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たつの湯 (練馬区石神井台) [東京都練馬区の銭湯]

 土曜日、諸事片付けてから銭湯へ行こう。しかし11月末ですので日の入りが一番早い頃で17時前でも暗くなるのよね。でも近場の風呂屋も閉店に次ぐ閉店であまり残っておらず何処行こうか?環八が流れてくれれば2018年正月に行った練馬区石神井台のたつの湯に夕暮れ前にたどり着く事が出来そうなので出発。環八を北上して目白通りで左折してすぐ富士街道へ。石神井公園駅を過ぎてかなり進んでから飯田橋石神井新座線と言う立派な名前が付いている割にはただの生活道路沿いに進めば正面に着くのですが一方通行路なので迂回するしかない。

 少し進んで右折してそのまま進むと煙突がそびえ立っているのでそちらをランドマークに進む。銭湯の煙突ごときでは夜間に赤いライトが点滅もしないので、煙突を目指して進むと言うのは明るい時間でなければ出来ない芸当です。住宅地を進むと広大な敷地の中央奥に建つたつの湯へ到着。敷地の前半分は駐車場で左手手前に離れと言うか別棟のコインランドリー、敷地の左手奥には燃料用のカットされた廃材がきれいに積み上げてあります。
煙突

 銭湯躯体の周囲にまた塀があるのが城郭の外堀と内堀みたい、その内側の塀左前に駐輪場があるので原付を停める。教科書的な宮造り銭湯でして巨大な唐破風の後ろに千鳥破風、実は鉄骨だと言う話。入り口正面にはほぼ等身大のスペイン土産みたいな人形と造花の花、壁面には「練馬区地域景観資源」登録証が貼ってあります。


入口の人形
 下足入れに雪駄を仕舞い左手の男湯へ、引き戸を開けて番台のご主人に回数券を渡す。鉄骨造なのかなと言うだけにカッチリした天井の高い脱衣場はでも格天井ではありません。島ロッカー2つと外壁側にロッカーがあるので外壁側を使う。トイレは濡れ縁側かな?と思いきや濡れ縁の先にはアルミのデッキチェアが並んだととのいスペースの前庭のみ。トイレは外壁側の浴室との境付近で扉を開けると正面に小便器があり左手の引き戸奥に洋式の個室。
大きな唐破風
 浴室へ、広いですがシンプル。島カラン1列でカランは6-5-5-6、島カランにはシャワーが無く立ちシャワーもありません。ケロリン桶と何種類かある腰掛の内一番背の低い物を選んで外壁側カランに陣取る、カランは和栗のボタン式ね。ぬるめなカランの湯で全身をざっと流して浴槽へ、浴槽も1槽でシンプル。大体浴室の幅いっぱいに浅槽があります、浴槽底手前側に段があるのでそこに腰掛けてから体を沈める。やや外壁寄りに4点ジェットが2つあるだけの本当にシンプルな浴槽です、本日はくすり湯でこの香りはじっこうかな?

 温まったので上がって体を洗う、桶に溜めておいた湯がすっかり冷たくなっているのでやはりカランの湯は温度低め。外壁側だけかと思い島カランや仕切り側のカランの湯加減も試してみましたが同じく温度が低いですね。シャンプー類の備え置きは無いので持参した物を利用。壁画類は奥の壁面に男湯側は見事な赤富士が描いてあり2021.10.04ナカジマの署名あり。仕切り側には錦帯橋のタイル画。

 浴槽に浸かってから立ちシャワーが無いのでカランのシャワーを浴びて上がる。脱衣場は番台のご主人専用のテレビから漏れ聞こえる大相撲の音声だけが唯一のBGM。しかし女湯側常連さんの会話にご主人が積極的に参加していたりもする。17時より30分ほど滞在して相客は常時5名前後でしたが子連れが多いです。帰りはやはり生活道路にしか見えない飯田橋石神井新座線で富士街道に出て環八へ、時間が早いので大渋滞した環八を一生懸命抜けて帰宅しました。
正面

たつの湯
https://www.1010.or.jp/map/item/item-cnt-641
https://1010nerima.com/tatsunoyu


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