清水湯 （板橋区大原町）

　さて日曜日、毎日暑いもかれこれ２月続いて何かと。しかし８月前半の湯船に浸かる気力もなく問答無用でスーパー銭湯へ行ってしまう状態よりはマシな９月上旬。それならばサウナの無い風呂屋に行こうか？と思いつつ直近で２回サウナは無くとも水風呂がある風呂屋で水風呂を堪能してしまったのでまだまだ気持ちで暑さに負けています。

　原付を起動して環七から中山道へ、首都高の高架下を５号線側に沿って進むと煙突があってそこが目的地の清水湯です。しかしガード下には「夜の一人あるきはやめましょう」だの「誘拐ちかんつきまといに注意」とかそんなに治安が悪いのか？しかし高架下脇の公園では子供が元気に遊んでいる。その公園裏手がそのまま清水湯の裏手に繋がりますがこの界隈の住宅地部分は幅員の狭い木密地域でこちらの方が物騒な気がする。清水湯を３６０度堪能する為に住宅地を徘徊してから高架下に戻る。

　正面に原付を停め左手入り口を入り下足入れに雪駄を仕舞い入場。フロント改造銭湯で前庭部分を潰して広大なロビーになっており大きなソファの奥にあるテレビは相撲中継。フロントに回数券を渡して右手の男湯へ、宮造りなので天井は高いですがフロント改造の折にクロスを貼ってしまったか。外壁側のロッカーは百円返却式。脱衣場中央には脱衣籠用のカイコ棚があり流石に使う人はいないと思いきや帰りに見たら使っている人いました。トイレは外壁側にあり自動で照明が点いて便座カバーやらをリモコン操作する節水タイプの洋式、新しくて綺麗だったので座りションしました。

　浴室へ、島カラン１列でカランは仕切り側から４－４－４－４と仕切り側手前に直径２０センチ超の大型朝顔装備の立ちシャワー２。ケロリン桶と腰掛を持って島カランに陣取る、カランは日の丸扇のボタン式。全身をしっかりと拭っていると浴槽の壁面にもテレビがあるね、ロビー同様にこちらも大相撲の中継をしているので中央浴槽へ。奥側壁面からジェット噴出があるのですが背中で受けると視聴出来ない、テレビ真下は１点ボディジェットだから腹ばいでお腹側に受けても良いのですが浴槽の縁に浸かって呼び出しから本割まで１番じっくり見る。

　そうすると汗が出てきますね。浴槽は外壁側が一段高くなっており熱湯のくすり湯、中央がテレビ真下に１点ボディジェットとその並びに２点ジェットの座風呂、脱衣場寄りテレビを見ている私の脇に壺ジェット。仕切り側に円形浴槽がありそちら側にテレビのスピーカーがあり音声を流していますが浴室は案外とジェット類の噴出音や女湯側の会話が反射して響くので音声はほぼ聞こえない。くすり湯には岩盤浴ブームの際に登場したと記憶する岩盤泉なる謎の施設もあり。要は浴室壁面と座面の一部が石板になっていて温かいですよと言う装置ですが何か効果があるのでしょうかね。

　上がって体を洗う、シャンプー類の備え置きはあり。カランを使っている最中にも大関戦があり同体取り直しの一番と言う流れで目はテレビに釘付け、相変わらず音声は騒音でほぼ聞こえませんけど。相撲中継が終わったので高温のくすり湯に入る、壁面はテラコッタタイルのコミカ風呂でしてフロント改造の際に浴室まで大規模に改装ありますがココは旧来のままなのか。１７時半から４０分ほど滞在して相客は常時１０名以上と言う中々の人気銭湯。外に出ると夕暮れ時ですが女性の一人歩きも普通にいて警告看板ほど物騒でもないんじゃないかな？帰りも往路同様に環七、以前は大原交差点付近で大渋滞イメージでしたが今はよく流れます。井荻トンネルから瀬田交差点まで断続的に渋滞が続く環八の方が逆に利用頻度が落ちている現在。


清水湯
https://www.1010.or.jp/map/item/item-cnt-613
https://1010itabashi.or.jp/facility/%E6%B8%85%E6%B0%B4%E6%B9%AF/