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いわき市考古資料館 (福島県いわき市常磐藤原町手這) [郷土博物館]

 いわき湯本温泉を目指して常磐道をいわき湯本で降りて一般道に入り湯本駅方向に左折すると最初の交差点の角に郷土博物館を発見、例年は道中の渋滞を抜けるのに苦労して湯本入りするのが17時前後なのですが今年は奇跡の様に空いていたのでまだ14時半だし見学する余裕はある。施設前に行くと門は開いているし開館日とあるね、駐車場に車を突っ込んで本降りになった雨の中を走って入場。
入り口付近
 ロビーでは近隣の乳幼児が遊んでいてコレは郷土博物館では初めてのパターンだ、無料の施設なので先ずは第一展示室の常設展示へ。古代ものが充実しているわ、とか思っていると施設の人が「みんなで学ぼういわきの歴史」と言う57ページもあるオールカラーの冊子をくれた。恐らく小学校か中学校の社会科の副教材なのでしょうけどこんな立派な冊子を貰って良いんだか?児童向けとは言ってもいわき市に絞ってあるし化石や土器が出土するエリアだけに読み応えのある一冊です。


 第一展示室には陶棺や金の装飾が施された刀剣やら福島県にこんな物あるの?と言う展示内容で古代史マニアにはたまらないのでは?私は風俗や近世以降に興味が有るのでイマイチ。その隣の部屋では「近世いわきの藩展」と言うのをやっているのは良いのだけれども展示がほぼテキストと図版に今日撮影した写真のみでして、大学や院で専攻している人向けで地元の考古学好きならともかく私の様なよそ者にはかなり辛い内容。

 通常の流れからすると第二展示室は古代から近代の筈、と思ったら壁に沿って大量の土器が並べて展示してあって驚いた。土偶の顔だけ同じケースの中に大量に有ったりするし、彩色した埴輪とか感心はしましたがちょっと古墳時代より前の時代に偏り過ぎじゃないの?それだけ大量に出土するのだろうけど。

 先ほど貰った学校の副教材を見ると近代も充実しているのでそれが見たかったのに、実は身内にいわきの石炭会社で働いていた人がいるのでそう言う展示が見たかったのですが皆無だったな。常磐線の線路沿いに「いわき市石炭・化石館」があるんで私はそちらに行くべきだったのかなと、来年は石炭館を観に行こう。しかし、縄文・弥生時代に興味のある人には半日かかっても見切る事が出来ない施設じゃないかな。

いわき市考古資料館
http://www.iwaki-koukoshiryoukan.jp/


タグ:湯本
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