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中川湯 (墨田区立花) [東京都墨田区の銭湯]

 日曜日、最近足繫く東雲のライコランドに通っていたのはブーツを新調したかったから。ようやく買って原付のトランクに格納したらお風呂セットが入らなくなったのでやむを得ずトートバッグをトランクから出して肩にかけて運転。この姿勢で遠方に行くのも嫌だし時間も遅いしだから丸八通り沿いにある江東区の風呂屋に行こうか。明治通りから丸八通りに入り北上していたら総武線を越えて気が付けば東武亀戸線と並走していて明らかに通り過ぎています。

 良くないなあと思いつつ路肩に停めて検索するとすぐ近くに中川湯があった。前回6年前に訪問した際はスカイツリー側からアプローチしてかなり苦労したのですが今回はえらく簡単。小村井駅近くで右折しましたが東あずま駅で右折した方が更に簡単でした、しかし東あずまと言うのも凄い駅名だ。平井橋近くまで行くと左手に煙突が見えてくるのでそちらへ進む。路地裏銭湯でレイアウトとしては典型的な東京式なのですが正面に出入口を設ける事が出来ないので男湯側にあるのか、真裏は公園でかつて使っていたであろう廃材収集用リヤカーの写真を撮っていたら住居部分の窓が開いて睨まれました。
煙突は目印
 釜場の扉には廃材のドアを立てかけて鎖をかけてあるので今は使っていないのだろうか?その扉前に原付を停める、駐車監視員はまず来ない場所なので近隣住民に迷惑がかからないように停めれば大丈夫。暖簾をくぐると案外広い玄関で下足入れに雪駄を仕舞い自動ドアを抜けると薄暗いけれども広いロビー。奥にテレビと応接セットあり、右手手前のフロントでご主人に回数券を渡して右手の男湯へ。


エントランス
 格天井の脱衣場です。何とも痛むに任せたような空間に羽の溶けたルーフファン。外壁側にあるトイレは段のある和式で青いタイルと汚れた和式便器。浴室へ、島カラン1列でカランは仕切り側から5-6-6で仕切り側手前に立ちシャワーが2つ有りますが脱衣場寄りは物置になっている。中川湯の名入りケロリン桶と腰掛を持って島カランに陣取る、カランは日の丸扇刻印のレバー式が基本ですが和栗のボタン式も混在。勢いは良いがぬるめのカランで全身をしっかりと流す。
入口は横側
 中川湯はサウナ銭湯でして6年前に来た時は多分入っているのです。外壁側に扉があり中を覗くと真っ暗でむしろ寒いくらい。しかしよく見ると2段式の腰掛部分にバスタオルが敷いてはあったのでサウナのお客が来たら営業運転を開始するパターンだったのかもしれない。過去に2軒ばかりそんな施設に行った事があり、サウナ客が来たらガスヒーター点火していたものね。しかし今日は時間が無いので、今日のところはサウナが営業休止だったと言う事にしておきたい。

 浴槽は仕切り側からくすり湯、中央が2名分の座風呂で外壁側に広めの浅槽。最初は座風呂のジェットでブクブクやってから外壁側の水風呂へ、サウナ営業していなくとも水風呂は健在です。水道水を張っただけの1名サイズかな?それでもしっかり冷えるので冷却後はくすり湯に移動、気持ちぬるめ。また水風呂に入って外壁側の浅槽へと浴槽はすべて堪能してから上がって体を洗う、シャンプー類の備え置きは無し。

 浴槽に戻り高天井を見あげるにペンキがかなり痛んでいます。壁画には平成18年8月9日西伊豆早川とあるのでそれ以来塗り直していないのか?富士山を据えた良い絵ですが女湯側が豪快に壁から剥落しているのが見えます。手を加えず現状で出来るだけやるつもりなのだろうか?立ちシャワーを浴びて上がる。服を着て外に出るとフロントが無人で何かと思ったらロビーのソファでご主人が夕飯を食べていた。入場時も玄関でタバコ吸っていたしフリーダムだわ。帰りは丸八通りに出て南下してから357号で帰宅です。
正面

中川湯
https://www.1010.or.jp/map/item/item-cnt-153


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