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石神井公園ふるさと文化館 (練馬区石神井町) [郷土博物館]

 さて日曜日はのんびりと過ごす予定が浅草三社祭の写真を撮りに行かないの?と言うメッセージを貰ったりしてそれじゃ行かないワケにもいかないか。でもどうせなら宮入を狙いたいので18時頃着く様に行こう、すると午後に若干余裕が有るので昨年のお盆休みに行ったら休館日だった練馬区の郷土博物館に行こう。

 環八外回りを井荻トンネルに入らず側道から新青梅街道へ、消防署前の交差点で右折して道なりに進むと目的地です。プールとの共用駐車場に原付を停めて入場、エン座と言ううどん屋が施設内に有るのでお昼をいただこうかな?と思ったら何と麺が売切れだとかで残念。仕方ないので2階へ上がる、左手で「むかしのがっこう」と言う企画展をやっており常設は右手で双方共入館は無料です。郷土博物館と言えば16時や17時閉館が当たり前なのに何とこちらは18時まで公開しているのはとてもえらい。
正面
 先ずは右手の常設へ、左手に古墳時代の土器が展示してありまあお約束か。しかし右手に目を向けると関東ローム層の断面模型上部に何故か大根が一本植わっている、何かと思えばそこからはもう練馬大根にテーマを絞った展示でビックリした。江戸川区の郷土資料室みたいに一次産業中心だった地域とか、中央区のタイムドーム明石の様に江戸時代まで海の底だった地域が古代や中世の展示をしないのはわかりますが思い切り過ぎ。


 しかし練馬区では「練馬大根引っこ抜き競技大会」を開催してみたりと練馬大根のブランド化を図っている様なので良いのかな?練馬区ホームページでも大根に関するページはやたらあるし。漬物樽に大根を井桁に漬けこむのかそれとも別か?と言うのも樽を覗き込む形で解説していますが中野区歴史民俗資料館に実物の巨大な樽が屋外展示されているので興味を持った向きは是非、中野区や練馬区で沢庵漬けを大量生産して江戸で売っていたのが良くわかります。
大根
 その先には農機具の展示でしてコレは江戸市中の外側だった都内ではお馴染みね、東京近郊の私鉄路線図があり練馬区は西武鉄道と武蔵野鉄道くらいしか通っておらず却って私の地元の私鉄沿線が見て面白かったわ。石油ショック頃の復元家屋の前には年配のボランティアスタッフが子供相手にけん玉をしていたりする。

 その向こうにはアニメとマンガの練馬区と言う事で古今のアニメ作品やマンガが展示、セルアニメの撮影台が大きくてコレで撮影し続けるのも大変だなと感心して常設は終わり。むかしのがっこう展は良くある戦前戦後の教科書の展示だけではなく練馬区内にかつてあった、又は現在まで存続している学校の紹介が興味深いです。
アニメ撮影台
 1階に下りて外に出ると旧内田家住宅と言う古民家が、杉並区では防火上の理由で茅葺が金属屋根になっていましたがコチラは綺麗な茅葺、板橋区立郷土資料館の古民家も茅葺のままだったのでそんなに神経質にならなくても良いじゃないの?中々部屋数の多い立派な家屋でした。とにかく無料なのと18時まで公開しているのでお薦めです、大根に絞り切った展示もユニークで楽しいし。
古民家

石神井公園ふるさと文化館
http://www.city.nerima.tokyo.jp/shisetsu/bunka/kominkan/hurubun.html
https://www.neribun.or.jp/furusato.html


タグ:石神井公園
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