たちばな温泉 たちばな湯 （川崎市高津区子母口）

　日曜日、今日も１８時頃まで仕事。今日も風呂に入ってから帰宅しようか、と言うワケで中原街道をひたすら下る。日中に写真を撮る為に実は一度来ていますが市民プラザ通り沿い、千年交差点を左折した先なのですが実は右折した先には溝口温泉喜楽里と言う人気のスーパー銭湯もあり商売大丈夫かな？とか心配になるのですが、日中に改めて見ると広大な地所に建った３階建てながら奥行きのある大きなビル銭湯なので家賃収入だけで問題無さそう。日中に行くと並びのパン屋が賑わっていて気になります。

　１８時半頃改めてまた正面へ、向かって右隣のタクシー会社との間が広大な来客用駐車場になっています。前回２０１０年に来た際にはただの露天駐車場でしたが今回は一部コイン駐車場化している、正直駐車場の停めやすさなら喜楽里よりも上なのですがね。自転車やバイクは入り口前に皆停めているので原付をそちらへ停めて日中はシャッターが降りていた正面へ。自動ドアを抜けると左手傘立ての上に木造銭湯時代の懸魚が飾ってある、右手の下足入れに靴をしまうと下足ロッカー脇に同じく木造銭湯時代に現役であったであろう大きな柱時計も。

　ロビー入り口の左右に券売機があり、サウナは入浴料込み６００円なのでサウナだけなら１３０円、９年前は５８０円だったのでサウナの料金は据え置き。因みにライバルの喜楽里は平日８２０円だから料金で棲み分けが出来ているか。自動ドアを抜けると正面にフロント、男性客だけ？下足の札と交換にロッカーキーとサウナ客は赤いリストバンドにバスタオルを貸してくれる。右手駐車場側はパーティションで仕切られていて向こう側が整体コーナーか、その手前に応接セットと大型テレビ、テレビ脇に立つ西洋の甲冑とか昭和の昔には良く見ましたが久々に見たような。

　右手の男湯へ、ビル銭湯だけに天井は低めですが広い脱衣場。中央部分に木製のベンチがありフロントで預かったロッカーキーで荷物をしまう、トイレは浴室側壁面でして扉を開けると手前に小便器と奥に洋式便器の個室と言うコレもスーパー銭湯並。洗い場へ、島カラン１．５列でカランは仕切り側から９－５－５－４－０－２、仕切り側手前に立ちシャワー２。脱衣場はビル銭湯な天井高でしたが浴室は２階までを使った高天井でして２階までの正面壁面全面を使ったマッターホルンのモザイクタイル画に圧倒されます、立ちシャワーを浴びてお風呂セットを放置する棚が無いから島カラン上に置いてサウナへ。

　前回はもっとボロくて暗かった記憶があるのですが扉と壁面窓をピカピカにして照明も明るくしてある、２段式でゆったり８名定員、川崎市内でも第二京浜より内陸側はサウナが広いわ。壁面の室温計は９８度で窓際に紐で縛られた５分の砂時計が２つ、テレビは無くてＢＧＭはフロントでも流れていた懐メロの有線放送。懐メロと言っても戦前から７０年代まで幅広かった、知っている曲は森繫久彌の知床旅情位でしたが。昨日は雪が降ったりで気温が上がらず最初は１０分粘って出る、外壁側手前の水風呂へ。

　しかしコレ沸かしてない黒湯鉱泉の源泉なのか水温が２３度と高い、コレじゃ全然冷えないし居心地良過ぎるじゃないの。１７時頃来て中でぐったりするには最高の温度なのですが１９時半位でとっとと帰宅したいから今日は、しかし体が冷えない分サウナですぐに汗だくになるじゃないのと言う事でその後５分で２往復してスッキリです。内湯は水風呂の隣外壁側の黒湯と奥壁面の白湯、白湯は仕切り側が手前に半円形にせり出した浅槽で奥側がミクロバイブラになっている物と、座風呂が２つに外壁側がでんき風呂の深槽。でんき風呂は浴槽が大きくて左右の電極が離れているからそんなに期待出来ないかなと思いきやかなり電気が強いんで両腕に腰に背中と強烈に堪能、座風呂にも入るよ。

　上がって体を洗う、腰掛と桶はスーパー銭湯風の白い物ですがカランは和栗のボタン式ね。１９時半と言う公衆浴場的にはアイドルタイムな筈ですが相客が１０人位いて混んでいる、シャンプー類の備え置きは無いので持参した物を使う。今度は黒湯へ、くすり湯扱いでぬる湯になってるかと思いきや白湯と同じ温度だったのでしっかりと温まる。上がり湯に白湯の半円形にせり出した部分に浸かると、壁画のマッターホルンは下から見上げると写真ぽく見えるんだなと感心。立ちシャワーを浴びて上がる、デジタル体重計に乗ってロッカー上の皮製のロバと牛のぬいぐるみが気になる、ロビーの甲冑と言い昭和の海外お土産だなと。帰りはすぐ近くにスーパーライフがあるのでそちらで買い物を済ませてと車で行くと色々と便利そうな界隈です。


たちばな温泉　たちばな湯
http://www2s.biglobe.ne.jp/~hd1wuz/sentou.html
http://www.kawasaki1010.com/now/koten/hokubu/tachibana.htm
https://k-o-i.jp/koten/tachibanaonsen/　

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