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松見湯 (立川市羽衣町) [東京都多摩地区の銭湯]

 さて6月中に梅雨明けしてしまいまして土曜日、本当に日差しが強い中立川の松見湯へ。例によって調布から武蔵境通りを経由して東八道路に出て国立から羽衣町、西国立駅前を通過して都道側に出る手前で煙突を発見しましたが都道に入ると見失ってしまう。なので地番を辿って進むと住宅地にそれらしい施設を発見して近付くと果たして銭湯。
煙突
 周囲をぐるりと廻ると裏手の煙突前に廃材がキレイに積み上げてある、再び正面に廻り原付を停めて正面へ。破風を撤去してフロント改造されている社殿造り銭湯なのですが瓦がスレート?トタン?に葺き替えてあります、左手の女湯側は前庭を潰してコインランドリーに改造してありますが右手男湯は前庭健在。右手の入り口下足入れに雪駄を仕舞いシンプルなロビーへ、フロントの女将さんに回数券を渡して右手の男湯に。


入り口
 大型の木造銭湯でして高天井からは良く見る照明器具が下がっている、脱衣場は中央に腰掛の島がありロッカーは外壁側とフロント側なのでフロント側ロッカーに荷物を入れる。フロントや脱衣場にはタンチョウやタヌキの写真が飾ってあるのはご主人が撮影したのだろうか?トイレは外壁側で濡れ縁に出た外でしてタイル壁面ですが床はペンキで塗った段のある和式便器、立小便せよと言う風にスリッパが脱ぎ捨ててあったので立小便、前庭には池があり金魚が泳いでいる。

 浴室へ、島カラン1列でカランは仕切り側から8-7-7-3。外壁側のカランが3つなのは浴槽が外壁側に廻り込んでいるのと手前に立ちシャワーが2つあるから、ケロリン桶と腰掛を持って島カランに陣取る。カランは和栗のボタン式でしてしかも新しいので、浴室の広さの割に島カランが1列しか無いのは案外と中規模改造をした際に2列あった島カランを1列に改造したのかもねと妄想してみる。

 全身をしっかりと拭ってから浴槽へ、仕切り側に薬湯の浅槽があり外壁側も同じく浅槽白湯でL字型になっており外壁沿いに寝風呂が2つと奥との角にウルトラマンで怪獣が登場しそうな勢いで噴出するバイブラ、奥側に大男の私じゃ肩や骨盤がつかえて入る事が出来ない浅槽のつぼ湯。つぼ湯とくすり湯の間に通常ならでんき風呂位の隙間があったんでそこでまずはお湯に体を慣らすと言うほど熱くもない、バイブラに移動するとお湯が口に入るので寝風呂にまた移動したりと落ち着かない。

 上がって体を洗う、シャンプー類は大量に備え置きしてあるので借りてガシガシ洗う。今度はくすり湯に入ってみるけれども特にぬる湯と言うでも無いと言うか本日は白湯がぬるいと言うのか。なので再び白湯へ移動、角の「このお湯は飲めません」と書かれた湯口からお湯が出ている。入って来た時にはお湯が出ていないので故障していたのかと思っていたらちゃんと稼働している、と言うよりリアルに湯口で沸かした熱い湯が流れ落ちていてちょっと感動しました、通常は演出上のギミックだものね。

 広い高天井の湯気抜き部分と言い全般的にペンキが剥がれていて、ペンキ絵も21・9・12西伊豆と書かれた20年近く昔の物だから仕方ないか。仕切り部分の島に白い障子か何かのある東屋、よく見かけるのですがコレは絵師さんの好きなモチーフ何だか実在の風景なのか。立ちシャワーを浴びて上がる、サウナが無いので滞在30分程でして外はまだ日も高く暑い。
全景

松見湯
http://www.1010.or.jp/map/item/item-cnt-652


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