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鶴の湯 (台東区浅草橋) [東京都台東区の銭湯]

 日曜日、朝から奥多摩に遊びに行って昼過ぎには帰宅。諸々型付けなどをしていると16時になってしまいました。今から遠方の風呂屋に行くと日が暮れるなと思いましたが我がF値1.4のコンデジなら何とかなるでしょうと言う事で7年ぶりに浅草橋の鶴の湯を目指す。昭和通りから蔵前橋通りに入りビル銭湯の帝国湯前を通過して次の右折レーンで曲がり路地に入ると正面。17時になってしまったのでかなり暗いです。

 小さな宮造り銭湯ですが彩色した鶴の彫り物が入った懸魚のある唐破風とその上に鶴の鏝絵がある千鳥破風に、梅か松かの切り欠きがある塀と言う見た目が楽しい風呂屋です。右手に人が1名やっと通る事が出来る幅員の路地がありそちらへ入ってみるとカットしたコンクリート製煙突からステンレス製の煙突が生えている。暖簾をくぐるとフロント改造銭湯なので向かって右手の下足入れだけ使うようになっていますが左手も撤去はしていないので傘立ての後ろにそのまま残っています。
懸魚
 雪駄を仕舞い引き戸を開けて入店、番台時代の脱衣場を3等分して中央をロビーにしている。入ってすぐのフロントに回数券を渡して右手の男湯へ、外観が伝統銭湯らしいのですが天井は格天井ではないね。小さな前庭に大きな石灯籠が鎮座。フロント改造でかなりスペースを取られてロッカーは外壁側のみ、トイレは外壁側にあり細長くも広い個室に段のある水色の和式便器が鎮座しています。


鏝絵
 浴室へ、島カラン1列でカランは仕切り側から6-4-4-4、外壁側の奥になる浴槽脇に立ちシャワーが3つ並ぶ珍しいレイアウト。緑色のケロリン桶型の桶と腰掛を持って島カランに陣取る、カランは日の丸扇刻印のボタン式ね。全身をしっかりと拭ってから浴槽へ、仕切り側が深槽で外壁側に浅槽の2つ。17時過ぎは賑わっていたのでまだ空いている浅槽へ、縁寄りから気泡がでています。
煙突
 お湯はかなり熱い、ご近所の帝国湯が昔は入る事が出来ないレベルで熱かったのでそれを思えばまだ普通ですけど。汗が出るまで浸かってから上がって体を洗う、シャンプー類の備え置きはあり。体を洗った後は深槽へ、しっかりと熱い。壁画は端にヤシの木のシルエットがある南国の朝焼け?を表現したタイル画。それよりもこちら緑色がコンセプトカラーらしく、緑色の桶以外にも立ちシャワーの壁面が半円筒形の若竹色タイルで仕切り側にも白地に緑色の模様が入ったタイル。17時過ぎから40分滞在して相客は10名前後から数名、子連れや常連客が多いです。

 変わった位置の立ちシャワーを浴びて上がる。ロビーに出てスタンプラリーのスタンプを貰おうとしたらフロントが混雑しているので奥で待つよ。脱衣場に大相撲のカレンダーが貼ってある割にテレビが民放でけしからん!と言うのはこの後のサッカー中継番組をもう見ているのか。テレビ台の下に浴場組合の会報1010バックナンバーが並んでいるのを眺めていたら何と2002年版銭湯マップがあった!この頃は中綴じだったのか。何冊かあるのでフロントに「売り物ですか?」と尋ねたらウチの宝で非売品ですと言われました。それはそうだよね、近い内に再訪して写真を撮らせてもらおう。
全景

鶴の湯
https://www.1010.or.jp/map/item/item-cnt-70


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