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仲の湯 (江戸川区東葛西) [東京都江戸川区の銭湯]

 土曜日、諸事片付けてそれでは風呂に行こう。なんでも江戸川区東葛西の仲の湯が今月末で閉店すると言うので7年ぶりに行ってみるか。最近すっかりこればっかりな357号線で途中東雲のライコランドに寄り道しつつも普段とは違い明治通りを跨いで陸橋で一気に葛西へ。環七通りを北上、途中の味仙館と言う町中華に去年何度も通ったのですが前を通るとまだ健在で何より。清砂大橋通り手前で右手に煙突が見えてきたので手前交差点で右折。
閉店の案内
 煙突を目印に進むと正面へ、フロント改造の大型宮造り銭湯。その煙突には色を塗ってあり7年前に見た時よりも奇麗になっています。周囲をぐるりと一周、正面左手側奥にパレットを積み上げた釜場の様子がよく見えて今でも薪で沸かしているのかね?大変広い地所ですから廃業するという話なのもこの敷地ならば大きいマンションが建ちそうですとか下衆な勘繰りを。正面左手に来客用駐車場があり右手に駐輪場があるから原付はそちらへ突っ込む。
煙突
 正面中央に思い切り外を見る形式で番台の様なフロント、その左右に長い廊下の様通路に沿って下足入れがあるので男湯側の右手に雪駄をしまう。フロントで女将さんに回数券を渡す、正面の外を向いているようで実は入口脇のテレビでやっているNHKの再放送を見ているだけだった。右手の男湯へ、脱衣場は高天井にも壁紙が貼られていて趣は無いですがフロント化でもほとんど面積を削られておらず前庭部分だけの改造をしたのかもしれない。外壁側ロッカーに荷物を入れる、トイレは公道側にあり段のある和式。扉に糞尿をこぼす人がいて迷惑だからきれいに使えと言う注意書き、脱衣場に何枚かマナーに関する張り紙が有るのは客層を物語っているのか。


横から
 浴室へ、島カラン1列でカランは仕切り側から6-5-5-5と広さの割にゆったり。外壁側脱衣場寄りに立ちシャワー1、ケロリン桶と腰掛を持って仕切り側に陣取る、カランは日の丸扇刻印のボタン式ね。全身をざっと流して浴槽へ、仕切り側に2名用の座風呂と外壁側は広大な浅槽で外壁側だけに赤灯とミクロバイブラがあるのでそちらでブクブク。座風呂は地元常連風の老人が謎の運動を浴槽内でしているので後で入るか。

 上がって体を洗う、シャンプー類の備え置きは脱衣場寄り床に2セット置いてあります。床も壁もタイルが真っ白に磨いてあって急遽閉店しなければならない施設にはとても見えない。今度は空いた座風呂へ入る、壁画は中央に富士山を据えた西伊豆かな?男女の境部分に小さくアマビエらしい何かが書き加えてあるのが今風。高天井のペンキも塗り替えてそれほど日が経っていない風なので続けても良さそうなのに。現在は島カラン1列ですが昔は2列だったと思われる、脱衣場の広告もこの界隈栄えていたのだろうなと言う感じでしたし。

 立ちシャワーを浴びて上がろう、と思ったら先ほど座風呂で運動していた老人が長々と浴びるので浴槽で待つ羽目に。実にこの御仁は私がトイレに入ろうとするとずぶ濡れで先に入って長居して等々入店来行動がことごとく私と重なるので参った。ようやく浴びてから体を拭いて上がるとやはり問題の老人が私の使ったロッカーの真下にあるロッカーを使っていて色々と干渉、外に出ると私の原付の脇に自転車を停めていた位。帰りは環七からダイレクトに357号なので早いですが高速区間なので瞬間燃費系の数字がどんどん悪くなる。
正面

仲の湯
https://www.1010.or.jp/map/item/item-cnt-285
https://www.oyunofuji1010.com/gallery/1801/


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