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平和湯 (川崎市川崎区渡田新町) [神奈川県川崎市の銭湯]

 秋分の日は君津に買い物へ、往路のアクアトンネルが渋滞していたのは祝日なので仕方がない。昼過ぎに帰宅後部屋の掃除をして17時過ぎに風呂へ出かけるも川崎浴場組合のスタンプ帳を忘れ取りに戻る羽目に、この10分程度の遅れも秋分の日では致命傷です。本日の目的地である平和湯は第一京浜と市電通りの交差点から少し入った場所でして前回訪問が10年前だったので記憶が怪しい。

 少し迷ってぐるっと廻ってしまった、しかも近隣老人が救急車で搬送されるタイミングで来店してしまい正面に救急車と警察車両が来ていて何とも物々しい。宮造り銭湯ですがフロント改造の際に入り口の破風は撤去したのかな、瓦は青瓦になっているし。公道から入り口まではタイル張りの私道になっており両サイドが駐輪場になっているので原付を停める、18時前でかなり暗くなってしまう。
夕暮れ時
 玄関へ、正面に下足入れがありますがタタキの左手にもあり。その奥にはコインランドリー、雪駄を仕舞い自動ドアを抜けると正面にフロントがある。フロントの女将さんに490円とサウナ代百円に下足の札を渡すとサウナキーを貸してくれる。前庭部分を潰したであろう右手の広大なじゅうたん敷きのロビーには床にも窓があり床下の池を見る事が出来ます。


入り口
 右手の男湯へ、天井は見事な折り上げ格天井で格子部分には鳥の絵が描いてある豪華さ。ロビー側壁面のロッカーに荷物を入れますがこれは番台時代にはどれだけ広い脱衣場だったのだろうね?トイレは外壁寄り浴室側でして普通の洋式になっていてややガッカリ、と言うのも10年前に来た時は鈍いゴールドのテカテカなタイルに同色の和式便器が床に埋め込んであると言う見た事のないゴージャスな便所だったのですよ。幾ら派手でもやはり今時和式便器ではダメと言う事か。

 浴室へ、島カラン2列でカランは外壁側から4-6-6-6-4と仕切り側だけはTOTOのスーパー銭湯タイプカランが2、他のカランは全て和栗のボタン式。お風呂セットはカランの島の上に放置して立ちシャワーを浴びてサウナ突入と思いましたが喉がカラカラでこの状態のままドライサウナは辛い、脱衣場に自販機があればジュースを買いましたが何もないのでカランの水でうがいをしてそのままサウナへ突入。

 入り口前にベンチと奥のサウナストーブ前に2段の腰掛、ストーブは外の看板通りロッキーヒルサウナなので時々上から水が滴って蒸気が発生します。オートロウリュは無い施設ですが広過ぎない密室で蒸気が出るとそれなりにムワっとするのは良いですね。腰掛の対面にテレビがありその脇に10分カウントダウン式のデジタルタイマー、砂時計はテレビ脇壁面に5分計が1つとサウナストーブ前に三角柱の3面に砂時計を埋め込んだレア品もありますが全部中の砂が湿気ている。それよりも長い棒型の16分砂時計と言うのが有ったのには驚いた、ドライサウナ16分は流石に無理じゃないかな。
ロッキーサウナ
 普通に6分粘ってから出てサウナ隣の水風呂へ、こちらは冷たい上に中央部一直線に気泡があるので長居がしんどい。壁面には金魚のタイル画がありますが古い銭湯でよく見る鈴栄堂の九谷焼タイルではなくアクリル画の様に盛り上がっているタッチなのが珍しい、その分発色が鮮やかですが。そんな調子で3往復、3回目は三角柱の砂時計の湿気た砂を片方に落とそうと頑張っていたら8分くらい入っていた。昨今のサウナブームの影響かサウナハット被った人がいましたが数分で出ていて、そんなんでととのうのか?とか思ったり。

 浴槽は仕切り側脱衣場寄りにくすり湯浴槽があり、奥側仕切り側からバイブラ・壺マッサージ・座風呂に水風呂。弱めのでんき風呂を堪能後バイブラでブクブクしてから上がって体を洗う、シャンプー類の備え置きは無し。では日替わりのくすり湯へと入ってみたら今日は日本酒の湯とかで気持ち甘酒のような匂いがします、薬湯の方が白湯よりも熱いのか。壁画は水風呂上の金魚の他に錦鯉のタイル画が2枚あるだけね、壁面はよくある水色ではなくもっと木材の色で塗ってあるのが良い感じです。18時前より19時前まで1時間滞在して相客は数名、住宅地なのでピークは17時頃かな。
煙突

平和湯
http://kawasaki1010.com/koten/18.html
https://k-o-i.jp/koten/heiwayu-1/
http://furoyanoentotsu.com/heiwayu_kawasaki20080725.html


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