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大六天湯 (足立区本木南町) [東京都足立区の銭湯]

 日曜日は大六天湯へ、一旦都心に出てから西日暮里に向かい舎人ライナー下を進むとすぐに扇大橋。足立区は遠い様で案外と近い、荒川を渡ってからすぐに右折して首都高中央環状線の下を尾竹橋通り方向に進んで本木南町バス停で左折すると大六天胡禄神社と言う小さいお社発見。小さくても境内の公園で子供は遊んでいるし本殿左隣の会館では地元の人が集まって何かしている、狛犬がアニメ彩色なのに本殿の彫刻が立派なのがなんとも。
大六天胡禄神社
 その向こうに煙突発見、大六天湯とは神社から取ったのか町名変更前の古い地域の地名なのかな。距離は近いけれども周辺は迷路のような幅員の狭い道でして停めてある車が良く通行出来るなと感心するレベル、目的地は3階建てビル銭湯で2階部分手前までは風呂屋なので奥と3階を賃貸にしているのだろうか?風呂屋の入り口が左手で右手には上階に上がる階段と住民用の駐輪場があります。
煙突


 とにかく幅員が狭いので向かいの家の敷地内に原付を停めて入場、正面に傘ロッカーがあり右手の下足入れに雪駄をしまい開けっ放しの引き戸を抜けて男湯へ。番台のご主人に回数券を渡して入場、17時ほぼジャストで男湯の客1号。木造銭湯レイアウトをビル化でそのまま大きくした初期のビル銭湯ですね。
玄関
 白を基調とした明るい内装でロッカーは中央の島と公道側、外壁側は通気用の掃き出し窓とスチームサウナ。トイレは外壁側の公道寄り角で段のある和式便器が斜め対角線上に配置してあり階段裏なのか壁面が近くてコレ昔の小柄な人でもちゃんと用足し出来たのだろうか?と座りションしながら思うレベル、便器は汚れるに任せたのを最近頑張って汚れを落としている風に白い、床タイルは玉石が埋めてあるタイプ。

 洗い場へ、島カラン1列でカランは5-5-5-5、仕切り側手前に立ちシャワー1。ケロリン桶と腰掛を持って島カランに陣取る、カランは日の丸扇刻印のボタン式でカランのシャワーは実は全て出ませんね、立ちシャワーの水だけが出る状態。全身をざっと拭ってから浴槽へ、外壁側からぬる湯のくすり湯・浅槽のバイブラ浴槽と2人用深槽の3つで先ずはバイブラに入り次に座風呂で温まる。

 それからスチームサウナへ、無料なので期待出来ないだろうな?と思い浴槽で予熱したのですが温度高めの良いスチームサウナでした。機械上部の朝顔シャワーが目詰まりしているから時々水量が増えるとお湯が周りに飛び散ります、内部が良く見えるのでシャワーで底にある加熱した板状の石の山にお湯をかけて蒸気を発生するのがバイタル熱気浴なんだなと言うのが良くわかる。水風呂は有りませんが立ちシャワーの水をしばらく出し続けていると冷たくなるので冷却して3往復して堪能しました。

 再度座風呂に入ってから上がって体を洗う、シャンプー類の備え置きはあり。カランのシャワーが全く出ないので桶の湯を浴びて石鹸を流すけど常連さん達もそれで困っている風でもない。バイブラ浴槽へ移動、壁画は石橋に赤い瓦屋根の洋館とアルプス?のモザイク画。壁面のタイルは新しいのですがその上の小さい長方形タイルや排水溝の白いタイルは年代物、高天井はスクエアなのですが気持ち両端が湾曲しているからかあまり水滴が落ちてきませんね。

 湯上りに水を浴びるわけにもいかないのでそのまま上がる、若干カルキ臭いお湯なのでシャワーを浴びたかったけれども。初夏の番台式銭湯らしく開け放してあるのが良いですね、実は行きに少し迷いましたが帰りは胡禄神社脇を進んで高速下の道に出てすぐに扇大橋へ。足立区も23区の外れのようでいて都心からアクセス良いなと。
全景

大六天湯
http://www.1010.or.jp/map/item/item-cnt-221
http://www.adachi1010.tokyo/member/dairokuten/


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