土曜日、月末進行と言うか繁忙期で風呂屋に遠征している場合じゃない。なので近所の久が原湯へ、もう仕事中に外で吹く風の音が冷たそうでしたので18時過ぎに切り上げて向かう。隣の昔はダイシン百貨店だった東急ストア搬入口正面のビル銭湯で隣は居酒屋、奥にはビルのマンション入り口など、ビル銭湯としても年代物なのでちゃんと煙突が有ります。ビームスと牛乳石鹼のコラボ暖簾の先に券売機、ドライサウナは200円追加ですがこちら無料のスチームサウナあるし早く帰りたいのでパス。
広いロビーに入り奥のフロントに回数券を渡す、男女入れ替え制でして本日は左手が男湯、改装前は女湯だった側ね。ビル銭湯ならではの天井の低い脱衣場、水回りが少し前のオシャレなのがデザイナーズ銭湯のはしりだった事を思い出させます。トイレは玄関の裏手辺りにあり以前より洋式便器ながら節水タイプに交換したのは最近かな。
洗い場へ、そうそう左手の旧女湯はレイアウトがガチャガチャしているんだった。島カラン1.5列でカランは仕切り側から5-4-4、奥の炭酸泉裏手に2と外壁側に4、タイルの色も右手はベージュ基調なのに左手は藍色で少し暗い感じに。カラン前にケロリン桶と腰掛が放置してあるのはスーパー銭湯しか知らないお客が増えているから仕方ない、島カランに陣取って体をざっと洗う、カランは和栗のボタン式です。デザイナーズ銭湯のはしりですがカランは旧来のまま、最近ならTOTOにしてよりスーパー銭湯感を高めるのにな、こんな部分にもトレンドの変遷を感じられますね。
最初は奥の白湯浴槽へ、防寒シューズ履いて足カバーしても足指が霜焼けになっているのでお湯が熱く感じる。奥のジェットはボタン式ですがすぐに終わるので何度も押すのが煩わしい、1押しで数分ジェットが出続けるのも面倒ですが加減が難しいね。隣の高濃度人工炭酸泉は今日の女湯と比べて浴槽が小さい方、先客が足を広げて独占している所へ無理やり入り込む、炭酸泉にしてはお湯が熱いかなとか思っていたら底の方から水が出て来てビックリした。
水に驚いて出る、ドライサウナとスチームサウナの間に黒湯の高温浴槽があるので入ろうとしたら霜焼けにお湯が沁みて辛いので奥の低温浴槽の黒湯へ移動。こちらは何故か別室になっており露天と言うか外気浴でも無い、しばらくノビてから高温浴槽に再チャレンジ。改装前はとんでもなく高温の黒湯浴槽があって無理やり入ったら目の前がブラックアウトして倒れそうになった事が一度ありましたがそこまで熱くもない、汗が出るまで温まってから入り口左手の水風呂へ、改装した当初は黒湯の源泉でしたが今は普通の井戸水だか水道水に変わったのは黒湯の吐出が減ったのだろうか?
とか黒湯の高温浴槽と水風呂を2往復、時間にゆとりがあればサウナに入りたいのですが、無料のスチームサウナは数人が並んで腰かける事の出来る石のベンチがあり中々良いです。ドライサウナはサウナマットを貸してくれるのをタオルと勘違いしてロッカーに温存して失敗した事があった様な?上下2段式ですが改装前は無料だったのとスチームサウナに無料で入る事が出来るので改装後は一度入ったきりかもしれない。
上がって体を洗う、シャンプー類の備え置きはあり。ハンドシャワーのカランは振り回して周りにお湯かける人がいるのが嫌だなと思っていたら後ろの子供がそれだった、子供に文句を言っても仕方ないし裸なのでダメージは無いか。再び高温浴槽へ入りますがこれだと湯上り汗だくになってしまうので白湯のジェットへ移動、炭酸泉と白湯の浴槽からだと天井近くの大型テレビを見ながら入浴出来るし、男女境に何か大書きしてるのは何かと思えば24時閉店だった。壁画は奥にモザイクタイルで富士山、これは以前から変更無し。
立ちシャワーを浴びて上がる、サウナには入りませんでしたが水風呂往復したり体が温まるまで粘ったので45分ほど滞在。気温は低いし風は強いしなのですが湯冷めする前に買い物して帰宅する事が出来たのも近場の風呂屋の良い所。
久が原湯
http://www.1010.or.jp/map/item/item-cnt-469
http://ota1010.com/explore/%E4%B9%85%E3%81%8C%E5%8E%9F%E6%B9%AF/
http://www.kt.rim.or.jp/~tsukasa/sento/Diary/tokyo/ohta/kugaha.htm