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入間湯 (目黒区目黒本町) [東京都目黒区の銭湯]

 紀元節、起きて國旗を掲揚。と言いつつも土曜に泳いで日曜に走ったので全身ガタガタで寝坊してしまいました。朝方は小雪がチラつく寒い日でしてまたもやと言うより恐らく3月半ばまでは土日も仕事なので日中に武蔵小山の入間湯へ偵察、向かいに行列のラーメン屋が出来ていたり都道26号挟んで向かい側の廃業した富士の湯が都道の拡幅工事で敷地の半分位が道路になっていたり。空を見上げれば駅前で建設中のタワーマンションが結構な高さになっていたりと武蔵小山もえらい事になっています。

 18時半頃まで仕事をしてから原付で中原街道を上る、日中は指が痛くなる位に寒かったのですが夜の方がむしろ気温が上がっているかな?入間湯の真正面に行列のできるラーメン店が出来ていて、日中は外まで並んでいたけど夜19時前はそうでもない。正面向かって右手側に行くと町会看板がありますがこの界隈月光町と言う何ともシャレた名前なのか、左手は今時土の地面に石を敷いた路地でしてその奥の煙突も震災の影響で半分以下にパイプカットされている、しかし日中の下見でその煙突から煙が上がっていたのを視認しているのでまだまだ現役。
煙突
 恐らく元は番台式で、前庭を潰して作った様に見えるコインランドリー前に原付を停めて引き戸のボタンを押すと自動ドア、正面の下足ロッカーは赤・緑・黄色の透明アクリル板の扉がカラフル。防寒靴をしまい半自動ドアを開けると左手にフロントがあるので女将さんに回数券を渡す、右手ロビーは広く奥の壁面は金屏風に安土桃山風俗の美人画が描かれたレプリカの壁画がテレビの手前に。浴室側壁面にも大きな山の油絵がありそう言えば玄関にも山と馬車が描かれた油絵があったね。


三色下足入れ
 右手の男湯へ、上階の住宅は建て増し風ですがしっかりと脱衣場は高天井でして天井には十字型の装飾がありその中央部分から柱が男女の境に下りてきているのが自宅を支えているのか。柱の付け根の周囲には花模様とカラフル、ロビー側壁面には廃業した西品川の記念湯にもあった宇宙の絵が。広い脱衣場の中央部分には畳の腰掛やベンチも、仕切り側がドレッサーになっていてトイレは外壁側のロビー寄り、タイル張りに洋式便器があり古いながらも暖房便座なのはこう寒いと有難い装備です。

 浴室へ入って先ず目に入るのはカマボコ型の天井をピンク・黄色・緑と言う3色の帯がストライプに塗られています、下足ロッカーの色もこれだったので何と言う徹底ぶり。昔目黒通り沿いにあった松の湯他、カマボコ天井を3色ストライプに塗る銭湯が多かったのですがもうあまり残っていないなと。島カラン1列でカランは7-8-8-7と外壁側手前に立ちシャワー2、ケロリン桶と腰掛を持って島カランに陣取る。カランは和栗のボタン式で井戸水の成分が固着していないメッキの綺麗なカランですと天井の縞模様が映り込んでキレイ。
全景
 全身を拭って先ずは浴槽へ、田の字配置になっていまして奥の仕切り側が寝風呂で外壁側が座風呂、手前の仕切り側が中央に気泡のある浅槽で外壁側が深槽。防寒対策をしていても手足の末端が冷えているので先ずは座風呂へ、手足がお湯に馴染んだら壁面のボタンを押すとジェットが噴射開始。しかしこの壁面に寝風呂と座風呂が並んでいるレイアウトはやはり記念湯と同じなので同じ業者が同じ頃に施工したのかもしれない、ボタン1回で数分間ジェットが続くので止まるまで頑張っていると汗だくになってしまいましたがその状態でスチームサウナへ。

 かなり広い3畳間ほどの正方形の室内二方向にL字型に座面、浴室側窓には5分の砂時計。スチームサウナでは防水的な意味で3分のアクリル製砂時計を見る事が多いのですが木枠の5分の砂時計は珍しい、浴槽で温まっておいたのですぐに汗だくになって出る。水風呂は無いので立ちシャワーへ、2つ並んだ内奥側は水のカラン水栓が外してあるので脱衣場側で水を浴びる。ちなみにシャワーカーテンがあるのは奥側だけなので前を他のお客が通らないか気を使ったり。先ほど砂時計を常連さんがひっくり返した直後に足元から蒸気が噴出したのでインターバルがわかるかな?しかし次にひっくり返してもまだ蒸気が出なかったので6~7分おきか、噴出時間が短い上に扉に向かって吹き出すのは熱効率的に勿体無い気がする。

 水シャワーを浴びてサウナ入り口前の深槽へ、どうやら手前なのにここが釜からの湯口らしく一番熱い。しばらく頑張ってから上がって体を洗う、シャンプー類の備え置きは無し。今度は仕切り側奥の寝風呂へ、浴槽のカーブが絶妙で体にフィットするのですがそうなるとボタンを押してもジェット式の気泡が体に塞がれて良く出ないと言う。壁画は奥の壁が長方形のタイルに丹頂鶴の画と仕切り側に額縁風の枠に絵入りタイルが入っていた様なのですが塗り潰されている、またもやボタン噴射の時間が長くて汗だくになって来たので途中で切り上げて立ちシャワーを浴びて上がる。

 デジタル体重計が嬉しいこの頃、私は背が高いので昔ながらのアナログ体重計は針を読む事が難しいです。19時前から20時前までの1時間滞在しましたが時刻的に老人の常連タイムから若い人の常連タイムに切り替わるタイミングだった様子、普段使いなら混んでる清水湯よりもこちらの方が良いものね。出てスーパーライフで買い物をして帰るとその清水湯の前を通るのですが駐車場も満車、建設中のタワーマンションが完成するとどうなるんでしょうね?入間湯を目指すお客も増えると良いのですが。
入り口付近

入間湯
http://www.1010.or.jp/map/item/item-cnt-522
https://1010meguro.tokyo/map/more/irimayu/
http://www.kt.rim.or.jp/~tsukasa/sento/Diary/tokyo/meguro/iruma.htm
http://furoyanoentotsu.com/irumayu_musashikoyama20150808.html 


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