連休2日目、天気が良ければバイクで遠乗りにと思っていましたが路面は濡れているし東京周辺は弱い雨が降っていたので断念。コイン洗車場に行ってからちょっと出かけて帰りに風呂屋に行こう、道中何処に行くか考えていましたが4年前の夕暮れ時に訪問して正面に到着したら陽が完全に沈んでしまった仲宿の梅の湯にしよう。環八から中山道に入り旧中山道を越えて子供動物園へ、中山道に並行する細い商店街に梅の湯の行灯発見。
そうそう、4年前もこの商店街を通った。飲み屋と店内飲食出来る餃子屋の奥に唐破風と千鳥破風のある宮造りの大型銭湯。路地奥に原付を停めて裏手へ、前回は迷いに迷って裏手から来たのだよな。商店街から裏手にはちょっと歩きますが駐車場があるので見通しが効いて油井型の煙突から自宅部分と男湯側の浴室まで良く見えます。ぐるりと一周して改めて正面へ、千鳥破風には懸魚があるんだけど彫刻品と言うより何とも平板で逆に珍しい。
番台裏手には波頭をエンボス加工で表現した海にカモメが舞うタイル画があるのですが定番の鈴栄堂九谷焼タイルではないし、何だかド定番の様で微妙に外して来るのがちょっと面白い。左手の下足入れに雪駄を入れて引き戸を抜けて入場、番台のご主人に回数券を渡す。高天井は折り上げ格天井でして締め切って冷房を入れていますがルーフファンも廻っている、島ロッカー上に40インチ位のテレビがあり丁度相撲の大関戦だったので2番見る。
外壁側ロッカーに荷物を入れましたが常連さんには脱衣籠を使う人もいるね、トイレは前庭側かと思いきや浴室との境部分扉の先でした。入り口にトイレサインが欲しい。出ると自宅部分へ続く浴室沿いの通路にエアコンの室外機があり熱い、トイレは洋式便器で扉に鍵がかからないので要注意。前庭側濡れ縁前にはソファやベンチが置かれているので外に出られないのか?前庭の池に錦鯉が泳いでいるのがガラス越しに何となく見えます。
浴室へ、島カラン1列でカランは外壁側から7-6-6-6、仕切り側手前に立ちシャワー2。腰掛とスーパー銭湯タイプの桶を持って仕切り側に陣取る、カランの銘柄確認は忘れました。全身をしっかりと拭ってから浴槽へ、仕切り側が座風呂に改造された深槽で外壁側が中央にミクロバイブラのある広い浅槽。外壁寄りにガリウム石みたいな注ぎ口があるのでそちらに顎まで浸かりつつ天井を見上げると通常は水色の2トーンで塗ってある高天井がピンクのツートンなのねココ。
上がって体を洗う、シャンプー類の備え置きはあり。18時台に滞在しましたが相客は常連さんが5名位でマスクをしたまま入って来た若い子には笑った、途中で気付いて脱衣場に戻っていたけど。今度は座風呂でブクブク、壁面もピンクで壁画は無く仕切りも白いタイルなので殺風景。浴槽上のタイルには自動車のワンポイント画が入ってはいたけど。
立ちシャワーを浴びて上がる、服を着ていたら番台のご主人はエアコンのルーバー角度を調整しつつ退場して代わりに年配の先代ご主人が番台に上がりましたがQRコードのスタンプもしっかり対応してくれました。外に出ると小雨ながらしっかりと降っていてビビる、練馬は雨だろうなと思い往路の環八ではなく環七で南下すると大田区辺りで雨が止んでくれましたがこれ位の天気ならば大型バイクで出掛ければ良かったなと。
梅の湯
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