月見湯温泉 （世田谷区赤堤）

　世田谷湯屋めぐり２０１８参加中です、大体１８時半に職場を出ると７月ならば夕暮れ前の風呂屋の周囲を撮影して入浴後２０時過ぎには帰宅出来るかな？と言う算段が立つのですよ。そう言う打算からすると三軒茶屋駅周辺の風呂屋に行くのが一番良いのですが、個人的な好き嫌いからするとどうしても京王線上北沢駅の北沢湯へ行きたい。遠いのですが上記タイムテーブルなら１９時過ぎには到着できる筈。

　毎度八幡山方面から迷いつつ北上して目指していたのですが、今回は環八を北上して甲州街道上りに入り上北沢駅入り口交差点から商店街を抜けるのがシンプルかつ早いのでそれで目指すと何と！９日より改修工事で８月下旬まで休むのだとか。スタンプラリーは９月末までなので間に合うと言えば間に合いますが、その時期だと景品のＴシャツも無くなっているだろうな。

　移動するにも近隣の風呂屋も無いので京王線沿いに移動、下高井戸駅に着いたのでならば月見湯温泉に行こうかな？とは思ったけれども毎度経堂側から行っているので下高井戸駅から向かう道が良くわからない、地番を辿ると時刻は１９時半を過ぎて完全に陽が落ちたし世田谷区ならではな細い一方通行路の連続で散々苦労をしてようやっとたどり着く。平日だし２０時前で正面の駐輪スペースに余裕が有るので原付を斜めに停める、本当は右手の駐輪スペースに停めるべきなんだけれどもね原付は。右手奥にはガスなステンレス製の煙突あり。

　右手の広いエントランスから入場、正面下足ロッカー上に湯見月と言う額あり。こちら千鳥破風のある宮造り銭湯なのですが入り口部分はフロント形式に改造されています、広いロビーには大画面テレビとソファ。フロントのご主人に回数券を渡し・スタンプを貰い。スマホのスタンプラリーのスタンプも貰い、追い金２４０円を払って下足の札と交換にバスタオルと手拭いにサウナキーが入ったビニールバッグを借りてと本当にこのスタンプラリーはフロントの作業が多く忙しい。

　奥側の男湯へ、高天井の脱衣場はロビー側にロッカー、外壁側にはロッカーをＬ字型に配置して休憩スペースを別途設ける工夫も。前庭部分は住宅密集地なので透明塩ビ板で蓋がされている喫煙スペースになっています。トイレはロビー側外壁で入り口前の鏡がシュール、節水タイプの洋式便器な上にキレイなので座りション。

　浴室へ、入り口手前と入って外壁側に棚が有るのでお風呂セットは放置。中央に大きな浴槽がありそれを囲む様に奥に４・脱衣場側に５と仕切り沿いに１０のカランと脱衣場側に立ちシャワー２、カランは日の丸扇刻印の円筒形タイプ。立ちシャワーをざっと浴びて外壁側奥のサウナへ、普段は週末に来るので満員な上に敷き物もビッショリですが平日２０時前はガラガラで起毛した化繊のマットも乾いている。上下２段式で１０名は入る広さで左右両端に５分の砂時計と右奥にテレビ有り。

　５分で大いに発汗するのは７月ならでは、水風呂は温度管理をしていない鉱泉の源泉でして水温２２度。鉄分を含むので気持ち赤いような緑色です、熱いのでサウナ客以外にも人気でして常時３名で入るような感じで２往復。東北沢経由なのと道に迷ったタイムロスがあるのと、平日夜にサウナを堪能するのも背徳感があるので２往復で止めておく。わざと水風呂で冷やし過ぎないようにしてむしろ体内に蓄熱モードにしてからサウナ入り口をはさんで水風呂の向かいにある高温浴槽へ、こちらは週末には若いお客が多いからか高温浴槽は大人気でなかなか入る事が出来ませんでしたが平日夜は余裕で独占。

　上がって体を洗う、シャンプー類の備え置きはフォームタイプ。コレは何度も書きますが洗顔や手を洗うには良いのですが全身を洗うには適さないと思うので、無料のボディソープを親の敵みたいに無駄遣いするお客対策でフォームタイプに切り替えているのかもしれない。内湯は奥の外壁側に鉱泉を沸かした温泉と中央に広い白湯、壁画は奥にモザイクで中央に富士。北斎か広重の作品をモチーフにしてコラージュしたような画でしてカラン上に旅人の画が大きく描かれているのが面白い。

　温泉はぬるめでして壁面にメタケイ酸と鉄分の効能が謳ってあるんだけれども、まだ明日がある身ですのでのんびりも出来ずさっと出て白湯へ。高温浴槽に比べると適温ですが温泉よりはやや熱い、でんき風呂が空いていたので両腕と腰に電気を当てる、かなり強めで気持ち良い。その他１点ボディジェットと座風呂が有りましたが入らずに立ちシャワーを浴びて上がる、水風呂の冷却を中途半端にしたので帰り道も体がホカホカして湯冷めもせず汗まみれにもならず。週末に行くと混んでいる風呂屋なのですが平日夜はゆったりと出来ますね、近所の人だったらサウナ堪能してロビーで寛いで帰るのですがね。


月見湯温泉
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https://www.setagaya1010.tokyo/guide/tsukimi-yu-onsen/
http://www.kt.rim.or.jp/~tsukasa/sento/Diary/tokyo/setagaya/tsukimi.htm
http://furoyanoentotsu.com/tsukimiyuonsenshimotakaido20070811.html

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