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吉の湯 (葛飾区堀切) [東京都葛飾区の銭湯]

 日曜日、午前中は時々雨もパラつく天気で会合その他が続いて飲み疲れの状態でヨレヨレと土曜日の入浴記事をまとめていたら14時になってしまった。その分雨は止んだので原付を引っ張り出して先ずは昨日行けなかった森ケ崎鉱泉の碑を見に行ったら何と日曜日は中に入る事が出来ない、バス停の正面と言うアクセスの良い場所なので公開すれば良いのに。諦めて風呂に行こう、出がけにみたレーダーでは多摩方面には雨雲が掛かっているので葛飾区を目指す。環七から357号線に入り今月3日に開通した東京港トンネル東行きをぬけて三つ目通りに入る。
川の手通り側看板
 亀有香取神社に参拝してから平和橋通りを北上して堀切菖蒲園駅近くで川の手通りを右折して綾瀬方向へ進むとすぐに右手に煙突が見える。煙突の先の右折レーンで曲がると進入禁止で大回りする羽目になったのでコインランドリーの看板が出た路地に突入すれば良かった、川の手通りの一本裏に暗渠をそのまま公園にした風の歩道がありそれに面しています。宮造りでは無いもののむくり破風の入り口で、これでむくり破風なのね、無学な私は千鳥破風だと思ったよ。外壁はトタンが貼ってあり奥の釜場部分はがっしりとしたレンガ壁、しかし裏手の自宅部分はサイディング工事したのか?キレイにリフォームがしてあります、コンクリート煙突は健在で自宅脇に立っているのは釜場と地中配管なのか。

 改めて正面へ、男湯は右手で道路沿いは女湯なのか。下足入れに雪駄をしまい引き戸を開けて脱衣場へ、番台の若女将に回数券を渡す。番台は男女仕切りの木戸脇に梯子状の段が付いていてこれに足をかけて登るのか。高天井はクロス貼りで仕切りの一番奥にテレビ、島ロッカーと道路側にロッカーがあるので道路側に荷物を入れる。壁面には印象派の名画を自己流にアレンジして模写した絵画が幾つもかかっている、外壁側は木の引き戸があり出て足を踏み出したその部分の濡れ縁が抜けかかっていてビックリした。


煙突
 濡れ縁には椅子が並べてありその先には池がありちゃんと水も張ってある、見下ろす感じは廃業した文京区の月の湯に似ているかも。元はそのまま躯体に沿って濡れ縁が巡っていたのでしょうが、男湯側はコインランドリーがあるのでその裏手を抜ける真っ暗な迷路の様になっている。迷路の突き当りがトイレで木戸を開けて右手のスイッチを入れて中に入ると床に埋め込んだ古い和式便器、引き戸のガラスはピカピカに磨いてあったけれども便器は年式相応な汚れで床板が二重なのは昨年抜けて補修した跡らしい。
正面
 浴室へ、島カラン1列でカランは6-5-5-6の立ちシャワー無し、外壁側カランの一番脱衣場側がハンドシャワーになっているか、島カランにはシャワーが無く仕切り側カラン正面には個々に30センチ四方の正方形の鏡が斜めに置いてある。ケロリン桶と腰掛を持ってその仕切り側カランに陣取る、カランは日の丸扇刻印のボタン式ね。仕切りの壁面は鈴栄堂マーク入り九谷焼タイルで男湯側は厳島神社、中央に鳥居があり左手の神社周辺には鹿がちゃんといたりと細かいね。その九谷焼タイルに水道管をボルト止めしてシャワーヘッドを直付けしてあるので水圧は高いです。

 全身を流してから浴槽へ、仕切り側が気泡の深槽で外壁側が2点ジェットの浅槽。深い方へ足を突っ込むと熱いわ、45度位でしばらく固まってから肩までそろそろと浸かる。相客は1名でその方が浅い方に入っているから移動し辛いし耐えるしかない。ペンキ絵は達筆過ぎてしばらく判読に苦労しましたが「富士川 早川」であると判明、けっこうな渓谷の富士川なので中上流位?全身が煮えたので上がって体を洗う、シャンプー類の備え置きは無し。床タイルは恐らく竣工当時の1センチ×3センチの黄緑色の物でこれ今だと無理じゃないかな?カランの島部分は最近の補修でメタリックなシルバーの10センチ四方位のタイルが貼ってあり歴代のタイルを見るだけで楽しいわ。

 体を洗い終えて今度は浅槽へ、先ほど相客がかなりうめていたのですがこちらも44度は余裕であるな。汗が出るまで浸かってから外壁側脱衣場寄りカランのハンドシャワーを使って全身を流してから上がる、出る前に番台にスマホ版スタンプをお願いしたら快く協力してくれて、一部ネット情報の非協力的と言う事は無かったな。外に出ると右手に「焼飯・焼きそば」と書かれた赤ちょうちんが下がっていて、入る時には出ていなかったなと。川の手通り側に入り口のある丸和と言う飲み屋のもので風呂屋の前に出すのは湯上りに一杯客を狙っているのだろうね。
向かいの赤ちょうちん

吉の湯
http://www.1010.or.jp/map/item/item-cnt-268
https://katsushika1010.com/sento/%E5%90%89%E3%81%AE%E6%B9%AF/
http://www5e.biglobe.ne.jp/~wadyfarm/katsushika5new.html
http://furoyanoentotsu.com/yoshinoyu_horikiri20100227.html 


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