ」とある上にビルの名前が赤ビルなのでどれだけ熱狂的なカープファンなんだか、しかし実はそのビル3階が銭湯になっています。
真っ赤なビル
 境側反対側壁面には写楽の役者絵が描いてあり、1階入り口には北斎の東神奈川沖の画と唐笠。階段を上がると2階がネットカフェで3階が銭湯、風呂屋の入り口には唐破風様の装飾アリ。引き戸を抜けて中へ、左手に自販機があるのでサウナが別料金かと思いきや入浴料金430円に含まれていて石鹸等の販売用だった。右手下足入れに雪駄を仕舞いお金を払い入場、広いロビーには座敷もあり寝ている人まで。暖簾で仕切られた右手の男湯へ、外壁側のロッカーに荷物を入れる。トイレは個室を取って付けた風ですがちゃんとした洋式便所でした、脱衣場中央に有る机の上に大きな金属板が乗っているので何かと思ったら爪研ぎヤスリだった。
館内案内


 浴室へ、島カラン1列でカランは元々10-2-2-10なのですが、カランを間引いたりカランが残っていてもシャワーが付いてなかったり。外壁側手前と仕切り側奥のカランはカランを撤去してハンドシャワーに換装してあるので全身を流して島カラン上にお風呂セットを放置してサウナへ。1段のドライサウナで詰めれば仕切り側3人と外壁側4人で7人定員かな?テレビがあり奥と入り口右手に5分の砂時計2、全身が煮えているのですぐ汗だくになり5分で出ましたが常連さんで混んでいるので1回で断念。水風呂はサウナ脇の仕切り側奥で深いほぼ1名用、水温17度推定でキンキンに冷えているけれども入り続けていられる温度。

  水風呂の脱衣場側手前は浴槽に鉄板で蓋がしてあり、何かと思えば枕が2つ用意してあるので温熱か何かの入浴施設らしい。浴室中央の小判型浴槽は奥から2点ジェット2の浅槽、深槽、でんき風呂の浅槽、でんき風呂は片方の電極板が壊れていて腰に当てる為に腰掛けが中に入っている。上がって体を洗う、そこそこ混んでいる割に島カランがガラガラなのはシャワーが無いのが不人気の理由か。カランはTOTO製のボタン式でボタンを押すと数秒出続ける仕様らしい、カランの壁面も真っ赤な丸タイルが貼ってあり赤ビルの拘りか。シャンプー類の備え置きは無しでカランがとにかく熱いので一度押すと数秒出続けるカランの特性を考えつつ水も出して湯を貯める、呉はケロリン桶の風呂屋が無いのだろうか?
入り口部分
 2点ジェットに入ると背中にジェットを受けると胡坐をかいて半身浴するような格好になるね、18時半頃になり少し空いたからサウナにもう一度と思いきやまだ常連さんが3人ばかり入っていた。お湯で温まった後なので数分で汗だくになり出て冷たい水風呂で冷却後深槽で温まってからハンドシャワーで全身を流して上がる。脱衣場のテレビを見つつ服を着てロビーのテレビ前の椅子に座りつつ晩飯処を検索、境川沿いに少し上がった場所の「おとく屋」へ。何せ暑いのでビールが美味しい、真っ赤なビルですが熱狂的なカープ銭湯と言うでもなかったです、盛り場のど真ん中なので客層が賑やかでした。
正面

赤ビル温泉
http://1010hiroshima.jp/newpage1.htm#kure


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