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宿河原浴場 (川崎市多摩区宿河原) [神奈川県川崎市の銭湯]

 土曜日、諸事片付けてから今日も川崎銭湯のスタンプラリー参加。府中街道と津久井道の交差する辺りにあった生田浴場に久々行こうかな?と思ったら廃業していた、武蔵溝ノ口から多摩区寄りの銭湯はそこそこあったのがほぼ壊滅状態ですね。仕方がないのでそのエリアで1軒だけ残っている宿河原浴場へ行く事に、多摩川沿いに遡上して稲田中学で左折すると宿河原駅なのでそこから線路沿いに駅前商店街を引き返して駅前を通過すると今時珍しい武道具屋の奥に目的地。

 前回訪問が9年前ですがほぼ変わっていません、正面左隣の建物が前回はコインランドリーとコインシャワーだったのが別業態になっているのかな?相変わらず広大な敷地の公道側は駐車場で車の人は武道具屋側か左手路地入って左手にある燃料用廃材集積場手前に停めるのか、2輪は正面に並べて停めるのでそちらへ。右手奥にある駅からも見えるコンクリート煙突には以前と同様「宿の湯」と言う屋号が入っています。路地側から裏手に入ると相変わらず薪で沸かしている風で何よりです。
駅から見える煙突
 大型の宮造り銭湯躯体には鏝絵で浪の絵が描いてありますが波濤型の鬼瓦があると言う物でもない、雨どいは板金職人が作った赤銅製と思しき文様入りの凝った細工の入った物も残っており竣工時はかくやと言う感じです。左手の入り口で下足入れに雪駄を仕舞い自動ドアを抜けてロビーへ、手前に商品棚があり奥にはテレビとソファ。左手のフロントで女将さんにサウナもと告げると入浴料490円サウナ200円の筈なのがサウナ込みでは600円ですと、下足の札は預からずバスタオルを貸してくれるだけ。


鏝絵
 右側の男湯へ、宮造り銭湯ですが高天井には壁紙を貼ってそれっぽさを打ち消しています。外壁側の扉を開けると屋外の喫煙場があり脱衣場は禁煙ね。外壁側奥の窓越しにサウナ室が見えますが満室だわ、川崎ならサウナブームの学生も少ないと思いましたが登戸駅の隣が宿河原なので小田急沿線の大学生が殺到しても不思議じゃない。トイレは外壁側で段のある和式で便器下の部分に板が敷いてある。
全景
 浴室へ、島カラン2列でカランは外壁側から5-6-6-6-6-6と仕切り側手前に立ちシャワー2、外壁側島カラン上にお風呂セットを置いて立ちシャワーで全身をざっと流そうとしたらお湯の熱い事。こんなに立ちシャワーが熱い銭湯は初めてかもしれない。バスタオルを持って外壁側脱衣場内にせり出したドライサウナへ、奥に上下2段式で詰めて入れば6名定員。下段のベンチは奥行きが無いので普通なら3名でしょうが混雑しているので上下共に入るね、12分計は出入口脇の壁面にかけてあるのが見づらくて仕方ない。

 1回目は6分目安に入りますが扉の窓越しに出た正面の水風呂混雑具合が何となくわかるので空くタイミングを狙い7分粘る。水風呂はサウナ出入り口前外壁側にあり定員2名の浅槽、サウナの人気っぷりの通り常時相客がいます。水温は20度チョイなので頸動脈辺りを冷やす感じで。とにかく17時台は入浴客の半数近くがサウナのバスタオルを持っている混雑さ具合なので2往復で断念。

 浴槽は仕切り側が3人用の座風呂で外壁側は広い浅槽、外壁側はガリウム鉱石があるので人工ラジウム温泉なのか。座風呂でブクブクやってから上がって何故か外壁側に置くルールになっているケロリン桶と腰掛を持って島カランに陣取る、カランは日の丸扇刻印のボタン式ね。先程の立ちシャワーほどではありませんがカランのシャワーも気持ち熱いかな?体を洗ってから浅槽のガリウム泉へ、本日の浴槽はバスクリンみたいな入浴剤入りです。

 17時ごろは若いサウナーだらけだったのが18時になると近隣の常連老人ばっかりに、壁面は真っ白いタイルで壁画は無し。立ちシャワーを浴びて上がりましたが今度は先程とは違い適温でしたのでちょうど沸かすタイミングだったのかな。「サウナイキタイ」ステッカー交換のスタンプはコレで溜まったのでFROカフェで交換しようと武蔵小杉に行くと緊急事態宣言が明けてにぎやかな街が復活していました。東急線ガード下のFROカフェで無事交換しましたがステッカーの小さい事、コレクション用と言うよりもどっかに貼ってしまおう。
すずらん灯

宿河原浴場
http://kawasaki1010.com/koten/35.html
https://k-o-i.jp/koten/syukugawara/


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